うっとおしいかイライラするかはっきりわかんない
正体不明の感情が拡散してる。
まるで全てを闇に飲み込むような勢いで。
親戚との会食があった。
少し前に結婚相手を紹介されたけど
結婚など今は興味ないの。
ただし親戚は諦めが悪い。
相手を傷付いちゃだめだよって言われても
一回しか会ったことないし、しかも葬式やったから
じっくりお話したわけでもないし…
心の底から声が聞こえた。
「ねえ、お前らなんで
私が夏にでも長袖着込んでる原因など
わかんねぇーやろ」
「単なる冷え性なわけねーやろ?
なぜなら室外にも着てるよ?
むしろ室外のほうが着ないといけないよ?」
「分からないくせに
変な干渉はしないでほしい」
誰かと付き合っていく、誰かを頼っていく自信がないんだよ?
慢性的な自殺行為を繰り返したうちに、死にきれず
むしろ自分の未来も希望も殺したようだった。
実の母親だって、傷跡を見た後は
「こいつはキチガイだ」って言うてるような目で私を見るんだよ?
それでも「人を信じよう、頼ってみよう」と言える?
それが如何に残酷なのか、わかる?
時には自分さえ信じられないのに
どうすれば人を信じて、自分のことを頼っていくんだ?
並大抵の人は、そこに刻まれた傷跡を見ただけでぞっとする。
それぐらいの認識はちゃんとあるから
無理して私を赤裸々にしないてほしい。
心壊れて、支えを見つけて、立ち直ってから
もうすぐ10年。
遥か昔の記憶だから
無理に引っ張り出さないで欲しい。
ましてやああいう原因で壊れたなんで
赤の他人ならまだ言い出せるかもしれないけど
身内だと逆に言っちゃいけない。
全ての始まりといえば
身内による暴行だったから。
思い出したくないのに
まるで脳細胞一つ一つに浸透したようで
消去できない。
今じゃはっきり覚えてるわけがないけど
映像の欠片がチラッとその存在感を主張する。
全ての「はじまり」は
今じゃ20年も前のことだったのに。
なんで記憶が消えてくれない?
全て忘れてしまえば
「覚えていない」の一言で片付けられるのに。
胸が窒息しそう。