こんにちは、
美プロデューサー えみちかです。
さて、モロッコシリーズ！
今日はモロッコという国について
私が抱いた印象について
少し書いてみたいと思います。
金・銀も採掘されるモロッコ。
王様クラスの裕福な人もいれば、
貧困に迷う人もいる、
経済格差のとても激しい国です。
先日は、「フナ広場」という
現地の人たちが商いをする広場に
行ってきました。
こんなトゥクトゥクに乗って観光してきました。
この広場、世界遺産（無形文化遺産）に
登録をされていて、建物や自然ではなく
その広場で繰り広げられている「生活様式」
そのものが遺産認定されているようなんです。
フナ広場という語源は、
魚のフナから。
この広場に集う、観光客やビジネスを
する人たちを魚のフナに見立てて、
この街に住む人たちが釣り堀からフナを
釣り上げて金儲けをする、
そんな意味が語源だとか・・
広場には、所狭しと屋台が並び、
蛇使いやら、
大道芸人やら、
タトゥーを入れる職人やら、
そんな中で母娘がクッキーとも
パンとも言えない食べ物を売り歩く光景が見られる。
混然とした中にある賑わいが
とても異国情緒たっぷり、そんな広場なんです。
トゥクトゥクもとってもカラフル！
広場をよーく見ていると
屋台を出している人たちの服装を見ても
裕福とはちょっといいがたい光景・・
ただ、写真から伝わるかしら・・
貧しさからくる陰気さ、
そんなものをまったく感じさせない
とてもエネルギッシュな街でした！
貧しさからくる陰気さを感じさせない街・・
それは、ヨーロッパの文化や空気が
十分に流れていることにも
よるのかもしれませんが、
私は、とにかくこの街から
太陽や星、月といった天体を始めとする
自然のパワーを受けている、
そんな風に感じました。
例えば・・
みなさんがきている洋服や
靴はとーってもカラフル！
場所は違うけど、建物もとっても
模様がこっていて色彩も豊か！
身に付けているものも、
屋台に並ぶものの、
貧困さを感じさせない華やかさは
自然からインスピレーションを
受けてるんじゃ、そう思うくらい
華やかで明るさに満ちていました。
また、
光の差し込み方がとても印象的で、
単なるギラギラだけじゃなくて、
心の奥まで差し込むような
太陽のやさしさを感じるの。
そんな自然の力や美しさが、
どんなに貧しくても
ただ暗くなるのじゃなくて、
今に打ちひしがれて
絶望感を感じるのではなくて、
心を拡げて明るくふるまっていく、
そんな強さをモロッコという国に
またそこに住む人たちに
与えてくれているような気もしました。
自然界の力、
太陽の恵みや強さ、
それらって人の生き様に
前向きなパワーを与えてくれるのだと。
光ひとつとっても、明るさ同様影も美しい街 モロッコ
デザイナーのイヴ・サンローランも
モロッコを愛し惚れこみ、庭園を買取り
晩年を過ごしたと言われています。
きっとサンローランも、
単なる明るさだけではない、
光の部分と影の部分の両方があるから美しい
モロッコ特有の美の味わいや、
土地のもつ色に惹かれたん
じゃないかなと思います。
次回は、フナ広場で繰り広げられていた
ちょっと驚きの商習慣について記事にしますね。
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