ユナイテッドシネマ札幌の11番スクリーン

(IMAX)にて鑑賞。

観客は100人くらい。

人がかなり入ってました。

 

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プロジェクト・ヘイル・メアリー 札幌 IMAX 11番スクリーン座席表

 

ベストセラーSF小説の実写化。

 

地球滅亡の危機を救うため、

学校の科学の先生が宇宙へ向かう―。

 

という話です。

 

こういう宇宙モノの大作は最近珍しいですよね。

やっぱり広大な宇宙空間を冒険する作品には、なにかロマンを感じます。

 

そういえば似たような内容の映画に、

リドリースコット監督の『オデッセイ』(2015)がありました。

これも科学の知識を駆使してサバイバルするという内容。

 

オデッセイ映画のチケット

↑偶然にもちょうど10年前に観てる…

 

結構面白かったので、本作にも大きな期待があります。

 

世界が力を合わせて、人間のチエの力で、

無限に広がる最後のフロンティアへ…。

 

 

 プロジェクト・ヘイル・メアリー( Project Hail Mary )

プロジェクト・ヘイル・メアリー 映画ポスター

引用元:

https://www.facebook.com/ProjectHailMary/photos

公開日:2026年3月20日

上映時間:156分

ジャンル:SF/アドベンチャー

 

「 驚き 驚き 驚き」

 

  あらすじ

 

宇宙船の中でたった一人目を覚ました男。

混乱の中で思い出したのは、自らに科せられた重大なミッション。

それは死にかけの太陽を治し、氷河期化する地球を救うというものだった。

"未知との出会い"を経て、イチかバチかの任務が始まる―。

 

 

  感想

 

すごく残酷だけど、とても心温まる作品。

 

地球での物語と宇宙での物語には反面性があって、

「やっぱり、地球が1番!」という内容でない点が印象的でした。

 

評価:★★★☆☆

(3.5/5くらい)

 


 

映画館、特にIMAXで観て良かったです。

地球パートと宇宙パートで画面サイズに変化があって、

画面が一気に広がる宇宙空間の映像には没入感がありました。

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー IMAX 70MM 映像

引用元:

https://www.facebook.com/ProjectHailMary/photos

 

ただ、一番の迫力シーンであろう、

映像全体が鮮やかな赤い光で輝く場面は、

美しかったけど、さっぱり意味が分からなかったというね。

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー ポスター 宇宙飛行士

引用元:

https://www.facebook.com/ProjectHailMary/photos

 

そして作中にはクスッと笑えるような描写が多々あって、

劇場は和やかな雰囲気でいっぱいでした。

内容は深刻なストーリーだけど、映画自体は楽しく観られる作品です。

 

 

  謎の生命体ロッキー

 

なんといっても、

謎の生命体"ロッキー"というキャラクターが魅力的。

 

岩のようなコロコロした見た目が愛らしいし、

喋り方も子供っぽくてかわいい。

もはや第2の主人公といってもいいくらい存在感が抜群でした。

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー ロッキー plush

引用元:

https://www.facebook.com/ProjectHailMary/photos

 

彼もまた、故郷を救うため宇宙探査に出ていたということで。

グレースのように科学の専門というわけではないようですが、

モノづくりの面ではまさにエキスパート。

立派な宇宙船を動かしていたのでした。

 

故郷を救うため危険なミッションに挑む、

グレースとロッキー。

これは二人のヒーローの物語だったというわけですな。

 

ここら辺の友情が大きな見どころでした。

 

 

  散々な地球パート

 

太陽が謎の病によって死にかけ、

それによって地球に氷河期が訪れ、

作物は育たなくなり、世界中で飢餓が発生する。

 

設定だけみれば、

そんな最悪を回避するため、

「全人類が力を合わせて地球を救うッ」的な話だと思えます。

 

たしかにそもそもの目的はソコなんですけど、

劇中では地球での出来事がフラッシュバック方式となっていて、

「なぜグレースが宇宙に来ることになったのか」という点について最後まで明らかにされないんですよね。

 

その明かされるタイミングというのも本当にエンディング間近。

その上、あまりにひどすぎる経緯というのもありまして、

とてつもなく歯切れの悪い地球でのお話だったわけです。地球

 

だからこそ宇宙での物語との対比が際立っていました。

最初は遠く感じたロッキーという生物も、

なんだか地球の人間よりも親近感が湧いていくのです。

 

この変化というのがとても印象的でした。

 

 

  地元に帰りたくねぇ…

 

"ヘイル・メアリー計画"

の中心人物であるエヴァ

 

最初はトゲがある人物だったけれど、

次第に主人公とも打ち解け合っていきました。

「これはもしかして…」と思わせてからの最後の切り札ですよ。

 

結局駒としてしか見ていなかったのか。

それとも私情より地球を救うことを優先したのか。

ここは明確な描写がなかったと思いますが、

とにかく「切り捨てる」ということ自体には慣れていそうな人物。

 

この役を演じたのはザンドラ・ヒュラー

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー女優ザンドラ・ヒュラー

引用元:

https://www.facebook.com/ProjectHailMary/photos

 

『落下の解剖学』(2023)や

『関心領域』(2023)など、

ここ数年のハリウッドでの活躍が目覚ましい女優です。

今年も、

今作に加えて『DIGGER/ディガー』(2026)に出演しているそうですから、まさにひっぱりだこという感じですね。

 

結構どぎついキャラクター。

でも、個人的にはお気に入りでした。

 

 

  予想を裏切るエンディング

 

一方で、最後の方は少し飽きていたというのが正直なところ。

 

上映時間が2時間半というのもありますが、

特に後半の二転三転模様にはゲンナリ。

「え、まだ続くの? (゜_゜)」と思ってしまいました。

 

というのは、上記にもある通り、

「太陽を蝕む原因を突き止め、その解決策を地球へ持ち帰る」

という結末で終わると最初は思っていたからです。

最終的にはその通りになっているんだけれども…。

 

タウ星での採取シーンではかなり盛り上がっていただけに、

そこが一区切りと感じてしまいました。

 

しかし、映画はまだ終わりません。

まさかの蘇生の展開があったり、

友を救うための引き返しがあったり、

地球での衝撃の事実が明かされたりと、

エンディングまで色々とコトは起こります。

 

結局のところ、私が終わると思っていた時点は2時間ちょっとで、

本編はまだ30~40分くらい残っていたというわけです。

 


 

まぁ、自分の勝手な予想がハズレたというだけの話です。

 

裏を返せば、それだけ普通の地球滅亡系映画ではないということかも。

 

ただ、個人的には、

「あのまま帰還→上司とくっつく」という

もう一つのハッピーエンドも見たかった。

 

 

 

そこに行きたくないと嫌がる人。

それでも送ってしまえばこっちのもの。

「人は環境で変わる」とはよく言うけれど。

時に"ヘイル・メアリー"というのは残酷でもある。