この夏、ビザの更新のために日本へ一時帰国をしました。飛行機

夫が先にアメリカに戻ったので、帰路は娘(7歳)と私の2人旅となりました。

 

ビジネス関連のビザでのアメリカ入国となるので、入国審査でどのような質問をされるのかものすごく不安でした。

(夫不在という状況で、この種類のビザを使ってアメリカに入るのは初めて!)

 

入国審査といえば、旅行の際は、

 

What's the purpose of your visit?

-For sightseeing. 

How long are you going to stay?

 -For 5 days.

Where are you going to stay?

 -At △△ hotel. 

 

というような、決まったパターンの短いやり取りで大体OKです。

 

しかし、ビジネス関連のビザを取得しての入国となると、「職業・仕事」について質問されるのは予想できます。


それが、実際に働いているわけではない駐在員家族の私に対して、どこまで深くつっこんだ質問が来るのかわからないので不安が大きかったです。

 

今回の入国審査で質問されたのは、以下の内容でした。

 

①このビザを使う(取得した?)のは初めて?

②どこに住んでいる?

③あなたの職業・仕事は?

④夫の職業・仕事は?

⑤夫の役職は?

⑥食品や制限のある品の持ち込みはある?

 

以下、質問を1つずつ、もう少し詳しく振り返って書いてみます。

(注意:はっきり記憶していないので、審査官や私の発言は「こんな感じだったかな?」という程度で書きます。)

 

入国審査の窓口に着いて、最初にしたことは、

"Hi, how are you?"

と、こちらから明るく挨拶をすることでした。

 

入国審査官は無愛想な人が多いため会話をするのが苦手なのですが、自分の方からフレンドリーにいったら相手も少し優しい対応してくれるかも?と期待してみました。

 

今回の審査官は、そんな私に、フレンドリーな笑顔はないものの、

"Good. How are you?"と返事をしてくれました。

 

"I'm good...well, we're tired from a long-distance flight though. "


"Oh, yeah? Where'd you come from?" 


"Japan." 

 

ちょっとした会話ができたので、少し緊張がほぐれました。

 

さて、ここからいよいよ質問が始まります。

 

パスポートのビザのページを開いた審査官。

それを見ながら、


"Is it your first time to use(getだったかも) this visa?"

 

"No. Actually, we went to Japan for renewing the visa this time. We live here, in the US." 

 

私が「アメリカに住んでいる」と言ったので、次の質問をされました。

 

"Where do you live?"

 

"In 〇〇(住んでいる市)." 

 

審査官は再びビザに目を向けて、私に聞きます。

 

"What do you do?"

 

私は、「きた!この質問!」と思いました。ビジネス関連のビザを持っていると聞かれると予想していた、職業・仕事に関する質問です。

 

ここで失敗したのは、まず落ち着いて、自分の職業を言わなかったことです。

("I am a housewife."とか"I am a stay at home mom."など、「主婦です。」という内容の返答をするのを忘れました。) 


"My husband works in the US. We got this visa because of him."

のようにすぐに言ってしまったのです。

 

すると、審査官は私のビザを見て、夫の名前が記載されていることに気づき、「ああ。ご主人の名前、ここに書いてあったね。」と言いました。


そして、次の質問です。


"What does he do?"

 

ここでも、答え方を少し失敗してしまいました。

 

"He works for a Japanese trading company."

と私は答えたのです。

 

これが間違った答え方だとも言い切れないのですが、この言い方はとても曖昧な印象を与えたと思います。

 

普段、ママ友などに「あなたの夫は何をしているの?」と聞かれると、詳しくは私もわからないし、英語で説明しにくいので、ざっくりまとめて簡単に"He works for a Japanese company."と言っていました。

 

私としては、日本的な思考で、「会社員です。」くらいの返事をすればいいと思い、ずっとこのように返事をしてきましたが、アメリカ文化的には、もっと具体的に答える傾向があるようです。


"He works for a Japanese company. His company sells 〇〇(製品). He is in charge of sales."

などと、(ここまで説明しないにしても)何らかの情報をもう少し付け加えるのが良いかもしれません。

 

今回の入国審査でも、"trading"は追加したけれど、まだ曖昧さの残る答え方をしてしまいました。

それが理由なのか、

 

"What's his (job) title?"

 

と続けて質問されました。

 

私の夫が"a Japanese trading company"で何者なのか、どんなことをしているのか、それを明らかにしたかったのでしょう。


私が④の質問をされたときに、夫の仕事についてもう少し具体的に答えていたら、この質問を改めてされることはなかったかもしれません。

 

私の方は、急にjob titleを聞かれたので焦りました。

事前に夫に何度も聞いて確認したにもかかわらず、咄嗟に英語が出てきません。

 

(困った時にはこれを提示しよう…と夫の名刺を財布に入れていたのもすっかり忘れていました。)

 

少し動揺しましたが何とか答えることができ、もう解放されるかと思ったら、

 

"Do you have any food △△△...liike, fruits, plants, △△..?"

 

という新たな質問…。

 

言われた文をはっきり覚えていないのですが、とにかく、食品や制限のある品の持ち込みがあるかどうかを聞かれました。


私は、手荷物にもスーツケースにもお菓子を少し入れていたので、

 

"Yes. I have some candies and snacks." 

 

と答えました。

 

この後、パスポートを渡されて入国審査は終了!

 

とりあえず無事にアメリカに戻れて良かったです

 

今回の入国審査で質問された、

 

What do you do? (What does he do?)の答え方

Job titles

については、もう一度しっかり学んでおこうと思います鉛筆