こんにちは。
美プレナプロデューサー
えみちかです。
前回からの続きです。
モナコラグジュアリー店の彼女たちが
お客様を見て、商品を出す/出さないを
決めている、そんな話についてです。
初めましての方へ
⌘ 主人の他界、50歳過ぎてからの起業、
海外進出、モナコ移住・・・半生をふり返り、
ちょっとだけ先を歩いている私だからこそ
先に経験したことがある。
【EMICHIKA STORY】今、妹たちに伝えたい11のストーリー
◆彼女たちはお客様のここを見ていた
モナコマダム達に話を聞いていくと、
ラグジュアリー店の店員さんたちが
本当に大事にしているものが何か、
それが少しずつ見えてきました。
彼女たちは、自分たちのお店のブランドを
心から愛し、心からプライドを持ち、そこに
立っている自分自身についても自信を
持っていました。
つまり、
・そのブランドに込められた思いや、
・それが産まれるまでのストーリー、
・商品へのひとつひとつへのこだわり、
これらを店員である彼女たちが
心から愛しているんです。
なので、彼女たちの店頭で商品を販売する行為は、
まるで自分の娘を嫁に出すかのようでした。
（表現がちょっと古いですが・・）
自分たちのブランドにプライドを持っているからこそ、
誰も彼もに商品をお見せするのではなくて、
本当に心からいいと思ってくださるお客様にだけ、
一点一点商品を大切にご案内する、
そんな接客スタイルをとっていたんです。
◆彼女たちの思いを知って、私の買い物姿勢が変わった・・
そんな彼女たちの思いを聞いて、
私の買い物スタイルは一転しました。
今までは、お買い物に行っても、
商品のタグをちらっと見て・・
店員さんとの会話も必要最低限の事務的なもの・・
店員さんたちの深い思いを知って、
私は買い物に必要な
事務的な会話だけじゃなくって、
・もっとあいさつをしたり、
・日常の会話をしたり、
・このブランドに込めた思いを訪ねたり、
彼女たちともっと会話をしたい、
そう思い会話を深めることを始めました。
それは何も特別な案内をして
欲しかったからじゃなくって、
もっと彼女たちの接客の精神性に触れたい、
そんな私の好奇心からだったと思います。
私が変わったことで、
店員さんである彼女たちの接客も変わりました。
とってもフレンドリーに話しかけてくれるし、
今まで陳列していなかった商品も
どんどん私のために出してきてくれるんですよね。
時にはシャンパンが出たり、
クッキーが出てきたり、
連絡先交換までして
メッセージまでしてくれたり。笑
そこでようやく気付きました。
これも昨夏、旅先で訪れたお店
彼女たちは、
「店員対顧客」の関係じゃなくって、
「1対１の人間」として
私と向き合ってくれてるんだって。
（当然ながら店員さんとしての
必要な礼儀などはわきまえた上でのことです。）
たとえお客様であっても、
あくまで1人の人間として接して、
そこに「人としてのコミュニケーション」が
成り立ったうえで、大事な大事な自分たちの
ブランド商品をお渡しする。
それが彼女たちの販売スタンスで、
自分たちのブランドへの愛だということに
ようやく気付いたのです。
買い物ひとつとっても、
私にとっては学びの宝庫です。
ビジネス視点で
ブランドに込めた思いを学べます。
1人の女性として
お店の方との関係性のあり方を学べます。
こうやって私も日々
学びをアップデートしていっています。
またモナコでの学び、
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EMICHIKA Co.,Ltd 代表取締役
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えみちか
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