昆虫食を推している日本企業と研究機関MAP

昆虫食なんて絶対食べないし家族にも食べさせないぞ!と怒っている人は少なくないはず…。

そのためにはまずは敵を知らねば!と色々調べてみたら…。日本国内の参入企業が思っていた以上に多くて絶望しています。

2023年2月の時点でわかっている国内の主な「昆虫食参入企業」を警戒レベル別にご紹介します。

  1. 【警戒レベル 低】素焼きや佃煮など見た目でわかる昆虫上級者向け商品を取り扱う企業
    1. 東京農大発の学生ベンチャー企業がコオロギチョコを販売
    2. 最近街中に増えてきた昆虫食自販機は秋葉原発
    3. 他にも日本中にたくさんある昆虫系企業
  2. 【警戒レベル 中】昆虫食という文言やイラストをパッケージにしっかり描いている商品を扱う企業
    1. 一番の有名どころ無印のコオロギせんべい
  3. 【警戒レベル 高】コオロギや蚕などの虫パウダーやエキスを使った加工食品を扱う企業
    1. 高崎経済大学が起業したFuturenautとPascoが共同開発した、コオロギパウダーを使ったスイーツや手作りキットをオンラインで販売中
    2. コオロギ味噌・醤油の衝撃!早稲田大学が創業160年超の老舗醤油醸造所との共同開発で作ってしまった
  4. 【警戒レベル 圏外】販売規模が大きい大企業と大学ベンチャーが連携して提供している避けにくい形態の事業
    1. TAKEOとニチレイが資本提携した話
    2. 徳島大学が起業したグラリスがNTT東日本と業務提携しコオロギ食を量産。話題の学校給食や機内食に昆虫食を展開
    3. ターゲットは意識高い系エリート?エリー株式会社製の蚕から生まれた「シルクフード」には有名企業が多数協賛し展開中
  5. 今一度確認しておきたい昆虫食の危険性
  6. 昆虫食の食品表示は今後どうなるのか
  7. 警戒レベル別昆虫食参入企業と注意点まとめ

【警戒レベル 低】素焼きや佃煮など見た目でわかる昆虫上級者向け商品を取り扱う企業

個人的にはどの企業も、昆虫を食卓に上げようとしている時点で「罰当たり企業」でしかないと思っているのですが、昆虫食のことをたくさん調べているうちに感覚が麻痺したというか、考え方が変わったというか…。

ぱっと見で「昆虫食」とわかりやすい、例えば昆虫を丸ごと「素焼き」や「素揚げ」、「佃煮」などで販売している企業の方がまだ良心的なんだなと思うようになりました。

ドンキの昆虫食売り場

見た目のインパクトでは一番衝撃は大きいんですけど、昆虫食を避けたい人が避けやすい、わかりやすい商品を取り扱う企業はまだ良心が残っていると言えます。

どこかの国の大金持ちの爺さんが左と言ったら左に行ってしまう「今だけ金だけ自分だけ」な浅はかな人たちには変わりはないのでしょうけどね。

どれだけ大手メディアが推そうとも、昆虫は今まで混入したら即リコール・回収されていた類のものであり、人間が食べる物ではありません。

東京農大発の学生ベンチャー企業がコオロギチョコを販売

昆虫食のことを調べると、「昆虫食」の発信元のほとんどは大学なのか?と思えるほど、大学発のスタートアップ企業による商品開発ばかり。

こちらの東京農大から生まれた「うつせみテクノ」という会社もその一つで、こちらはコオロギパウダー入りのチョコを開発。

チョコはコオロギの姿で固めるなどされていてわかりやすいですし、パッケージにも「コオロギチョコ」と大きく記載されているのでその点は昆虫食を避けたい人にとっても親切であり、他の大学系スタートアップよりはまだマシという印象です。

超個人的な意見としては、環境や農業を学ぶことで、日本の食を良くしたいと思って入ったはずの大学で「昆虫を食べることこそがが環境に優しくて意識が高くて正しいこと」などと、ある種の洗脳をされてしまった若い学生さん達がかわいそうに思えてなりません。

昆虫食っておそらく大多数の人が拒否反応を示すジャンルだと思われ、このスタートアップへの参加がきっかけで友達減ったりしていないのかなと、余計な心配までしてしまいます。

東京農業大学

東京農業大学の公式サイトです。大学案内、学部・大学院、研究活動、キャンパス、国際交流・留学、入学案内など、東京農業大学の情報をご覧いただけます。

www.nodai.ac.jp

うつせみテクノ

東京農業大学 フードテック学生企業

utsusemi-techno.com

 

最近街中に増えてきた昆虫食自販機は秋葉原発

昆虫食の自動販売機なんて、虫嫌いにとっては視界に入ってくるだけで勘弁してほしい存在なのですが、こちらの自販機は秋葉原発のスタートアップ企業によるものだそうです。

BUGスナック自販機〈MOGBUG〉 | 亜細亜TokyoWorld株式会社

栄養満点でサスティナブルなギルトフリー昆虫スナック

asia-tokyo-world.com

こちらももちろん虫だということがはっきりわかる形での展開なので、避けたい人々にとっての警戒レベルは低めですね。

個人的にはパリピな人たちがウケ狙いで買う需要しか思い浮かばず瞬発力はあってもロングセラーを狙うのは難しいのでは?と思ってしまうのでとても謎な存在です。

他にも日本中にたくさんある昆虫系企業

他にも、今の所は昆虫の姿がわかる形で昆虫食を推している企業はたくさんあるので、そのリンクも貼っておきます。

昆虫食大歓迎の方の趣向は否定しません。ご自由にどうぞ。だけど虫が大嫌いな人にはこれらが街中に溢れることが不快でしかないので強要はしないでいただきたいです。

昆虫食の見た目の気持ち悪さはとても嫌だけど、昆虫食を避けたい人にとっては自分の判断で避けられることはとても重要なので、ぜひこのままの「判別のしやすさ」を維持してもらいたいものです。

昆虫食・食用コオロギを購入するなら大阪府大阪市のSAKOH昆虫食専門店

SAKOH昆虫食専門店は大阪府大阪市中央区で食用&#1...

www.sakoh-if.jp

【公式】月夜野ファーム オンラインストア コオロギ/爬虫類のエサ通販

冷凍コオロギなど爬虫類・両生類・猛禽類のエサの通販なら月夜野ファーム。安心・安全・高栄養価のペットのエサを新鮮なままファームから直送致します。

tsukiyonofarm.jp

Frontpage

フライハイはイエバエの生産技術をもつ虫テック(64.tech)企業です。 お知らせ

flyhigh64.tech

Blog | 日本初の昆虫食材専門店:はまる食品:昆虫食まつり

日本初の「昆虫食まつり」開催:「日本初の昆虫食材専門店はまる食品」は、不特定多数の方々が食することのできる「昆虫食まつり」を開催致しております。食材、および、イベントノウハウのご提供をおこなうことができます。お気軽にお問合せください。chu@wwwaaaooo.com

www.hamaru-foods.com

昆虫食ならbugoom(バグーム)|美味しい食用昆虫を販売

昆虫食専門店bugoom(バグーム)の公式通販サイトです。実店舗も運営中。仕入れ(卸売)に関するご相談もお気軽にどうぞ。もう昆虫食はムシできない時代に。

bugoom.jp

Home - 小林昆虫 - 公式サイト

kobayashi-konchu.com

【警戒レベル 中】昆虫食という文言やイラストをパッケージにしっかり描いている商品を扱う企業

見た目には昆虫食とはわかりにくい「コオロギパウダー」の混入はしているけれど、パッケージにしっかりと昆虫名やイラスト、写真などを表示している商品も避けたい人は避けられるのでまだいい方と言えます。

が、例えば家庭などで調理者がコオロギ醤油を使って作った根菜の煮物を家族や友人が知らずに食べてしまうとか、パッケージから出した状態で提供されてしまうと知らない間に摂取してしまうためこのパターンもとても厄介なんですよね。

昆虫ををつかった液状、ペースト状、パウダー状の商品又はそれらが混入されたラーメンやハンバーガー、スイーツなどはパッケージ次第では誤って食べてしまうリスクがあるので要警戒です。

一番の有名どころ無印のコオロギせんべい

無印良品のこおろぎせんべい

数年前から無印の店頭で見かけるようになっていたので、「昆虫食」と聞いてまず最初に思い浮かぶ方も多いかもしません。

すでに有名ですし、パッケージにしっかりと「コオロギせんべい」と書かれているので警戒レベルの分類的には中としています。

が、この企業の流通規模は大きいですし、後述する徳島大学と良品計画によって開発された量産体制がされているということ、今後の売れ行き次第では商品名が変わったり人気商品のレトルトカレーなどにも展開されるかもしれず、それ次第では警戒レベルが「高」に上がるかもしれません。

「コオロギせんべい」の製造は愛知県知多郡の山三商会という、海老せんべいやたこせん、いか天などの海鮮食材からお煎餅を製造している会社のようです。

山海庵

海鮮珍味・せんべいのお店

www.yamasan-sk.co.jp

 

また、今回調べるまで知らなかったんですが、昆虫系商品に「コオロギチョコ」が増えている…。

無印良品のコオロギチョコ

こちらは鳥取県の米子にある寿製菓株式会社で製造しているとのことです。

寿製菓株式会社

寿製菓は鳥取県米子市に位置するお菓子の製造販売企業です。山陰を代表する銘菓「因幡の白うさぎ」や、神話の国・出雲をコンセプトとした洋菓子ブランド「KAnoZA(カノザ)」など、素材にこだわった商品創りをしております。

www.okashinet.co.jp

そして、こちらも売上状態によっては商品名などをわかりにくくされる可能性もあるため、うっかり口にしてしまわないためには引き続き要警戒です。

国立大学法人 徳島大学

www.tokushima-u.ac.jp

https://www.muji.com/jp/ja/store

無印良品は衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、1980年に生まれました。現在、全世界で700店舗を超え、商品アイテムは、約7,000品目を扱っています。

www.muji.com

Gryllus Inc - 株式会社グリラス

ようこそ、株式会社グリラスの公式ホームページへ。グリラスは徳島大学の基礎研究をベースに、コオロギの可能性を社会に実装していくことを目的として創業したフードテックベンチャーです。

gryllus.jp

山海庵

海鮮珍味・せんべいのお店

www.yamasan-sk.co.jp

 

【警戒レベル 高】コオロギや蚕などの虫パウダーやエキスを使った加工食品を扱う企業

高崎経済大学が起業したFuturenautとPascoが共同開発した、コオロギパウダーを使ったスイーツや手作りキットをオンラインで販売中

個人的にはこの情報が一番衝撃が大きかったかもしれないです…。

筆者は現在グルテンフリー中でたまに食べるものは米粉で自作したパンケーキやクッキー、手作りがしんどい時は国産小麦を使ったうどんやラーメンならOKとして過ごしているのですが、グルテンフリーを始めるほんの半年くらい前まではPascoの○熟をよく買って食べていたんですよね…。

今はもう買っていないとはいえ、かつてはお世話になっていた有名企業がオンラインストアで既にコオロギ入りのスイーツを販売しているなんて…。

Pasco未来食Labo Korogi cafe(コオロギカフェ)|Pascoのオンラインショップ

未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指しSDGsの取り組みも進めているPascoが、地球に優しい昆虫食に着目し、高崎経済大学発ベンチャー企業であるFUTURENAUTの食用コオロギパウダーを使用した製品を研究・開発しました。食用コオロギパウダーを練りこんだパンやスイーツのご紹介です。

www.pasconet.co.jp

その名も「Pasco未来食Labo Korogi Cafe」だそうで…。

商品ラインナップには、コオロギパウダーが混ぜ込まれているコオロギクロワッサンやコオロギバウムクーヘン、コオロギフィナンシェなどがあるようです。

今のところすべてのパッケージにはコオロギを可愛く描いたイラストが大きく表示されているのがせめてもの救い。

外箱には「コオロギのフィナンシェ」という文字が大きく書かれているし、フィナンシェの個包装にはなんと「10匹分のコオロギパウダー入り」やら「30匹ぶんのコオロギパウダー入り」などと混入されているコオロギの分量までご丁寧に記載されているという親切ぶり。

ですが、パッケージなんていくらでもリニューアルを繰り返せますから今後の売り上げ次第ではぱっと見ではわからないようにとか、とにかくおしゃれにとか、昆虫食を避けたい人々にとっての改悪をされていく可能性はゼロではないんですよね。

更には、子供の食育向けに「コオロギの食育パンキット」なるものもオンラインにて販売中とのことで…。

食の未来をおいしく考える コオロギの食育パンキット|Pascoのオンラインショップ

食の未来をおいしく考える コオロギの食育パンキット:コオロギ(昆虫食)について楽しくつくって、おいしく学べる手づくりパンのパンキットのご紹介

www.pasconet.co.jp

筆者はもちろん完全スルーですが、子供から洗脳していく作戦は本当にやめていただきたいです。

さて、今のところPascoの昆虫食推しはオンラインショップのみで完結しているようですが、今後はPascoの売れ筋自社商品にもコオロギパウダー入りの商品が展開されないとも限らず、どうしても食べたくない方は高めの警戒が必要です。

筆者は絶っっっっっ対に食べたくないし、不買行動によって1日でも早くコオロギ食を普及させようとする企業を駆逐したいと思っている一人なので、今後この会社の全ての商品を買わないと決めました。

あくまでも個人の見解ですが、こういうものを作り出してしまっている時点で食べ物を粗末にする罰当たり企業なんですよ。CMでよく見かける企業だからと言って安心している場合ではない時代ですね。

こんなことしていったい誰得なんでしょうか?本当に最近の世の中どうかしてる…。

公立大学法人 高崎経済大学|Takasaki City University of Economics

www.tcue.ac.jp

Futurenaut フューチャーノート:クリケット-コオロギなど昆虫由来の加工食品を日本へ

未来のタンパク質源として食用昆虫のコオロギに注目し、食用コオロギをパウダー化したコオロギパウダー使って初心者でも美味しく食べやすい高タンパク食品の提案(昆虫食事業)と、昆虫食を受け入れ未来へとつなげる食育の推進事業を展開。

futurenaut.co.jp

Pasco未来食Labo Korogi cafe(コオロギカフェ)|Pascoのオンラインショップ

未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指しSDGsの取り組みも進めているPascoが、地球に優しい昆虫食に着目し、高崎経済大学発ベンチャー企業であるFUTURENAUTの食用コオロギパウダーを使用した製品を研究・開発しました。食用コオロギパウダーを練りこんだパンやスイーツのご紹介です。

www.pasconet.co.jp

 

コオロギ味噌・醤油の衝撃!早稲田大学が創業160年超の老舗醤油醸造所との共同開発で作ってしまった

大学発スタートアップと老舗醸造所のコラボで「コオロギ醤油」と「コオロギ味噌」が誕生したとのこと。

こんなものを作られてしまってはもう…あらゆる加工食品にコオロギが混入できてしまう最悪の事態です。

そして筆者が調べていたのは創業なんと160年!の「マルマタしょう油」の方だけだったんですが…SNSを見ているともう一件、コオロギ味噌と醤油を作っちゃった老舗醸造所があって更にショックを受けました…。

そちらは愛知の創業90年「桝塚味噌」とAntciagaのコラボだそうで…。私の中でこの2件の商品は選択肢から消えました。

コオロギが入っていない従来の商品だって同じ工場内でコオロギ味噌が作られているのかと思うと買う気が起こりません。

早稲田大学

早稲田大学オフィシャルサイト。学部・大学院や図書館等の総合案内、また研究活動・国際展開・学生生活など早稲田の「今」を伝えます。

www.waseda.jp

株式会社エコロギー(ecologgie Inc.)

早稲田大学発の昆虫スタートアップです。コオロギの研究、生産(コオロギパウダー、エキス)、販売を一気通貫で担い、地球と生命に健やかさを提供します。ecologgie Inc. is a startup that produces and sells crickets. Achieve health for the Ear...

ecologgie.com

マルマタしょう油 powered by BASE

大分県日田市にある安政六年(1859年)創業の醤油蔵です。創業当時より自社蔵で『麹造り』『醤油造り』を続けています。定番のこいくち醤油『太陽』や、地元の山椒を使った『山椒醤油』『山椒味噌』が人気です。

www.marumata-s.com

蔵元 桝塚味噌

蔵元桝塚味噌,伝統を守った頑固なこだわりの味噌屋、こだわりの食材の紹介,味噌の情報や効用,かま次郎さんの大豆畑日記,直売店のご案内等。

www.masuzuka.co.jp

ANTCICADA

ANTCICADAは、地球を愛し、地球を探究し続けるレストラン。昼にコオロギラーメン、夜に旬の虫を使ったコース料理を提供します。ANTCICADA is a restaurant that loves and explores the Earth we live in.

antcicada.com

 

【警戒レベル 圏外】販売規模が大きい大企業と大学ベンチャーが連携して提供している避けにくい形態の事業

先の警戒レベル高よりもさらに厄介かつやばい事業があるので圏外としていくつか紹介します。

TAKEOとニチレイが資本提携した話

ニチレイとTAKEOが昆虫の冷凍食品を開発?

今のところ資本提携以降のニュースは出ていないので、上のイラストはあくまでも想像上のものですが…。

こんな有名企業がまさかの昆虫食参入で大きなショックを受けている方は多いのではないでしょうか…。

ニチレイといえば冷凍食品業界売り上げランキングで業界3位、シェアでみても業界3位(1位は日本水産、2位はマルハニチロ)ということで多くの人にとって馴染みがあって生活への影響力が大きな大企業の一つだと思います。

今回の昆虫食のTAKEOとの資本提携ではそれなりの大きな金額が動いていると思われ、この先多くの冷凍食品に昆虫が混入される予定があるということ以外考えられないでしょう。

ということで、我が家は今後「ニチレイの全取り扱い商品を不買」でいきます。いちいち食品表示と睨めっこして買い分けるとかよりそのほうがずっと楽ですし、そもそも今現在ニチレイの商品を常食していないので特に困ることもありません。

で、このニュースを見た時の印象として個人的にすごく不思議に思ったのですが、こういうニュースリリースを出すことで株価が大幅下落するとかのマイナスな影響って考えないものなんですかね?

もしかしたらここにも国際金融資本からの資金が流れていたりなど儲かるような仕組みが作られていたりするんだろうか…?

…そう思って少し調べてみたら、「やっぱりか。」という状態でした。

まず株価の変動を見たら2016〜2017年ごろに5倍くらいに膨れ上がる規模の株価の急上昇があり、次に主要株主リストを見ると…

外資系株主のための代理店とされている「日本マスタートラスト信託銀行」と「日本カストディ銀行」の持株比率の合計が29.17%と3割近くを占め、対して自社の持株は3.37%という状態でした。

株のこととか全然詳しくないのであまり深くは語れないですし、ここからはあくまで個人的な憶測ですが…。

これは完全に外資の「ものいう株主」というやつに乗っ取られてしまっている状態なのではないでしょうか?

2020オリンピックの直前の急激すぎる株価上昇は外資に株を買い漁られたタイミングだったかもしれず、自社の約10倍の株式を保有する「外資のものいう株主」によって昆虫食を押し切られてしまったのではないのかと…。

どのような事情があれど、魂を売って食べ物を粗末にする罰当たり企業への道を選んでしまったことには変わりなく…筆者はブレずにこの企業の全ての商品の不買をします。

不買をするとはいえ、外食産業でも冷食は使われているし、コンビニやスーパーのプライベートブランド、給食や外食など子供が知らないうちに食べてしまう食事とも無縁ではない企業だと思われるので、今後どのような展開がなされていくのかはしっかりと動向を追っていきたいと思います。

昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究

昆虫食の通販、実店舗、製造、研究開発から食用昆虫の養殖まで、昆虫食を専門とした事業を行う会社です。「食として楽しむ」を1番に考え、昆虫食の魅力や新しい発見をお伝えします。個人のお客様も法人のお客様も大歓迎です。

takeo.tokyo

昆虫食のスタートアップ企業「TAKEO」への出資に関するお知らせ | 株式会社ニチレイ

www.nichirei.co.jp

 

徳島大学が起業したグラリスがNTT東日本と業務提携しコオロギ食を量産。話題の学校給食や機内食に昆虫食を展開

「学校給食にコオロギ」や「機内食にコオロギ」、「NTT東日本が昆虫食事業に参入」など…昨今の昆虫食系のニュースを一番賑わしているのがこのグラリスというスタートアップ企業。

徳島大学が起業したスタートアップ企業ということから、最初に食べることになってしまったのが徳島の学生さんだったということなんですね…。

そしてこのグラリスという会社に養殖場所や管理システムを提供するためにNTT東日本も参入ということで、このまま行くと全国の小中学校の学校給食にまで展開されてしまうのかもしれません。

昆虫食関連企業を調べれば調べるほど、これらの企業たちが一番悪質だと感じました(※個人の意見です)。

何がそんなに悪質かというと、提供先が学校給食や機内食という避けることがが難しくなりがちなシーンばかりだからです。

機内食で昆虫食を提供しているのはJALの子会社であるLCCのZipAir(ジップエアー)なのですが、この昆虫食のメニュー名がさらに悪質なんです。

まず昆虫食と言ってもコオロギパウダーが混ぜ込まれているタイプのものなので見た目には判別できません。公式サイトで機内食の昆虫メニューを写真で見ましたが、ごく普通のハンバーガーやパスタでした。

それなのに「トマトチリバーガー」や「ペスカトーレ」などメニュー名にコオロギの文言が入っていないということと、つかわれているフタホシコオロギの粉末のことを「グラリスパウダー」と称し、SDGsの名の下に推進しているということ。

そしてさらにはHP内では昆虫食とも表現せず「サーキュラーフード」などと称しているところなども、昆虫食であることをあえてわかりにくくしようという悪意…意志が伺えます。

サーキュラーフードとは捨てられるはずだった食品を新たな食料として循環させ、「食」という課題から持続可能な社会を目指す取り組みのこと。

いやいや、昆虫なんてそもそも捨てられているものですらないですよね…?何を考えているのでしょうか…。

これらの機内食のメニューの説明文にはコオロギパウダーが入っていることを記載しているのでしょうが、よくよく注意して見ておかないとうっかり食べてしまう状況での提供は悪質である。と個人的には思います。

せめて、「コオロギ or チキン?」くらいはっきりと聞いてほしいものです。

「タンパク質危機」と「食品ロス」の社会課題の解決にむけてサーキュラーフードを使用した機内食販売を開始! | ZIPAIR公式サイト

【公式】ZIPAIRは、時代の先を飛ぶ ”NEW BASIC”Airlineです。航空券の予約・購入、運航状況・空席・運賃の確認はこちら。

www.zipair.net

そして今後心配なのは、グラリス製のコオロギパウダーを使用している加工商品の食品表示には「コオロギパウダー」ではなく「グラリスパウダー」と表記されてしまう可能性があるということ。

…もうかなり厄介な存在になりそうな予感しかありません。

ということで、このままの調子で事業を突き進まれてしまうと国内LCCだけでなく親会社のJALなどにも展開されるかもしれず…。

徳島だけでなく全国の学校給食で当たり前のように虫を混入されてしまう可能性が非常に高く…。

4歳の娘がいる一人の親としては一番許せなくて腹立たしい存在です。

今から公立の小学校に入れるのが怖くてしょうがないです…。まだ普及までは行っていない今から親たちが声を上げていかないといけませんね。

ターゲットは意識高い系エリート?エリー株式会社製の蚕から生まれた「シルクフード」には有名企業が多数協賛し展開中

Ellieのシルクフードコラボ大学&企業

次に紹介するエリー株式会社はコオロギ食とは違って、蚕の繭から作った「シルクフード」を展開しているスタートアップです。

研究開発に関わっている大学は東大IPCや京都大学。

そして協力企業は、大正製薬、味の素、キリン、京葉ガス、酒田米菓、稲畑産業などと、TVCMで見かけるような一流企業ばかり。「シルクフード」を普及させていくための「本気度」が伺えます。

「蚕」を原料とした次世代食品「シルクフード」の社会実装を目指すエリーが約4,500万円の資金調達を実施

エリー株式会社のプレスリリース(2020年3月12日 15時10分)を原料とした次世代食品の社会実装を目指すエリーが約4,500万円の資金調達を実施

prtimes.jp

約3年前のプレスリリースではまだ資金調達の段階でしたが、すでにもう商品は出来上がっていて販売もされているようです。

すでに販売されている商品パッケージは昆虫食とは結びつきにくいとても洗練されたもので、もちろんパッケージに蚕や繭のイラストなどはありません。

こちらも一見しただけでは「昆虫食」とは判断しにくい状態で、一見美しい見た目と美しい表現を纏った商品展開をしていくようです。

ターゲットは意識高い系エリート層と言ったところでしょうか。

昆虫そのものを食すというより蚕がまとっている繭から作られているので、コオロギよりはまだマシに思えてくるかもしれませんが、それでも虫は虫。

昆虫食はNoの筆者が商品を手にすることはないでしょう。

シルクフードを次世代の食品へ | エリー株式会社

エリー株式会社はサステナブルフード「シルクフード」の開発をおこなう企業です。大学との共同研究のもと、昆虫の「蚕」を次世代の食料資源にすべく研究開発を進めています。日本発の代替タンパク質産業をつくるべく、フードテックスタートアップとして活動してまいります。

www.ellieinc.co.jp

 

共同研究

東大IPC−東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

東大IPCはイノベーションエコシステム拡大を担う会社です。起業支援、ベンチャー投資、コーポレートイノベーション支援という3つの活動を通じ、東大から世界のイノベーションを加速します。

www.utokyo-ipc.co.jp

京都大学

京都大学のオフィシャルサイトです。学部・大学院、研究所等の案内や、入試・入学案内、教育研究活動、キャンパスの最新情報など、京都大学に関する情報をご覧いただけます。

www.kyoto-u.ac.jp

 

協力企業

ホーム

大正製薬は、生活者の皆様の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献することを目指し、医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを創造・提供して参ります。

www.taisho.co.jp

味の素株式会社 ~Eat Well, Live Well. ~AJINOMOTO

味の素株式会社の商品情報やレシピ、味の素グループの目指す姿など企業情報をご紹介します。味の素グループは、これからも食とアミノ酸のはたらきを通じて、世界中の人々の健やかな生活に貢献できる企業を目指していきます。

www.ajinomoto.co.jp

KIRIN|キリン - よろこびがつなぐ世界へ

キリンのウェブサイトです。ソフトドリンク、ビール・発泡酒・新ジャンル、メルシャンワインなどの商品情報、キャンペーン、レシピ、CM、企業情報や取り組みをご紹介。

www.kirin.co.jp

京葉ガス(公式)

京葉ガスの公式ホームページ。千葉県北西部で都市ガスと電気を供給している会社です。ガスや電気などエネルギーを超えて、新しいライフスタイルのご提案まで。地域に密着したサービスでお客さまの暮らしをサポートします。

www.keiyogas.co.jp

酒田米菓

オランダせんべい、鏡せんべい、受け継がれる伝統の味。元祖うすやきせんべいの酒田米菓。

www.sakatabeika.co.jp

稲畑産業株式会社

稲畑産業株式会社のコーポレートサイトです。会社案内、事業案内、投資家情報向け情報、採用情報などをご覧いただけます。

www.inabata.co.jp

 

今一度確認しておきたい昆虫食の危険性

「昆虫きらいだから食べない!」という本能に従って行動するだけで本来は十分なのだと個人的には思うのですが、情報戦に負けないためにはしっかりとした危険性の情報も最低限押さえておくのはとても重要ですし、周りの人に説明するための役に立つかもしれません。

下記は、内閣府の食品安全委員会のホームページより「欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)についてリスクプロファイルを公表」というタイトルの資料からの引用です。

農場はOne Health原則(訳注:人の衛生、家畜の衛生、環境の衛生の関係者が連携して対策に取り組むべきであるという理念)に向かうべきとの理念のもと、ヨーロッパイエコオロギの全生存期間に渡り、家畜衛生及び食品安全の側面が含まれる。データ不足の場合は、直翅目属の近縁種(バッタ、イナゴ、他種コオロギ等)の対応するエビデンスを利用している。しかしながら、動物衛生と食品安全において、著しいデータギャップが存在している。HACCPタイプのシステムが実施された場合でも、リスクプロファイルにおいて以下に挙げる相当な懸念が特定された。
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
寄生虫、カビ類、ウイルス、プリオン、抗菌剤耐性及び毒物類等の他のリスクは低いと判定された。数種のリスクに関しては、更なるエビデンスが必要であることを強調しておく。
当該文書は下記URLより入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.e16082

内閣府食品安全委員会資料より引用

ということで…小難しい表現で本当はもっと長ーい資料からほんの一部だけの引用なのですが…。

要は

  • ヨーロッパイエコオロギの研究データの不足部分は他の昆虫(バッタ、イナゴ、他種コオロギ等)のもので代用しているよ。
  • コオロギって好気性の細菌数がめっちゃ多いんだよ
  • 熱処理したって細菌は残るよ
  • 昆虫由来のアレルギーの問題も心配だよ
  • 重金属が体内で濃縮される危険性もあるんだよ
  • コオロギを食用にする問題点についてのエビデンスはまだまだ足りていないんだよ。

という感じの内容を2018年頃にこっそり指摘していたんですね。

こちらは2018年の資料ですが、内閣府も昆虫食の懸念点を指摘し資料にもしっかり残しているのになぜ2023年に入ってこんなにゴリゴリに昆虫食推しがなされているのか…。

大手メディアでは専門家が誰も「危険性」についての声を上げないなんて気味が悪すぎます。

筆者はどこぞのインチキ科学者が書いた中途半端なエビデンスよりも先人の知恵や「昆虫なんて食べたくない!」という自分自身の素直な防衛本能を信じ、絶対に昆虫なんて食べません。

昆虫食の食品表示は今後どうなるのか

ZipAirの機内食に混ぜられているコオロギ粉末のことを「グラリスパウダー」と呼んでいるということを先に紹介しましたが、最終的にどんな食品表示がなされるのでしょうか?

昆虫食を絶対避けたい、子供に食べさせたくないと思っている人々にとってはこれはとても重要な問題です。

2023年現在、パッケージにもしっかりとコオロギ入りと大きく表示してアピールしている企業の商品である無印良品の食品表示を見てみると「コオロギせんべい」、「コオロギチョコ」共に「食用コオロギパウダー」となっていました。

が、今後の売上によっては昆虫食不買民の目を盗むようにコロコロ変わっていくかもしれません。

とある方のツイートでは現在の「化学調味料」の表記である「調味料(アミノ酸 等)」の等に含まれてしまうのではないか?という意見がありました。

また、ある方は食品表示の添加物「タンパク加水分解物」としてひとまとめにされてしまうのではないか?と予想。

また、わかりにくくするために学術用語を使うんじゃないか?と予想している方もいます。

ちなみにコオロギの英語名はCricket。学術名はGrylloideaだそうです。

先の「グラリスパウダー」のグラリス(Gryllus)は、ラテン語でコオロギなのだそうです。

今後はEUや米国からの輸入品の表示なども気になるところなので、各言語の「コオロギ」もまとめておきますのでお買い物時や海外出張、旅行などにもご活用ください。

言語 表記 読み方
英語 Cricket クリケッ
中国語 蟋蟀 シィシュァィ
韓国語 귀뚜라미 クィトラミィ
スペイン語 Grillo グリィョ
フランス語 Criquet キュイケッ
アラビア語 كريكيت ジャダージドゥ
ロシア語 сверчок スベルチォーク
ポルトガル語 Grillo グリロ
ドイツ語 Grille グリレ
イタリア語 Grillo グリッロ
ラテン語 Gryllus グリッルス

 

警戒レベル別昆虫食参入企業と注意点まとめ

ということでまとめます…。

昆虫食の危険性からは絶対に我が子を守りたいし自分もコオロギなんて絶対食べたくない!!という思いから調べ始めたら、まずその数の多さに絶望…。

昆虫食系公式サイトにありがちなTOPにいきなり昆虫の画像がどーん!という洗礼を何度も受けながらも途中から瞬時に目のピントをぼかすという技を習得しつつ…、昆虫大っっっ嫌いな筆者が昆虫食関連のHPをガンガン踏み抜くスタイルで調べ進めていきました。

結果分かったことは、大学発スタートアップと大手企業が組んでガッツリと昆虫食を普及させていくスタイルで日本の食が完全に包囲されているということ。

そして、コオロギパウダーやコオロギ醤油などが開発されたことによって見た目にはわかりにくい形で商品展開されていて、そのマーケットもとても大きく設定されている…という日本の惨憺たる現状でした。

コオロギを、昆虫食を、いかにして避けるか…。

いろいろと方法を考えては見ているものの、ここまできたらもう加工食品からの完全な卒業が吉なのではないか。

そして玄米と、できれば手前味噌の野菜たっぷり味噌汁と、糠漬けに近海で獲れたお魚と…というシンプルな和食に回帰するのが一番なのかもしれません。

パンやおやつが恋しくなったらたまに米粉スイーツを手作りして食べる。

例えば私たちの昆虫食不買運動が効かず…いよいよカオスな状況になってしまったとしたら、いっそそうしてしまおうとも考えています。

発癌性やアレルギー、不妊の元でもちろん妊婦さんには禁忌とされている「コオロギ」やその他昆虫食。

下手したら命に関わることですからね…。

どんなに避けるのが難しく面倒になってもブレることなく一切拒否して過ごしていきたいと思っています。

昆虫食が嫌すぎるあまり…うっかり10000字を超える長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

昆虫食は絶対食べない!不買運動で日本から追い出したい!という方の参考になれば幸いです。

不買運動、一緒に頑張りましょうね!コオロギを絶対に食べたくない人が知っておくべき警戒レベル別昆虫食参入企業と注意点まとめ | Lagom (kurashi-tips.net)