http://www.fcg-r.co.jp/forum/open/next.htm

 2008年度末現在、日本企業の海外現地法人数は1万7000社を超えています。進出地域では、アジア地域が全体の6割を占め、なかでも中国では5000社を超える現地法人が活動しています。他方で、進出先には政情不安な国も多く、様々な観点からのリスク分析は欠かせないものとなっています。さらに、日本と進出国との外交問題が事業活動に多大な影響を与えるケースもあります。  今回は、海外に進出する企業がどのようなインテリジェンス活動をすべきか、従業員が国家間のトラブルに巻き込まれた場合の対処法などについて専門家が解説します。  講師は、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏と産経新聞の元北京支局長で現在、産経新聞東アジア室長の山本秀也氏です。お二人には、企業が独自に行うべきインテリジェンス活動や中国での事業活動上の留意点などについてお話しいただきます。  海外担当、広報渉外担当の役職員の方必見の講座です。この機会にぜひご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。  


【テーマ】 危機管理セミナー「海外でのリスクにどう対峙するか」ー組織とスタッフを守るインテリジェンス術ー

【日 時】 2010年11月29日(月) 13:00~17:00

【会 場】 日本記者クラブ 宴会場千代田区内幸町2-2-1 

日本プレスセンタービル9階 Tel.03-3503-2721(代表)

【参加費】 一般=40,000円フジサンケイ広報フォーラム会員=35,000円

【申込み】 受講申し込みはこちら


【プログラム】

13:00 ~14:30 国家間のトラブルと企業活動への影響 ―組織・人を守る企業のインテリジェンス活動

【講 師】 作家・元外務省主任分析官佐藤 優 氏

14:30 ~15:00 質疑応答

15:10 ~16:40 中国での事業活動の注意点 ―いま、中国で何が起こっているのか

【講 師】 産経新聞社東アジア室長(元北京支局長)山本 秀也 氏

16:40 ~17:00 質疑応答


【受講料】 一般=40,000円フジサンケイ広報フォーラム会員=35,000円

【申込み】 フォームからお申し込み下さい。事務局から受領確認のご連絡をさしあげた上で、請求書を発行いたします。 受講申し込みはこちら


【講師プロフィル】

■佐藤 優(さとう まさる)氏作家・元外務省主任分析官 1960年東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了、外務省入省。在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館勤務後、外務省本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。東京拘置所に512日間拘留される。09年最高裁により上告棄却、有罪が確定し、外務省の職を失う。主な著書に「国家の罠」(新潮社 毎日出版文化賞特別賞)、「自壊する帝国」(新潮社 大宅壮一ノンフィクション賞)、「国家の自縛」(産経新聞出版)、「獄中記」(岩波書店)、「国家論」(日本放送出版教会)、「テロリズムの罠」(角川学芸出版)などがある。近著「この国を動かす者へ」(徳間書店)では、自民党から民主党への政権交代の裏側を考察。


■山本 秀也(やまもと ひでや)氏産経新聞社東アジア室長 1961年岡山県生まれ。85年北京大学卒業。86年産経新聞東京本社入社。93年シンガポール支局長。96年台北支局長。97年香港支局長。98年中国総局(北京)特派員。2003年外信部次長。06年ワシントン支局長。10年東京本社東アジア室長兼日本工業新聞社取締役。主な著書・訳書に「本当の中国を知っていますか?-農村、エイズ、環境、司法」(草思社刊)、共訳「李登輝実録―台湾民主化への蒋経国との対話」(中嶋嶺雄監訳 産経新聞出版刊)などがある。