前回のブログでは

説明の必要性について

お伝えしました。

 


『本人に説明と選択肢を』介護保険サービスを利用してもらうときまたは利用せざる得なくなったときあなたは本人にその理由を説明していますか? 利用するのは本人なので説明する義務があるとい…リンクameblo.jp

 

 

今日は私のおばあちゃんを例にあげて

実際に説明の大切さを実感した

出来事をシェアしたいと思いますニコニコ

 

 

何度かお伝えしていますが

私のおばあちゃんは腰椎圧迫骨折により

入院し、退院となったものの

身体状況は変わり、介護保険サービスが

必要な状態となりました。

 

 

入院前の状態といえば

・畳に布団を敷いて寝ていた。

・杖やシルバーカーで近所を散歩。

・室内は一人でスタスタ歩いて移動。

・天気が良ければ庭の草取り。

 

 

このように自由に自立した生活を

送っていました。

何なら自分の洋服は自分で

洗濯していたくらいです。

 

 

が、退院後は…

・ベッドが必須な状態。

 (布団からの立ち上がりはできない)

・室内も歩行器が必要。

・年齢もあり、今後もリハビリの継続が必要。

 (転倒の危険性大注意

 

 

ここで家族とケアマネさんでは

ある程度の介護サービス内容を検討。

そして本人にサービス内容を伝えることに。

 

 

そのお役目は…

孫である私ニヤリ

 

 

両親は本人の性格と

以前から介護保険サービス全般を

全拒否していたことを知っているので

サービスを使うなんて言えないようでタラー

 

 

ケアマネさんは私の知り合いだったので

先に私から本人に話をすることを伝えました。





まず、自宅に帰るには

ベッドが必須であることを伝えると…

 

 

「私はベッドなんてなくて大丈夫だよ!」

「今まで布団で寝てきたんだから。

 ベッドでなんて寝たことないし」

 

 

はい拒否〜笑い泣き

(お年寄りあるあるですね…笑)

 

でしょうね笑い泣きと想定内。

というか、入院中ベッド使ってるけどね!!

と思いながらも、ここは冷静に…

 

 

なぜ必要かを説明

 

・立ち上がる時は端座位

 にならないと立てない。

・柵に捕まらないと

 寝返りがしづらい。

・電動で背上げ機能を使わないと

 痛みがある。

 

これはリハビリの先生からも

説明されていた様子。

 

 

ここでおばあちゃんに選択肢を。

 

 

ベッドが必要な理由を伝え、

それでもベッドを使わないのであれば

自宅での生活は難しいと…。

 

 

ちょっと酷な選択肢かもしれませんが

実際、転倒を繰り返すリスクもあり

また、介護する家族のことを考えると

おばあちゃん本人にも

現状を理解してもらう必要があります。

 

 

おばあちゃんの返答は

『ベッド使う!』

でした。笑

それも即答笑い泣き

 

 

おばあちゃんにとって、

自宅に帰ることが何よりも

優先されるべきこと

 なので、ベッドを拒否する

理由は無くなったようです 笑

 

 

最初は「絶対に利用しない」

と断固拒否していたおばあちゃんですが笑

 

 

自らの選択により

納得して介護サービスを

利用することになりました。





息子である私の父や

嫁である母ではなく

孫という立場を利用して

私が説明したことも

少しは役に立てたようですが 笑

 

 

説明するときは

本人との関係性も考慮し

スムーズに聞き入れてくれる人に

説明してもらうことも

必要かもしれませんねウインク

 

 

ケアマネさんの専門的立場で

説明してもらうこともアリだと思います。

 

 

誰のどの立場であっても

大切なことは

本人に説明することで

納得して、本人自ら

選択することができる

ようにすることです。

 

 

 

ではまた♪