子供の認知行動療法の本で、子供のためのワークブックになっている。
シリーズ本で、全部で6冊。
①自分でできる 心配 の追い払い方
②自分でできる 怒りの消化法ワークブック
③自分でできる 強迫性障害のふりはらい方ワークブック
④自分でできる マイナス思考の飛びこえ方ワークブック
⑤自分でできる 眠れない夜の終わらせ方ワークブック
⑥自分でできる 悪い癖の閉じ込め方ワークブック
すごいな~! っと、見つけたときはちょっと感動した。
こんなにわかりやすく子供向けにすでに形になっているものを見たのは初めてだったからだ。
とりあえず一番興味あるものから二冊買ってみた。
「心配」の方を読んでいる途中だが、次女は私より先にさらりと読んでしまった。
そして内容にあったワークを要求してきた。
子供の行動力はすごいね。
この「心配」っていうのを次に書こうと思っていたので、私にはNEWSとなる本だな。
「心配」・・・つまり「不安」だ。
不安って恐ろしい。
不安により人間関係は破滅を招くし、不安により戦争は起きるかもしれない。
ちょっとした量なら、危険予知能力として役立つものなのだが、ある一定量を超えても続けてしまうと不安は疑心暗鬼に姿を変える。
まるでロックオン状態。
疑心暗鬼となってしまった見方を外すことは容易ではない。
そして「恐れ」がやってくる。
恐れは行動力を持つ。
恐れの予感を避けるために先手を打とうと考える。
そしてもしかしたら必要のない行動をしてしまったりする。
悲しい望まない結末を回避したいなら、「不安」の扱い方を知っていると楽だと思う。
「不安」を自分から切り離し、物として扱うことにより操作しやすくする。
そのくらい朝飯前の想像力は人間持ち合わせている。
例えばこんな感じ。。。
恋人と別れたくない、傷つきたくないと思って関係に食らいつこうとする。
始めは相手の態度などにより不安を感じる。
そのうち不安は疑心暗鬼となり相手を疑い始める。
疑い始めると証拠を探したくなる。
勝手な見解で見つけてきた証拠もどきが溜まってくると、次は恐れが募ってくる。
怖さから先に手を打とうとする。
なにか行動をおこし、関係は修復が難しい方向へ。
はたから見ると、本人が自分から壊しているように見える。
実はそうで、本人が恐怖に打ち勝てず、自分を相手との関係より優先したことによる自分勝手な破壊だ。
しかし本人は真剣だ。なにしろ相手は「恐怖」だからだ。
生きた心地などするはずもない。
望まない結果ではなく、実は望んだ結果なのだ。
「恐怖からの脱却」・・・それを強く望んだのだ。相手との関係維持を望んだのではないのだ。
望んだことはたいがい叶うと思う。
ただ望むものというのが本当に本心で望んでいるものかどうかは判断が難しい。
どんな感情が自分の中で蠢いているのかを把握しておく必要がある。
そしてそれは自分への責任だと思うのだ。
自分を大切にするってのはそういう意味でなければならないと思う。
自分の負の感情も、悪魔のような望みも、怖くて弱くて情けない思いも、全部肯定してやらなければならない。
これが辛い! とっても辛い。
軸のある人間の条件だと思う。
軸は、自分を知っていなければできようがないからだ。
自分が大切に思う人がこの世に一人でもいるのなら、自分に責任を持たなければならないと思う。
それこそが、相手を守ることに他ならない。
自分を守れなくて、誰を守れるというのか。
「心配」・・「不安」の扱い方をスキルとして知っておくといいと思います。
ほとんどの人が志半ばにして去っていく理由は、「不安」から始まった「疑心暗鬼」であり、育ってしまった「恐怖」があったからだ。
この本はすごいが、私は私なりに自分の言葉で「不安」の扱い方をこれから考えていこうと思います。
