先日、大きな書店を訪れました本

 

今はネットで色々な情報を手に入れることができるので、

あまり本を読むということをしていませんでした。

しかし、この前図書館で借りた本(前回のブログ記事の英文解釈の本)が面白かったので、

少し積極的に手を伸ばすようになりました。

 

大型書店だったこともあり、英語関連の本の棚には、予想していたよりもずっと多くの本がズラリと並んでいました。

 

本がぎっしりと詰まった棚がいくつも連なっているし、さらに裏側にも、その向こうの棚にも英語関連のセクションは続いている…。

 

圧倒されました。

 

もちろん、無造作に並べられていることはなく、それらの本は「英文法」とか「発音」とか「ビジネス英語」のように項目に分けられています。

 

しかし、それにしても、その各項目の中にも様々な本がたくさん並んでおり、

正直、どれを選んだらよいのか迷います。

 

特に今回の私は、「こんな本が欲しい!」という明確な目的がなく、「ちょっとのぞいていこうかな。」という軽い気持ちで足を運んでいたので、余計に圧倒されたのかもしれません。

 

思いかえすと、

学生時代や社会人時代の初期の頃も、書店の「英語学習コーナー」とか「英語関連」のところを頻繁にウロウロしていました。

自分の英語力をどうやったらもっと伸ばすことができるのか、

その答えを本の中に探していたのです。

 

当時の書店にも様々な本が並んでいたと記憶していますが、

今はその何倍、何十倍もある気がしました。

 

その圧倒的な本の数に驚いたあとに感じたのは、焦りと不安。

 

こんなにも多くの英語関連の本が世に出ていることを実感し、

 

「自分の知らないことがまだまだある。」

「置いていかれないようにしなくちゃ。」

「読んでいない本のどこかにすごく良い学びや気づきがあるのではないか。」

「読んでいないことで損していないか。」

 

…というような気持ちが湧きあがってきました。

 

でも、どう考えても、私の目に映るすべての本を読むことはできません。

 

目的をはっきりさせていないと、多くの選択肢の中でおぼれてしまいそうです。

 

それは、書店でどの本を選んで買うかというだけの話ではありません。

 

英語学習という大きなくくりで考えても同じです。

 

今の自分に必要な知識や技術は何なのか、

今は何に集中して学習を進めていくのか、

 

と自分で決めておかないと、

膨大な情報の中で迷子になってしまいます。

 

ズラリと並ぶ本の前で、そのようなことを考えました。