本当？

昨日、耳にした話です。

最近、広州市内で、ある男の子が野良犬にひっかかれて、狂犬病に感染し、亡くなったとのこと。

TVやネットのニュースで、けっこう大きく取り上げられていたそうで

「野良犬は、すべて捕らえて、即、殺すべきだ」

「政府が施設を作って、面倒をみたらどうか」

「犬をほしいと言う人に引き取ってもらうのがいい」

などと、議論になっているようなのです。

最初に聞いた時には、ちょっとやっかいな事になったかも・・・と思いました。

市内で狂犬病が発生したとなると、たとえば、すべての犬を散歩に出してはいけない、とか

そんな極端なことにならないとも限りませんし。

実際、取締りが厳しくなった上海では、散歩中にワクチンの証明書を携帯していないだけで

目の前で犬をトラックに積まれて、連れて行かれた・・・と、何かの記事で読んだことがあります。

しかも、その事故が起きたのが、私の住んでいる区だったと、ニュースを見た人は言っていたのですが

確かに、我が家の近くには、常に複数の野良犬がいるんですよね。

こちらも気をつけているし、彼らも一定の距離以内に近づかなければ知らん顔なので

あまりニアミスはないですけど、あの中の犬がもしや･･･と思えば、怖い話です。

でもね・・・

ちょっと考えたら、この話、眉唾じゃないかと・・・

と言うのも、その男の子は、犬に咬まれたわけではなく、ただ少しひっかっかれただけだと言うんです。

そもそも狂犬病のウイルスは、犬の唾液の中に多くいるもので

咬まれない限り、伝染ることはないはずですよね。

ありえない話だと思うんだけどな～。

きちんと、原因を科学的に検査したのかな・・・？

とにかく、今までどおり、注意するにこしたことはないですけど。

それに、これを機会に、みんなが野良犬を減らすにはどうしたらいいのか

考えるのは、けっこうなことかもしれません。

犬を捨てたり、無責任な飼い方をする人がいなくなれば、野良犬も減るんですから。

本当の話？

　　　　　　　　　　夜、寝室に引き上げる前に、わざとクネクネ・・・、すごい顔！