【不登校ママへ】母親に不登校の事実をつたえるか? | 不登校の親になってやっとわかったこと

不登校の親になってやっとわかったこと

★不登校は問題ではありません。
★不登校は子どもからのギフトです。
そんな言葉の意味が腑に落ちた時に、
ようやく見えてきた「自分との向き合い方」
不登校のお母さんが、自分の人生を楽しめるようになる
ヒントになればと願っています。

子どもが不登校になったこと、
実家に伝えていますか?

不登校の親の集まりや講座で
この話題になると
「伝えていない」
「伝えたくない」

という声をよく聞きます。

 

伝える方が良いかどうか?ではなく

どういう意識から

「伝えない」を選択しているのか?

「伝える」を選択しているのか?

UMIでは、その部分をみていきます。

 

あなたは、いかがでしょうか?

私の場合、母親に伝えられる限りの
全てを伝えていました

 

学校に行かないで、
子どもが家でこうしてる、ああしてる。
これをしない。あれもしない。
この先、これが心配だ。不安だ。
そんな心の内を、母に聞いてもらっていました。

母に全てを受け止めてほしい!
と、遠慮なく話せたことは、
苦しい時に救いになりました。


でも一方で、

不安を外にはき出すばかりで、
自分が現実から目を背けているのでは?
という気持ちもありました。

 

しかも
不登校についての不安を

母に聞いてもらって
私の気持ちが、

一時的に軽くなるのは
いいけれど、
結局、何も変わらない。

不安も減らない。

仕事を辞めたときと同じで、
自分が現実を受け止めよう
思い、
母に、家族の不満や心配事を
連絡しないと決めました。

 

(仕事を辞めると決めた時の記事はこちら↓)

 


それから1年。
怖いことは何も起こらない。

母に不安を受け止めてもらえなくて

苦しい と思う事もほとんどなかった。

UMIマスターコースもあって、
自分の目の前の現実を受け止められる
自分にだんだんなっていった。
私は大丈夫だった。

母に不安や愚痴を話していた時間は、
自分に向き合う時間に変わった。

 

改めて、
なぜ、母に何でも話していたのか?

その意識について
考えてみました。

私は、しっかり者の長女で、
妹が生まれた小学校1年の頃から、
「ちゃんとしなきゃ」という
意識で大きくなった。

母から
「ちゃんとしなさい」

「勉強やりなさい」
とは言われたことはない。


それにもかかわらず、
自ら

「ちゃんとしていよう」
「そうしたら母に愛される」
と思っていた。

翻って
「ちゃんとしていない自分は、ダメだ」
「見捨てられる」
という無意識の思い込みがあった。
父がいわゆる「だめんず」で、
母が困っている姿を見ていたからかもしれない。

それが自分を苦しめた。
「ちゃんとしていない自分は、
 お父さんのようになり、
 母から嫌われる」
そう思った。

また、私が弱音を吐くと、母は
「あなたなら大丈夫」
「自分を信じて」

とよく言った。

私の事を信用しての言葉
だと思うが、
私には苦しかったのだと思う。

 

大丈夫じゃない事だってあるのに。

大丈夫じゃない私は分かってもらえない。

 

無意識にそう思っていた。

だから、結婚して
夫の事で悩んだり、
子育てで悩んだりすると、

あえて、

「私、こんなに苦しいの」
「私、こんな不遇な状態なのよ。
 分かってくれる?
 こんな私でも嫌わないよね」


と大丈夫じゃない私を
受け止めてほしくて、
不安になっている姿を出した。

母は私を排除せず
受け止めてくれた。
なんであなたがそんなに苦しむのかね。
あなたらしくもないわね。

そんな風に言われながら

いつでも受け入れてくれ、
聞いてもらえるのが
嬉しかった。

なんなら、現実が好転しなくても
いい位だった。
悩みや不安が解決したら、
こうやって母にダメな姿を
受け止めてもらえなくなる。

 

image

でもね。
もう十分受け止めてもらった。
それから
UMIの書き出しで、
母は、ちゃんとした私も
ちゃんとしていない私でも
どちらでも同じように愛してくれる。

とわかって、

そこが腑に落ちた。

1年前、母に連絡を減らすと伝えた時、
母からLINEで言われた。
「どんなあなたでも、全て丸ごと
受け入れてきたつもりです。」

この言葉を、1年たって
心から受け入れられるようになった。

 

LINEはこう続く。
「長女で、頼りにしすぎたかもしれないね。
 でも頼りになる子だったよ。
 それが重荷になっていたなら、ごめんなさい」

 

いつも読んでくださりありがとうございます。

 

UMIカウンセラーコース受講中の

まもでした。⇒プロフィール

 

フォローしてね!