こんばんは!

 

岡田 稔です。

 

 

 

 

 

10代のころにバイトをしていた時の話です。

 

 

 

そのバイト先にとある先輩がいたのですが、

ちょっと変わった先輩でした。

 

 

 

 

 

みんなと考えていることが違うというか、

行動も少し変わっていて

こんな人もいるんだなーくらいに思っていました。

 

 

 

 

 

 

その先輩からある日こんなことを言われました。

 

 

 

君が見ている青という色と

他の人が見ている青という色が同じものかはわからなくない?

 

 

といった内容の話でした。

 

 

 

 

 

ちょっと説明しづらいのですが、

 

地球って青いじゃないですか?

 

 

 

地球は青いって共通の認識があっても、

僕が認識している青と他の人が認識している青が同じものか

確認しようがないからわかんないよね?

という内容でした。

 

 

 

 

色はどんなに説明しても

その人と同じ感覚のものを見ているかはわかんないですもんね。

 

 

 

 

 

変わった先輩でしたが、

その話はすっごく面白いなと思って今でもよく覚えています。

 

 

 

 

 

 

これと似た感じで言葉も人によってとらえ方や認識が違います。

 

 

 

 

 

たとえばお金とはどんなものですか?という質問に対して、

 

 

お金は循環させるものという人もいれば、

 

お金は使えばなくなるものという人もいれば、

 

お金はいいものにも悪いにもなるという人もいます。

 

 

 

 

 

家族とはどんな存在ですか?という質問に対して、

 

 

帰れる場所という人もいれば、

 

どんな時でも応援してくれる存在という人もいれば、

 

過干渉でほんとうざいという人もいます。

 

 

 

 

 

その人の価値観や言葉のとらえ方は辞書には書いてないので、

話して理解するしかありません。

 

 

 

 

 

全員の話をすべて理解する必要はありませんが、

自分と自分の大切な人とは

この部分をしっかり共有できているといいですね。

 

 

 

 

 

岡田 稔





若かりし時の僕です^^