2021年の11月にこんな記事を書いている。
若いころの私は完璧主義者だったように思う。
息子が生まれた後もしばらくはそんな傾向だった。
どうして完璧でいなくちゃと思ってしまっていたかというと、おそらく母を中学生の時に亡くしてるからだと思う。
母親がいないから教養が身についてないんだ。
母親がいないからしっかりしてないんだ。
母親がいないから料理を教わって来てなくて、料理が出来ないんだ。
母親がいないけど、子供をきちんと育てられるのかしら？
誰にも手伝ってもらえない状況で、子供を虐待したりしないのかしら？
一人で大丈夫なのかしら？
そんな風に思われたくなかったからだ。
誰がそう思うの？
誰にそう言われるの？
と聞かれたら、答えは「わからない」なんだけどね。
実際誰にもそんな風に言われたことなかったし。
そう言われてしまうと勝手に思い込んでいたのだろうね。
ただの世間の常識ってやつに縛られていたんだと思う。
20代から30代は雑学も含め、色んな本を読んで色んな知識を吸収してたわ。
料理の本もそりゃもう何冊も買って読んで、料理の基礎が書かれてる本は何度も何度も読み返してた。
30代は子育て関係の本を読み漁ってたな。
それが今の人間の心に興味を持つきっかけになったのだけどね。
で、人間の心を勉強し始めたあたりから、私は自尊心を取り戻していき、自分に自信を持てるようになってきたのかなって思う。
20代の頃も自信はあったのだけど、自信がつくとなぜか闇に落ちる出来事に遭遇したりしてたんだよね。
だから、自信がつくと落ちて、また上がってまた落ちて、を繰り返してたような気がする。
今はもう闇に落ちることはなくなった。
だから、今の自信満々な私が出来上がったのだと思う。
だから、私は完璧になりたいと思う自分を手放すことにしたんだ。
その方が手っ取り早いからね。
おかげさまで、今は毎日HAPPYに過ごせるようになった。
今の彼に出会えたのも、今の彼と良いお付き合いが出来てるのも、完璧主義の私を手放したからだと思う。
私にはダメな部分もいっぱいある。
それを認めて、隠さず曝け出そうって思えるようになったから、今の彼と毎日ラブラブでいられるんだと思うんだ。
格好つけずに素のままの私を差し出してるから、彼は私といると楽なんだと思うんだ。
そして彼はちょっとおっちょこちょいな私を大切にすべく、毎日男の誇りを持って戦ってくれてる。
私はそうやって日々戦ってくれてる彼を
かっこいい
素敵
頼りになる
いつもありがとう
と言って、ニコニコ甘えていればいいんだなってことに気付いたの。
完璧な人間なんてどこにもいない。
だから、完璧に憧れてても無駄。
私は私。
そのままの私でいいんだ。
そのままの私でも十分愛されてる。
ううん。
きっとそのままの私だから愛されてるんだ。
つい最近もあったんだ。
彼に見繕ってもらったパソコンが届いたの。
下記にも書いたね。
パソコンは19時過ぎに届いたんだ。
私は料理中だったので、受け取って、箱を開けずにそのまま私のお部屋に置いておいたの。
彼からLINEが届いたので、パソコンが届いたことは伝えたんだ。
ってね。
そしたらこんな風な返事が来てたの。
って思ったのよね。笑。
元来私は、完璧主義な上に、負けず嫌いなのでね。
で、こう返したの。
※「ケージとトイレの掃除」の間違い。
はあ？
早め早めに済ませておきたいこの私がお休みの日にやらないわけないだろ
平日の私にパソコンの初期設定をしてログインをさせるくらいの時間は余裕であると思ってたんだろ
私はいつもガチガチで動いてるんだからわざわざ時間を作らなくちゃイレギュラー用事が入り込む隙なんてないわ！
ってね。
まあ、寝る時間を削れば余裕であるけどさ。
でも、睡眠は何よりも優先事項なので削れない。
なので、こう返したの。
私もたまには彼くんに
えみちゃんはいつも頑張っててすごいね♡
って言ってほしいぞ
彼くんは褒めなさすぎ
ってね。笑。
こう返ってきたよ。
たまには、彼くんにも私のご機嫌を取って欲しくてお願いしちゃった。
ありがとう
ってね。
彼が言葉で表現するのが苦手なのはわかるけど、でも彼の中には無自覚ではあるのかもしれないけど
女性は仕事をしていても男性のそれよりも大変ではない
家事は大した仕事じゃない
という男尊女卑的な考えを少し持ってると私は思ってる。
彼は自分はフェミニストだと思ってるので、絶対に認めないだろうけどね。
表面上はそうだけど、無自覚な本音の中には、男性の方が女性よりも勝ってるという気持ちは多少は持ってると私は思ってる。
私は、実際女性は出産という一大イベントがあるから、男性と同じような価値観では仕事は出来ないと思ってる。
でもそれでいいとも思ってるんだ。
子育ても家事もすんばらしい仕事だと思ってるからね。
それが出来るのは素敵なことだと思ってるの。
だからこそ
女性が家事をするのが当たり前
女性は家事が出来て当たり前
男性が家事をするなんて偉い
男性が家事が出来るのはすごい
という意見に触れると噛みつきたくなってしまうんだよね。
男性も女性も性別関係なく、家事が出来るなんてすんばらしいことだよ。
家事も育児も仕事もしてるなんて男女問わずすごいことなんだよ。
って私は思ってるから。
なので、私は「男性が家事をするなんてすごい」「子育てに積極的で偉い」という考え方に触れると噛みつく傾向が高い。
この時もそうね。笑。
年末に彼とテレビを見ていたの。
その番組では何かのスポーツ選手の私生活に密着してたのね。
そのスポーツ選手はオフのときには、ゴミを捨てたり、子供たちの朝食を作ってたの。
「出来るときは料理もしますし、家事も妻と分担して行ってます」って言ってたんだ。
で、取材してた人が
1億円プレイヤーなのに家事もするんですね。
すごいですね。
って言ってたの。
その言葉を受けて私は
男性が家事や育児をしてると「すごい」「素晴らしい」と言うような取り扱い方をされるのを見ると嫌な気分になる。
男女問わず、家事をするのなんて当たり前じゃん。
と言ったのね。
そしたら彼が
でも仕事が忙しいと出来ないこともあるよ。
と言ったので、私は
あの人は「出来るときはしてる」って言ってたじゃん。
ってことは、「出来ない時はしてない」ってことでしょ？
でも家事は「出来ても出来なくてもしないとならない」んだよ。
ましてや子供がいたら休みなしだよ。
ご主人が出来ないときは奥さんがしてるわけでしょ。
出来るときだけしてるくせに偉そうにしないでほしいって私は思ってしまうのよね。
それに私、イクメンって言葉も嫌い。
自分の子供なんだから育てて当たり前でしょ。
とばっさりと言い切ったの。
そしたら彼は
そうだね。。。
と言って黙ってしまったんだ。
この記事に書いてるようにね。
何より自分がしたくて、自分のためにしてることでないと長くは続けられないんだよね。
だから私は家のことは
自分のために
自分がしたいから
してる。
なので苦痛には感じていないし、イライラすることも、不満に思うこともない。
でもさ、今回の彼の
早めにログインまではしておいた方が良いかも
って発言にカチン
と来ちゃったんだよね。
する時間があれば言われなくてもするわ！
ないから後回しにしてるんだろーが
私が毎日めっちゃ忙しくしてるんだということを少しは理解しやがれ
ってね。笑。
でもどうしてムカッとしたかというと、そこには違う本音が隠れてたんだよね。
最初はかまちょ炸裂してたのだけど、心の奥の本音にきづいちゃったんだよね。
なので、私の本音の本音を彼にも伝えたんだ。
怒りではなくて素直でみっともない本音をね。笑。
そのことはまた別の記事で。
このワンピースをぽちっとしたよ。
絶対可愛いに違いない♡
