ユナイテッドシネマ札幌の10番スクリーンにて鑑賞。

観客は10人ほどでした。

 

最近、東京にある「メイキング・オブ・ハリーポッター」というテーマパークが開園1周年記念を迎えまして。

それに合わせて始まったのが本シリーズの再上映です。

北海道では1〜4作目までですが、場所によっては8作品全部が対象の映画館もあるそうです。

 

 

このシリーズは原作・映画共に擦り切れるほど観ております。

映画だと個人的には、5作目に当たる「不死鳥の騎士団」が一番好きなんですよね。

群を抜いて面白いという訳ではないのですが、映画館で観始めたのがここからなので、自分にとって一番特別な作品なのです。

「20年ぶりに映画館で ( ´ ▽ ` ) 」と思っていたのに、再上映対象外なのは残念。

 

また、今回吹替で上映してくれるというのがとてつもなく大きい

このシリーズは自分には吹替でインプットされているため、字幕だとめちゃくちゃ違和感があります。

多分今の20代とかは当時幼かっただろうから、みんな吹替派な気がする。

企画した人は分かってらっしゃる。

 


 

また、今回来たのはユナイテッドシネマ札幌の10番スクリーン。

 

 

ここは、ほんッッッとーに観にくい。

スクリーンと座席の高低差があって首が疲れることに加え、傾斜が緩く前後の座席間が狭いため、前の座席に人が来ると字幕部分が頭で見えないなんてことも。

 

さらにこの天井も特徴的。

 

 

後ろから2列目まで映写室の床が飛び出しています。

ちょうどそこ(後ろから2列目)に座りましたが、気になることはありませんでした。

一番後ろだとどのように見えるのか。

 

 

 ハリーポッターと秘密の部屋( Harry Potter And The Chamber of Secrets  )

 

公開日:2002年11月16日

上映時間:161分

ジャンル:子供向け/ファンタジー

 

「自分が何者かは能力で決まるのではない

 どんな選択をするかじゃ」

 

  あらすじ

 

ホグワーツ魔法魔術学校の2年生になったハリー。

新学期を迎えようとする彼の前に屋敷しもべ妖精ドビーが現れる。

「学校へ戻ってはいけない」と警告するドビーであったが、ハリーは学校へ。

ホグワーツ2年目では、学校の恐ろしい秘密が待ち受けていた…

 

 

  感想

 

これはやっぱり面白かった。

個人的には8作品の中で上位の方の面白さ。

 

上映時間が2時間半越えと長いので、ボリュームがあるんですよね。

登校するまでに色々あるし、蛇語の件や50年前の謎、マグル生まれ襲撃など盛りだくさん。

子供時代というのもあって、一番「冒険してる感」のある作品だと思います。
 

  映画館で観た「秘密の部屋」

 

2002年公開ということで、当時映画館に行くことはできず、今回初めて本作を劇場で鑑賞しました。

 

やはりセリフの明瞭さが一番印象的でしたね。

最初のハリーのセリフ「出してあげられないよ ヘドウィグ」からもう違う。

テレビで聞く音よりはっきり聞こえ、空気の音すら感じられます。

まぁ当たり前か。

 


 

音響としてはかなり遊び心あるもので。

最初の空飛ぶ車がハリーの部屋近くまで来るシーンでは、エンジン音の移動が分かりやすかった。

マンドレイクのシーンでは鉢から抜いた瞬間、あのキンキンする鳴き声がサラウンドスピーカーから一気に流れてとてもうるさい。

 

4K UHD版ではDTS-Xで収録されているみたいなので、どんな感じなのか気になります。

ただ、吹替は5.1chの収録だからなぁ…

 


 

また、サントラも割と良かった。

1〜3作目はジョン・ウィリアムズが担当していて、3作目「アズカバンの囚人」についてはちょっと曲調が変化するんですよね。

個人的には5作目「不死鳥の騎士団」のサントラが一番好きなのですが、今回1、2作目の曲の雰囲気を改めて「良いなぁ ( ̄ー ̄) 」と思いました。

 

特に、エンドクレジットで流れるものが良かった。

 

 

途中の盛り上がる場面は泣きそうになるくらい素晴らしかった。えーん

ヒジョーに懐かしいです。

 

なんというか全体的にファンタジー感が強い。(テキトー)

緩やかな曲調で、聞き馴染みのある曲です。

ジョン・ウィリアムズといえば、「E.T.」や「ホームアローン」、「インディ・ジョーンズ」など子供向けやアドベンチャー映画で名曲を生み出しているため、僕たちにとって映画音楽といえば彼の音楽なのかもしれない。(勝手に)


 

 

本作にも名セリフが色々あると思いますが、最後ハリーがジニーに対して言ったものは特にいい言葉だなと思いました。

リドルの日記を起点として多くの問題が起こり、その中心にいたジニーの心中はしんどかったと思います。

入学して初っ端から問題を起こしたわけですからね。

特にビルとパーシーを抜いた兄3人を見ていれば、「両親には心配をかけたくない ( `ー´)ノ」という想いは強かったはず。

 

そんな追い詰められた彼女を包みこむような非常に暖かいセリフだと思いました。

 

「安心してジニー、終わったんだ。

 あれは記憶だったんだ。」