返金された過払い金から、弁護士報酬を引かれてたみたいだけど、それでも手元には50万くらいは返ってきてたっぽい。
そのお金は元夫母の口座に支払われて、元夫が自由に使ってたみたいね。
元夫母は何も事情は聞かず、ただ元夫に言われるがままにそうしていたのだろうとは思うけど、やっぱり不信感は募ってしまうよね。
元夫宅にはMacminiなるものがあったの。
私はそういう製品があることすら知らなかったし、元夫宅に行って初めて見たんだ。
初めて見たと思ってたんだ。
だから、離婚後に購入したものなのだろうと思ってたの。
そう思い込んでしまったんだ。
Macminiはこういうの。
Macの小さい本体みたいなやつ。
見た目はおしゃれで美しいよ。
彼がそれを初期化しようとしたら、固まってしまったの。
それで、アップルサポートに電話をして、無事に初期化をしてくれたんだ。
その時に分かった新たな事実があったの。
そのMacminiは2011年製だったんだって。
2011年と言えば、東日本大震災があった年なので、忘れもしないわ。
息子は4月から小学1年生になる年。
元夫はほぼ無職だった時で、私はフルタイムで働いていたの。
元夫は失業手当を受給してたので、息子は私の扶養に入れ、元夫は国民年金と国民健康保険に加入したんだ。
そして、シングル家庭でもないのに、就学援助の申請に通ったので、息子は給食費を免除されてたんだよね。
という背景がある年に私に内緒で10万近くするものを購入していたなんて許せないわ。
当時はもう少し安かったのかもしれないけど、それでも、ムカつくわ。
というか、そのお金はどこから出したのかしらね。
上記記事で書いた過払い金が振り込まれた時期は2014年だったので、そのお金で購入したわけではなさそうだ。
元夫は失業手当をもらいながら、フリーで仕事をしようと活動していた時だったので、仕事で報酬が入ったのか入ってないのかは私には把握出来てなかった。
だから、私に内緒で報酬を使うことはもちろん出来たとは思う。
でも、さすがにそんなことはしないと思ってたわ。
元夫にも良心というものがあるのだろうとその時はまだ信じていたしね。
だけどめっちゃ騙された気分。
なのに私はケチだとか、鬼嫁だとか、DV妻だと罵られてしまってて、過去の私が本当に気の毒すぎる。
やっぱり元夫には良心なんてなかったんだね。
「宇宙人だと思おう」なんて言ってしまってたけど、そんなことを言ったら宇宙人に申し訳ないくらいだわ。
宇宙人の方がきっともう少し意思の疎通が出来るように歩み寄ろうとしてくれるのではないかしらね。
そうそう思い出したことがあったんだ。
もう一つ臨時に収入があった可能性があるの。
2011年の秋に元夫父は亡くなったの。
その時に遺産相続として、元夫の口座に少しお金が振り込まれたのだけど、そのお金以外にも元夫母から直接現金手渡しという形で元夫に渡されてた可能性はあるのかもなって思ったんだ。
それなら私に内緒にしていても私はわかりようがないからね。
そっちの可能性の方が高いのかもしれないね。
その頃には夫婦関係はすでによろしくなかったからさ。
まあ、どっちにしても私には嘘をつき、隠し事をされていたということには変わりはないけどね。
その新たな嘘が判明された時に
私は彼に
私は元夫に借金があることを知ってから、財布の紐をきつくしてしまってた。
だから結婚してる時の元夫は常にストレスを感じていたのかもしれない。
それで離婚後に今まで蓄積されてたストレスが一気に出てきてしまって、買い物依存症気味になってしまったのかもしれない。
と考えると、この多額の借金も私が招いた結果だったのかもなって自分を責めてたの。
だから、私が返済することになったのだろうとも思った。
けど、結婚してる時に判明した借金を返済してる時も返済予定のお金を使いこんで給与差押をされてしまった。
そんなことがあったのにも関わらず、過払い金が戻ってきても私には内緒で使い込んでいたわけだし、相続されたお金も隠し持ってたのかもしれない。
と考えると、私はそこまで自分を責める必要はなかったってことよね。
やっぱり、元夫が悪かったよね。
まあ、結婚生活がうまくいかなかったことは、元夫だけが悪いってことはないのだろうけどさ。
と言ったの。
そしたら彼は
えみちゃんは悪くないよ。
どの角度から考えてみても元夫が悪いよ。
借金してたのに、10万近くもする大きな買い物を隠れてしてる辺りが反省してない証拠なわけだし。
不誠実過ぎるよ。
と言ってくれたんだ。
彼のその言葉は嬉しかった。
そして、少し救われた気分にもなったんだ。
もちろん私にも悪いところがいっぱいあったって思ってるよ。
結婚は他人同士が一緒に生活することになるのよね。
育った環境も違えば、生きてきた過程も違う。
持ってる価値観も違うだろう。
そんな二人が協力して一緒に生活していくようになるのだから、嘘や隠し事をしてはいけないと私は思うんだ。
それをするということは、上手くいかなくなってもいいよって意味だと私は捉えてしまう。
ずっと添い遂げたいと思うのであれば、些細な嘘もよくない。
私の価値観ではそう思ってしまうんだ。
だから去年私は、ブログを書いてることも彼に伝えたんだ。
誹謗中傷をされたことが伝えるきっかけだったわけだけどさ。
そりゃね、噓も方便って言葉がある通り相手のことを思ってついた嘘なら、時と場合によっては許されることもあるだろう。
だけど、元夫のように自己保身のためについた嘘や隠し事はいつか発覚する時がきっと来る。
その時に信頼関係は崩れてしまうよね。
それでもいいなら嘘や隠し事をし続ければいいと思うけど、元夫のように亡くなってから色々な嘘や隠し事が発覚し、どんどん軽蔑されていく人生の幕引きなんて私は嫌だ。
絶対に嫌だ。
哀れ過ぎるもん。
だから私は清廉潔白な人生を送り、清廉潔白なまま人生の幕を下ろしたい。
あ、とはいえ、今までは綺麗なことばかりではなかったよ。
間違った行いもいっぱいしてきてる。
何と言っても×2なわけだしね。
上の記事でも書いたけど、私のこれからの残りの人生は、自分の過去に責任を取りながら、清く正しく美しく生きていきたい。
そう思ってるんだ。