http://www.fcg-r.co.jp/forum/open/next.htm

 2008年度末現在、日本企業の海外現地法人数は1万7000社を超えています。進出地域では、アジア地域が全体の6割を占め、なかでも中国では5000社を超える現地法人が活動しています。他方で、進出先には政情不安な国も多く、様々な観点からのリスク分析は欠かせないものとなっています。さらに、日本と進出国との外交問題が事業活動に多大な影響を与えるケースもあります。  今回は、海外に進出する企業がどのようなインテリジェンス活動をすべきか、従業員が国家間のトラブルに巻き込まれた場合の対処法などについて専門家が解説します。  講師は、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏と産経新聞の元北京支局長で現在、産経新聞東アジア室長の山本秀也氏です。お二人には、企業が独自に行うべきインテリジェンス活動や中国での事業活動上の留意点などについてお話しいただきます。  海外担当、広報渉外担当の役職員の方必見の講座です。この機会にぜひご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。  


【テーマ】 危機管理セミナー「海外でのリスクにどう対峙するか」ー組織とスタッフを守るインテリジェンス術ー

【日 時】 2010年11月29日(月) 13:00~17:00

【会 場】 日本記者クラブ 宴会場千代田区内幸町2-2-1 

日本プレスセンタービル9階 Tel.03-3503-2721(代表)

【参加費】 一般=40,000円フジサンケイ広報フォーラム会員=35,000円

【申込み】 受講申し込みはこちら


【プログラム】

13:00 ~14:30 国家間のトラブルと企業活動への影響 ―組織・人を守る企業のインテリジェンス活動

【講 師】 作家・元外務省主任分析官佐藤 優 氏

14:30 ~15:00 質疑応答

15:10 ~16:40 中国での事業活動の注意点 ―いま、中国で何が起こっているのか

【講 師】 産経新聞社東アジア室長(元北京支局長)山本 秀也 氏

16:40 ~17:00 質疑応答


【受講料】 一般=40,000円フジサンケイ広報フォーラム会員=35,000円

【申込み】 フォームからお申し込み下さい。事務局から受領確認のご連絡をさしあげた上で、請求書を発行いたします。 受講申し込みはこちら


【講師プロフィル】

■佐藤 優(さとう まさる)氏作家・元外務省主任分析官 1960年東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了、外務省入省。在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館勤務後、外務省本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。東京拘置所に512日間拘留される。09年最高裁により上告棄却、有罪が確定し、外務省の職を失う。主な著書に「国家の罠」(新潮社 毎日出版文化賞特別賞)、「自壊する帝国」(新潮社 大宅壮一ノンフィクション賞)、「国家の自縛」(産経新聞出版)、「獄中記」(岩波書店)、「国家論」(日本放送出版教会)、「テロリズムの罠」(角川学芸出版)などがある。近著「この国を動かす者へ」(徳間書店)では、自民党から民主党への政権交代の裏側を考察。


■山本 秀也(やまもと ひでや)氏産経新聞社東アジア室長 1961年岡山県生まれ。85年北京大学卒業。86年産経新聞東京本社入社。93年シンガポール支局長。96年台北支局長。97年香港支局長。98年中国総局(北京)特派員。2003年外信部次長。06年ワシントン支局長。10年東京本社東アジア室長兼日本工業新聞社取締役。主な著書・訳書に「本当の中国を知っていますか?-農村、エイズ、環境、司法」(草思社刊)、共訳「李登輝実録―台湾民主化への蒋経国との対話」(中嶋嶺雄監訳 産経新聞出版刊)などがある。

【 森田健作知事、来たる! 滝田敏幸・県政報告会、12/5(日)開催決定! 】
 下記の通り「滝田敏幸・県政報告会」を開催致します。全議員中最多となる9度の一般質問質疑や総合企画水道常任委員長としての活動報告ほか、千葉県と印西市の課題について皆様と語り合いたいと思います。
 〇 日 時 : 12/05(日) 17時~ (開場:15時半)
 〇 場 所 : 印西市文化ホール・大ホール
 〇 ゲスト : 森田健作千葉県知事 佐藤 優(元外務省主任情報分析官・作家)
 〇 テーマ : 「千葉県政、最接近! 北総・印西の新時代を考える!」
 〇 主 催 : たきた敏幸・県政報告会 発起人会
 〇 定 員 : 550名    
<2009年08月29日 千葉NT中央駅前 滝田県議とともに北総鉄道問題を訴える森田知事>

http://takinowa.exblog.jp/14893886/

〇 日 時 : 11/23(火・祝) 17時~ (開場:16時半)
 〇 場 所 : ホテルマークワンCNT
 〇 内 容 : 佐藤 優 時局講演会
 〇 テーマ : 「千葉・印西から日本と世界の今を読み解く Ⅲ」
 〇 主 催 : 印西市民フォーラム実行委員会
 〇 参 加 : 120名 ※印西市民限定

http://takinowa.exblog.jp/14893886/

2010.09.10______________________

印西教養フォーラム

たきた氏 VS佐藤氏

(ブログ 10/20 「日々坦々」さん より)

「小沢一郎支援」「検察審査会糾弾」のデモ行進

■ 10月24日、日曜日(12:15中央区水谷橋公園集合)

■外堀通り経由で日比谷公園まで行進。

■許可は22日午後に下りる予定。まずは申請が受理されまた

■水谷橋公園・住所:中央区銀座1-12-6 

■地図

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.40.10.095&lon=139.46.30.388&skey=%25b6%25e4%25ba%25c21-25-2&pref=&kind = 

■駅:日比谷線・新富町駅、都営浅草線・宝町駅

主催者の本日のツイートで

「 検察、検審査の横暴を糾弾するデモ は24日12:15中央区水谷橋公園集合、12:30スタートが決まりました。外堀通り経由で日比谷公園まで行進。許可は22日午後に下りる予定。まずは申請が受理されましたので、告知します」


マイブーム
【日時】
 2010年11月1日(月) 開演:18:30~
 
【会場】
 三省堂書店神保町本店 8階特設会場
※8階特設会場へは、正面入口(靖国通り)側エレベーターにてご来場ください

只今、10/20発売予定の最新刊『新約聖書 Ⅰ』(文藝春秋刊)を当店でお買い上げまたは電話にてご予約のお客様、先着100名様に2階レジカウンターにて整理券を配布しております。講演終了後にサイン会を予定しております。

【お問い合わせ】
 三省堂書店神保町本店 2階  03-3233-3312(代) 10: 00~20:00

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2010/10/111-1-1.html



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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)10月18日(月曜日)
      通巻3103号 
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 四川省綿陽市でも「反日暴動」? 核物理、兵器開発の秘密都市で?  被災後の貧困、政府への憤懣が爆発。「反日」は明らかに隠れ蓑
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 16日の成都、西安、鄭州に引き続き、17日に反日デモは綿陽に飛び火した。
 四川省綿陽は山岳地帯、チアン族など少数民族も多く、河川が幾本も流れているので漢の時代から開けた。

 しかし日本人のいない街で(報道に拠れば駐在日本人ひとり)、なぜ反日暴動が?
 警備の車両がひっくり返され、通行中の日本車が襲撃され、ソニー、パナソニックの看板がある商店、日本料理店等が襲われた。 明らかに「反日」デモではない。これは「反日」に名を借りた反政府暴動である。

 綿陽は08年五月の四川省大地震のおり、もっとも被害が大きかった地域のひとつ。土砂崩れで河の流れが変わり、突然湖が近くに出現、決壊を防止するため軍が派遣された場所にも近い。
 なによりも綿陽は核物理学センター。付近には核兵器、ミサイル開発の秘密施設が建ち並び、軍事技術の派生からエンジニアが確保しやすく、近年では電子部品などの工場進出も目立った。成都から東北へ93キロ。

 被災後の復旧が遅れ、貧困にあえぐ地域住民の不満は爆発寸前、なんでも良いから暴れるきっかけが欲しかった。油がまかれたところに火が投げ込まれたのだ。

 重要な情報が香港からもたらされた。
 第一に四川省成都の反日デモは「官製デモ」、つまりヤラセだったと「りんご日報」などが伝えたが、イトーヨーカ堂と伊勢丹を襲ったデモ隊のプラカードに、ふたつ引っかかった。ひとつは「沖縄開放、琉球奪還」という、中華思想まるだしの侵略性が書かれたプラカードがめだつこと(収回琉球、開放沖縄)。これ
は新華社系『環球時報』が代弁した「沖縄独立支持」の論調と軌を一にしている。
 衣服の下に鎧がみえた。

 もうひとつ。日貨不買、中国製品を買おうという横断幕に周囲に「索尼、松下、豊田」と明らかに日本企業を名指ししたプラカードがあった。(「索尼」はソニー)。中国経済の発展にもっとも寄与した日本企業が今度は襲撃目標に転化している。

 第二に反日デモが特定の地域でしかおきておらず、もし全土的反日感情が存在するとすれば、もっとも尖閣諸島奪回の取り組みが勇ましい香港でおこるべきだろう。
しかし『保釣行動連合会』本部がある香港でも台湾でも尖閣をめぐる反日行動の第二波は、動きもなく、計画もされておらず、北京、上海、広州はいうに及ばず、大連、瀋陽、青島、重慶といった日本領事館所在地でも動きが皆無。
 第三は異常な警備だ。05年の反日暴動のとき、警備はジェスチャー的に出動したが日本大使館への投石も黙認し、まじめに警備をしなかった。今度は、たかだか数千のデモに出動したあとから、数百の警備が日本企業周辺を厳重に警戒している、その本気度は異常ではないか。
これは明らかに反日が反政府暴動へ転換することを怖れての措置である。
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  @@@@@@@@@@@@@  読者の声  @@@@@@@@@@@
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(読者の声2)貴誌前号。う~む、「反日デモ」がヤラセとは、このデモが「反北京デモ」に発展する可能性は極めて少ないのですね。 私の脳内妄想では、「反日デモ」から「反北京デモ」へ、そして支那大陸動乱へ、その機を狙って「暴支膺懲」(この用語が一発で出たことにある意味感激です^^)。そして我が国が晴れて軍事強国に、という筋書きは当分おあずけですか。
(GV2)


(宮崎正弘のコメント)そもそも言論の自由、結社の自由、表現の自由が許されない国で自発的デモがありうる筈がありませんから。


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 西村真悟のコラム 西村真悟のコラム 西村真悟のコラム
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西村真悟のコラム
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日本は整然としたデモ、支那は暴動、国家再興の絶好のチャンス!


 十月十六日は、上京し「頑張れ日本!全国行動委員会主催」の「10.16中国大使館包囲!尖閣諸島侵略糾弾!国民大行動」に参加し、深夜帰阪した。 デモ出発会場となった青山公園には三千五百名が集まり、一時間半にわたって集会をして尖閣を守る日本人の意思を確認した。
 午後三時半ころから二キロのコースでデモ行進を開始し、デモ終了後の午後七時前頃、中国大使館玄関前におもむき、前航空幕僚長の田母神俊雄さんが、対中国抗議文を読み上げ、玄関郵便受けに投函し、流れ解散した。
 デモ参加者は、三千名ほどと思う(マスコミは二千八百と伝えているようだが)。約二キロのデモであったが、デモの先頭が終点の六本木の公園に着いた頃に、デモの最終部隊が青山公園を出発していた。コースは、青山公園から麻布六本木までの若者や外国人の多い華やかな町並みだった。
 中国大使館前には、警察はデモをさせないらしい。
大使館前から、一キロほど離れたところでデモを解散し、あとは一人一人歩道を歩いて大使館前に向かった。田母神さん、私、八尾の三宅さんそして山梨選出の前議員の赤池さんらが一団となって大使館前に歩いた。道の向こう側には、まだデモ隊が整然と行進していた。

中国大使館玄関の百メートルほど手前で、おまわりさんが、我々を止める。そして、「この横で、しばらく待機していてください」と要請。それから、後続の人たちを五人ずつ、間隔を開けて大使館前を歩かせるという。歩かせるのは、大使館玄関の向かい側の歩道。玄関前歩道には、黒山の報道陣がいた。
それから、約四、五十分ほどの間、我々は、間隔を開けて五人縦隊になって玄関前に向かう仲間を、「大声出せよー」と、何組も何組も見送った。すると、一、二分後に、玄関前のほうから、「尖閣は日本の領土だー!」という叫び声が聞こえてくる。
おーやっとる、やっとると思っていたが、考えると、三千名が五人ずつ間隔を開けて玄関前に歩いてゆくのを見送っていると、見送り終わるのは明日の朝になる。今日中には帰れなくなる。
それで午後七時前頃に、我々が玄関前で抗議文の朗読と投函に至った次第だ。中国大使館のなかは、電気を殆ど消していてひっそりとしていた。 このデモに関して述べておかねばならないことは、日の丸の旗を掲げた整然とした行進であったことだ。掲げられた日の丸は、三百本ほどか。東京の街頭をこれだけの日の丸が整然と行進するのは、戦後初めてではないか

これによって、街頭の日の丸に対する、今までの「右翼の街宣と重なるイメージ」は消え去り、主婦も娘さんも当たり前に掲げるすばらしい日本の国旗という本来の姿が回復された。
次にデモが整然としたものであったことについてであるが、これこそまさに日本人の品性を顕したものであった。暴走する者はなく、口汚くののしる者もない。まして、中国共産党の旗を焼いて気勢を上げる者もない。それでいて、参加者全員の内面には領土を守るという確信が秘められている。

以上が、昨日(16日)のデモの特色であり、そこに現れた日本人の個性である。
想い出したことがある。
以前、新潟の埠頭で、日本人を拉致した北朝鮮の工作船である万景峰号の寄港反対の抗議行動をしたことがあった。奇妙なことに、新潟県警は、我々日本人が旗竿に日の丸を掲げて埠頭に入るのを阻止したが、入港歓迎のため朝鮮総連関係者が旗竿に北朝鮮の旗を掲げて埠頭にはいるのは許していた。そして、朝鮮総連は、埠頭で旗竿を槍にして日本人を突く姿勢をして威嚇した。
そのとき、一人が、持参していた北朝鮮の旗を焼こうとした。私はそれを止めて言った。「焼くな、朝鮮と同じことをするな、我々は日本人だ」。

後日、アメリカCIA元部長であったアーサー・ブラウンさんと話していたとき、彼が「中国人や韓国人に比べて日本人は静かだ、もっと感情を露わにしたらいいのに」と言った。私は、新潟の埠頭のことを説明して、「日本人は、相手国の国旗を焼くという中国人のすぐするようなことはしない。それが、日本人だ」と
言った。すると彼も言った。「それは分かるんです。私、日本人好きです。しかし、多くのアメリカ人には、中国人や韓国人のように、ぎゃーぎゃーわめくほうがよく伝わるんです」
そして、二人は大笑いした。


熊本大学で夏目漱石を研究しながら日本の武道を習得し、青春をベトナム戦争に従軍して戦場で過ごてからCIAに入ったアーサー・ブラウン君が私と共にこのデモ隊にいたら、「これが君の好きな日本人だろう、俺と同じじゃないか」と話せたのにと思った。


そこで、昨日、同じ日に支那の内陸部、成都、西安そして河南省の鄭州などで行われた反日デモに関して述べておきたい。 これは、東京におけるデモの情報に対抗して中国内のネットで呼びかけられたデ
モだと報道されている。


読売朝刊の一面見出しは、「中国数万人反日デモ、尖閣抗議 日系スーパー被害 成都など3都市」とある。しかし、我が国東京の日本人のデモが「デモ」だからと言って、中国人のデモが「デモ」ではない。
歌の文句にあった。「こい」にも色々ありまして、緋鯉に真鯉は池の「こい」、今夜来てねと頼んでも金持って「こい」では「こい」じゃーない。この歌の文句と同じだ。我が国では「デモ」であるが中国人のは「デモ」ではない、常に「暴動」だ。
その証拠に、彼らのターゲットは、常に、日本のスーパーであり日本料理屋であり日本車ではないか。

この中国の暴動を如何に見るか。
中国外務省報道局長は、「反日デモ理解の談話」を発表したという。
しかし我々はこの暴動が、中国共産党の九人の政治局常務委員の権力闘争のなかで行われたことに注目すべきである。
つまり、十五日から重要政治イベントである中国共産党第十七期中央委員会第五回総会(五中総会)という名前では訳が分からないが内実は権力闘争の場が始まっている。
この最中の反日デモという暴動は何を意味するか。それは共産党権力の不安定化につながりかねない要因だということだ。中国は、膨大な国防費を遙かに超える治安維持費つまり警察費を使わなければ、安定を維持し得ない国である。
戸籍のない人民を加えると十五億を超えると言われる人民を七千万人の中国共産党員が公金(税金)を搾取しつつ支配し、その共産党を九人の政治局常務委員が支配している。
そして、その九名のうち、北京天津経済圏を背景にする胡錦涛派は三名と少数で、上海経済圏を背景にする江沢民派は五名、他一名は例の習近平で太子党の上海の江沢民に近い出自である。太子党とは、共産党大幹部の子弟の特権階級という身分。
この体制の共産党支配が、昨日十六日の暴動で衝撃を受けているといわれる。この暴動を、共産党は今の政治状況では、「反日デモを評価する」としか言えないだろう。

ここにおいて、我が日本は何をすべきか。
それは、反日暴動が起こった今こそ、全世界に向けて、尖閣が我が国の固有の領土であることを説明し、中国共産党の無法で無礼な領土要求を糾弾することである。そして、この中国の膨張主義は、西のインドから東の日本というアジアのみならず、全世界にとって許し難い脅威であることを明らかにするべきだ。
そのなかで、この度の海上保安庁の撮影した中国船の犯行を映したビデオを公開し、如何に中国人が悪質であるかを示すと共に、衝突した中国漁船の衝突直後の映像と中国に帰してからの映像を公開し、中国が如何に証拠を改竄し事実をごまかして嘘をつく国かということを明らかにすべきである。

昨日の集会には、ウイグル解放日本支部長のイリハム氏も来ていた。彼に言った。「東の尖閣から、中国内に暴動を起こし、西のウイグルもチベットと共に立ち上がり、中国内の自由を求める人民が立ち上がれば、アジアの諸民族の自由と幸せの道が広がる。頑張ろう」と。
今こそ、日ロ戦争時に、ロシアの後方ヨーロッパにおいてロシア国内での反政府運動への支援をした明石元二郎大佐の行動を思い起こすべきである。
以上の国益を守るための当然の戦略は、菅売国内閣ではできない。


従って、草莽崛起だ、国民が現内閣を打倒して、民族救国保守統一内閣を樹立する目的で立ち上がらねばならない。私が、平成九年にその大地に足をつけてしばしいた島、尖閣は、我が国の覚醒を促している。
尖閣に上陸できたことを感謝し、日本再興を期する日々だ。
   △ □
(にしむら・しんご氏は元衆議院議員)


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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
 平成22年(2010)10月17日(日曜日)通巻3102号 <臨時増刊号>
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 中国四都市で「反日デモ」に数万? イトーヨーカ堂と伊勢丹は撤退の好機、 またもノーベル平和賞騒ぎの国内分裂状態をガス抜きへ
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 2010年10月16日に中国でおきた反日デモは、四カ所。
 四川省成都。河南省鄭州。浙江省杭州。そして陝西省西安。
 イトーヨーカ堂と伊勢丹が成都で窓ガラスを割られるなどの被害、西安でミズノを扱う日系スポーツ用品店が破損されるなどの被害を受けた。杭州ではデモがあったという情報だけで詳細は伝わっていない(17日午前四時現在)。

 さてご承知のように中国にある大使館は北京。領事館は上海、瀋陽、広州、重慶。それに香港。連絡事務所が大連。

 もう一度、反日デモが起きた都市を確認していただきたい。いずれも日本領事館がない。駐在日本人がすくない都市ばかりだ。

おりから北京では五中全会が開催中である。日本のマスコミの焦点は習近平が軍事委員会副主任にはいるか、どうか。 上海は万博、広州はアジア大会。いずれも警備陣が抑え込んでいる。だから隙
間を狙った?
 
 お気づきだろう。領事館すらない都市での反日行動はまったくのヤラセである。若者たちの政府への不満、ノーベル賞を評価しない矛盾に気がつき、なにか憂さ晴らしをしたかったのだ。
しかもネット上に集合場所と行進順路まで掲げられ、当局は瞬間的に削除するのに西安、成都、鄭州ではデモの呼びかけの書き込みを削除しなかった。


 ▲「反日はマスゲーム」
 
 このタイミングを撰んで中国共産党が反日デモを展開させたのは何が理由だろうか。

第一はノーベル賞騒ぎのガス抜きである。国内世論は劉暁波を釈放せよと無言の合意がある。民主化、自由、人権、法治を求める中国の若者の不満の発散場所を人口的につくる必要があった。

 第二は日中関係を友好から対立へと尖閣カードに反日デモを重ねて胡・温執行部を突き上げようとする上海派の陰謀の影が濃い。尖閣衝突の第二幕を狙っている。デモ隊の横断幕、プラカードをみれば、「統一された用語」しか並んでいないことに留意されたい。公安が用意したものだ。

第三は世界のマスコミに対して問題のすり替えをおこなう。
 人民元不正操作で怒り心頭のアメリカ、ノーベル賞でいみじくも浮き彫りになった人権問題で西欧の対中不信が増大しており、ここで中国としては反日カードをもう一度使おうとしたわけだ。
 ノーベル平和賞を犯罪者に与えたことはノーベル賞を冒涜するといっても説得力がなかったが、日本が悪いといえば、中国人の劣根性を引き出せる。義和団の乱のようにナショナリズムを権力側が利用するのだ。

 第四は同時に起きている炭鉱事故の悲惨(いつもおきているのに何故今回だけかといえば、チリの奇跡的炭坑夫33人の生還に比較し中国の炭坑事故は毎年数千の犠牲)に象徴されるような国内の悪政を狡猾にすり替え、ともかくいつものように都合の悪いことに蓋をするために日本を梃子に利用する。

 いみじくも人気作家の韓寒が冷ややかに言いはなった。「反日はマスゲームだ」と(そして当局はこの書き込みを瞬時に削除したが)。

 韓寒は中国の若手人気作家でカリスマ的存在。若者の心理の先端、現代中国の風俗を描き、往時の石原慎太郎のような人気がある。『TIME』は世界を動かす百人のひとりに彼を撰んだことがある。
 嘗て米国ジャーナリズムが書いていた。「中国人にとって反日は娯楽だ」

 ▲日中友好協会50周年記念会が4割減という無惨な参加者

 ちょうどこの夜、北京の人民大会堂の宴会場を埋める<?>筈だった「日中友好協会」の設立五十年祝賀会は、2000名の参加を見込んでいたが、実際には1200名。四割が欠席するという異常事態が出現した。

 会長の加藤紘一は病気を理由に欠席した。
 日本からの「日中友好屋」さん、37団体から百名前後だけが訪中した。かつて、この宴には五千人がつどうほどの盛況だった。
 
 東京の中国大使館主催「国慶節」も今年の参加者はすくなく、とくに国会議員の欠席が目立った。対照的に一週間後に行われた台湾の双十節宴はホテルオークラが超満員、千五百名の盛況だった。

 イトーヨーカ堂と伊勢丹は中国から撤退する口実ができた。絶好のチャンスではないのか?

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(読者の声1)中国で大規模な「反日デモ」とNHKの(16日)午後7時のトップニュースで報道していたが、肝心の日本人の「反中国デモ」は華麗にスルー。


今まで真面目に受信料払ってきたのにこの有様では余りに頭に来たのでNHKのコールセンターに住所・氏名・職業を明確に伝えた上で抗議の電話をした。
料金を滞納したことはないといったら、一応「ありがとうございます」とは返答。当たり前だが。
対応はTさんという、罪の(少)ない(一職員である以上同罪ははまぬがれないと思うが)一コール対応員故多分同じ話をさんざん聞かされているだろうからかわいそうにもなったがこれも仕事だ。

以下抗議要約。
中国の反日デモを報道する一方で日本人の反中国デモをなぜ報道しないのか。これは明らかに特定の国に偏った、少なくとも日本人の立場に立った報道とは言えない。
NHKは、報道(しないこともふくめ)の自由を主張するか も知れないが、税同様の公共料金を徴収する立場として、問題はないのか。自分は、税をいただいて生活している人間だが、少なくとも職務においては出来る限り、間違いの少ない内容にするように心がけている。このように心がけている一国民、一市民として、 一料金負担者として、NHKのこの報道姿勢は激しい憤りを感じざるを得ない。
一体、どこの国の放送局なのか。


日本人の反中国デモも、午後7時のニュースか、朝7時のニュースのトップで報道すべきである。
コールセンターの皆様には同じような話ばかりで申し訳ないとも思うが、あなた方の責任とは言えない。上層部にはっきりとこの件を伝えてもらいたい、という内容を話してみた。

だんだん憂鬱そうな返答になるのがかわいそうとも思えたが、嫌ならその仕事を辞めればいいだけのことだ。職業選択の自由も日本にはある。最後はしおらしげに「はっきりと伝えます」とは言ったものの、どうせ途中で握りつぶされるんでしょうな。料金詐欺もここに極まれり、だ。


追加。8時50分のニュースでいかにも日本のデモが反日デモの原因のような報道ぶりで笑えました。が、映像流しただけ抗議電話の甲斐もあったかと思いました。デモの参加人数を5000人越えにも拘わらず、2800人と明らかに虚偽報道をした件について、早急の訂正報道を再度抗議電話してみました。コールセンターのHさんには気の毒ですが、NHKがどう動くか注目しています。
(公立学校教員MM)


(編集部より)同様のご意見を多数いただきました。拙メルマガへ抗議のご投書いただくも結構ではありますが、これはどうぞNHKへ抗議してください。


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(読者の声2)貴誌10月13日付け「読者の声8」で掲載いただきました。「新潟 中国総領事館移転問題 及び 中華街構想問題」について全国拡散のためのご協力に深謝。
さて緊急に対応が必要なのは「総領事館移転問題」の方で、西大畑という新潟市でも一等地の住宅街への移転が迫っております。
10月15日に地元住民への「説明会」なるものが開かれましたが、ここで明らかになったのは、「新潟市民が知らぬ間にすべてが決まっており、事後承諾」のような形になっていることです。
篠田昭・新潟市長、NSG(専門学校)、新潟日報、新潟市議などすべてがグルになって知らぬは市民ばかり。


15日の西大畑住民“説明会”の模様は、柏崎市議の三井田孝欧さんのブログに文字になって上がっております。こともあろうに新潟市が新潟市民をだまし討ちにしている様子をどうぞご覧になって下さい。
三井田孝欧氏ブログ「新潟 中国総領事館移転問題 西大畑説明会」

http://miida.cocolog-nifty.com/nattou/2010/10/post-d549.html#comments
(新潟市民)


(宮崎正弘のコメント)次は新潟でも反北京デモでしょうか。


著者/訳者  新共同/著; 佐藤優/解説
出版社名 ; 文藝春秋
発売予定日; 2010年11月18日
販売価格 : 1,000円

本の内容

II巻では、現在の世界の混迷を予言したかのような「ヨハネの黙示録」までを収録。人類最大の物語を佐藤優氏のナビゲートで読み解く。

著者/訳者: 佐藤 優
出版社名; 文藝春秋
発売予定日: 2010年10月20日
販売価格: 1,000円


本の内容

一度は読んでみたいと思っていた人。途中で挫折した人。この新書版なら、佐藤優氏のガイドによってキリスト教のすべてが分かる。