「入院ジャーナル」 -3ページ目

わたしの勇気


書きたいことは
まだまだ多々あるのですが、
なかなか書く時間のない
忙しい日々を送っています。


ありがたいもので、幸せです。




入院中に撮っておいた写真が
ひょっこり出てきたので、
アップしておきます。



入院中、私のベッドの横にあった

私のクローゼット。


そこに張ってあるのが、

私の勇気のひとつです。



「入院ジャーナル」



サポーターをさせてもらっている
障害のある子どもたちの
「自分を生きる」を応援するNPO
からふる で出会ったこと子どもたちが、
お見舞いの時にくれたレターです。


幸せの四葉のクローバーに、

海老好きな私のためにと、
海老の握り寿司の絵を描いたり、
折り紙の海老寿司をくれました。




みんなのおかげで、
今、私はあたりまえの幸せな毎日を
送っているよ。



本当に本当にありがとう!





「入院ジャーナル」-からふる

贅沢ですが、何か?


杖をつく時はオシャレでいこう話 」、
個別に反響がけっこうあったので、
その背景になったエピソードを
書きたいと思います。




入院時代、外出して
ピンクのラインストーンで

がっつりデコした松葉杖 で、
電車に乗っていた時のこと。




前方に座っていた少女が
私の松葉杖を見て、はっとした表情で
横にいたお母さんに
「あのお姉さんの杖、
スゴいかわいい!」と報告。


お母さんも「ホントだ、かわいいわね!」と、
二人して何度も何度もチラ見されました。


(全貌、丸見え、丸聞こえで、
照れるっつーの!)



これが、心底嬉しくて、
いまだに時々思い出しては、
ニヤニヤしてしまいます。



なんで、そんなに嬉しいのか?


少女とお母さんの会話の間に、
「かわいそう」が
微塵もなかったからです。


ファッションスタイルのひとつとして、
ただ、ただ「憧れ」だけで見つめられたから。




かわいいワンピースを着ている人を見るように、
かっこいいブーツを履いている人を見るように、
松葉杖をつく私に視線を寄せてもらったことは、
後にも先にも、この1回だけですが、
これ、ちょっといい話でしょ?




そんなことがあったので、
杖含みのトータルなオシャレを
大事に考えるようになったのでした。




てなわけで、

福祉・介護器具本体のオシャレ化も、
もちろん、私は大賛成です。



プジョーの自転車のように、
ディオールのおしゃぶりのように、
ルイヴィトンのケータイのように、
アニエスbのコンドームのように。


車椅子やステッキや歩行器が……、
できたら素敵だな、と思っています。






だから先日、
福祉器具を今後開発する、と言う人に、
「日本の福祉・介護器具は
贅沢すぎるんですよ」と
知ったふうなことを言われた時は、
カチンときました。


(だったら、何で福祉・介護器具を
あんたは開発しようとしているの?
何のために、どういう想いで、
福祉・介護器具を開発したいわけ?)


そう、詰め寄りたい気分でした。





でも「ここは大人になって。エミール!」と
もうひとりの私、コンサバ・エミールが
何度もささやいてくるので、
しょうがないと怒りをグッとこらえて、
薄ら笑いを浮かべながら、
「へぇ~」と言っておきました
(心の中では「ケッ!」と言っておきました)。





「日本の福祉・介護器具は
オシャレすぎる!」と
世界中から言われるくらいになるといい、
と思っている私です。




贅沢すぎる、上等だよ!






二日酔いマジック!


「二日酔いでリハビリに来た人、
初めてです」と笑われました。


リハビリに関しては、
なぜか、えらく律儀な私です。




「二日酔いの人の体、診たことないんで」と
さっそく、担当理学療法士さんの
研究対象になりました。


顔もむくんでいましたが、
足もむくんでいたようです。




担当曰く「二日酔いマジック」で、
雨だというのに、体の調子が良い模様。


でも、二日酔いで感触も思考も
俄然鈍っているので、
自分では良いんだか、悪いんだか
わかりませんでした。




二日酔いマジックで、足の調子がいいのか、
フツーに調子がいいのか判別が難しいので、
ここでガッツリとリハビリをして、
ピカ痛再来になってはマズイ、ということで、
「まったり寝技中心コース」で。



「これからは、二日酔いの時は、
リハビリ休んでください」
と言われました。


はーい!



同志の皆さん、だそうですよ。