お米作りボランティア | emixbubuのブログ

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昨日は小学校に行っていました。

お米作りのボランティアでトラックが入るということで、子供たちの安全を見守りに行ってきました。


これはうちの長男の新しく赴任してきた担任の先生が言いだしたプロジェクトです。


あれは4月の新学期早々にあった懇談会でのこと。

挨拶とともに先生が言ったのは、子供たちにお米作りを体験させてやりたいという熱い思いでした。


しかし学校にはお金がありません。

技術もありません。


あるのは先生一人の熱い思いだけ。


お母さんたちは一様に賛同しているように私には見えました。


先生のお願いは、地域でお米作りをされている農家の方のボランティアを募りたいということでした。

せめて技術だけでもご指導いただけたらということで、知り合いの農家の方がおられたらお願いしてみてくださいとのこと。


私には思い当たる人がいました。


父の知り合いでダンス仲間のおじいちゃんがこの近くでお米を作っておられます。

毎年それを父が買って私たちに分けてくれているのです。


さっそく父に電話して事情を話してもらえないかとお願いしました。


すると快くとりあえず話を聞くということで、学校に私とそのおじいちゃんで出向いていくことになりました。


担任の先生や教頭と話し合った結果、できる範囲でやってみようということになり、昨日田んぼづくりの日となりました。


言いだした手前、私もボランティアでパトロールをしてきましたが、実は最初はそんなつもりはありませんでした。


2,3日前に父から電話があって、その農家の方が学校との温度差で腹が立っていると聞きました。

そして保護者の力が借りたいからとりあえずすぐに自分の畑に来てくれと。


正直アポなくの指定された強制呼び出しは気分のいいものではなく、いやいや父の顔を立てる反面、ボランティアでそこまで熱くなっているのもどうかと思いつつ、足を運びました。


その時の私はどうやればめんどくさいことから逃れられるかしか考えてなかったと思います。

けれど行ってみると、そのおじいちゃんは自分の親が亡くなった時の空しい気持ちを私に話して聞かせてくれました。

なぜそんな話をされたかはわかりません。

けれどカウンセラーとしての私のスイッチは入りました。

学校との温度差がそのおじいちゃんを孤立した感覚に陥らせていたのでしょう。


誰かに自分の気持ちをわかってもらいたい・・・そんな心の叫びのように感じました。

もちろん大事ではなく、そんなちょっとした気持ちが見え隠れしているだけのことですが、それは放置しておくと音で大きなひずみを生み出す可能性のあるちょっとしたことです。


私はしっかりと受容できる気持ちを用意して昨日は学校に向かいました。

私の立場は一保護者でしかなく何もできないかもしれないけど、学校側と一人浮いているような熱い思いの先生と、農家のおじいちゃんのそれぞれ独立した存在をならす役割ができればいいな~と思っていました。


学校側の担当は教頭先生でした。

何時間もいる間に、教頭先生とも雑談をする時間がありました。

「学校と熱い思いの先生との間に立って、とても難しい役割をされているのですね~」

と話しかけると、教頭のしんどさや自分の子供たちへの思いや学校の体質などを話してくれました。


農家のおじいちゃんとも話をしていると、「俺のことはげんさんって呼んでや~」って言ってくれたりで、私自身が楽しい時間になっていきました。


熱い先生も自由に行動して回りたいという基本的な気持ちがあるので、学校側の固さやげんさんのちょっと強引なまでの行動にかえってなんとかしなくちゃとモチベーションが上がっているのを感じることができました。


人間ドラマってそこらへんにゴロゴロ転がっているのですね。


そんな中、うちの息子はのんきに楽しそうにドッチボールを楽しんでいました。

彼が実際にお米を植える5年生になります。

みんなの思いを受け取る子供たちです。


突然舞い込んだボランティア話に自分の苗を快く提供くださったげんさん。

彼は秋の収穫の際、足りない分のお米のすべてを提供してくれると約束してられました。

阪神大震災の折にご両親を失われて喪失感いっぱいの時に別の小学校からの依頼で手伝われたお米作りで子供たちから感謝させたことで生きる希望をもらえたそうです。

この先の人生で子供たちにお米作りを通じてわかってほしいことを伝えていきたいという思いです。


熱い先生は何校か渡ってきながらそれぞれの学校でお米作りをしてきた熱き先生。

体育会系の強さを持っていて、自分が信じる良いことを子供たちに体験を通して感動してほしい気持ちです。

学校側も地域も巻き込んでいいものは作り出していきたいというフロンティア精神を持った方です。


教頭先生は、固い学校側に属している立場ですが、子供が好きで先生になられたそうです。

子供の安全を第一に考えておられ、少々強引なげんさんや熱い先生の手綱を握っている気持ちのようです。

5年生以外の先生たちからの反発や、教育委員会の声や強引に進めた企画の後処理を引き受けてくれるおつもりです。


そして私は・・・保護者として子供たちが守られている環境づくりをすべきで、自分の子供たちのために周りの大人がそれだけの思いを持って行動しておられることを子供たちに伝える役割があるのかもしれません。


人は思いで動きます。

それがたとえボランティアでも、お金の絡んだお仕事でも。


人の思い、自分の思いを大切にすることは、社会を大切にすることですね。


一番子供たちに掴んでほしいのは、自分たちで作ったお米にどれだけの思いが乗っているのか。

おにぎりを食べたときにわかるでしょうか?


わかるためには子供たちの心が安全で安心を感じていなければ難しいことです。


そのために私は伝えていきたいことがあります。


今日もしっかり周りの人も自分もカウンセリングしていきます。