夏休みに入ってから、なんだかんだ意外に忙しくて、ずっとドタバタしていました
腰痛がひどくて眠りが浅いし、寝不足続きのせいか頭痛も増えているし
そろそろ体力がもたなくなりそう
そんなある日、予定外に出かけなければならない急用が2件も入ったことがあって、一日中行ったり来たりを繰り返していました。
何とか用事を終えて、夕方に家に戻ったところでバタンキュー
ひどい片頭痛をどうにかしようと、痛み止めを服用して横になっていたら、うとうとと眠ってしまっていました
私が痛み止めを服用していたことに気づかなかった長男、お腹が空いたからと夕飯を催促しに来て、娘と次男からひどくブーイングを受けることに。
「ママは今日、ずっと忙しくて、頭が痛いからってやっと横になったのに、なんで長男はママを起こすの!?」
「そんなにお腹が空いたんだったら、長男が夕飯作ってくれたら良いじゃん!!」
いやそれは無理とか、夕飯のメニューが分からないとか断ろうとしていた長男でしたが、私が体を起こそうとして立ち眩みを起こしているのを見て、さすがに悪いと思ったようです。
そこに畳みかけるように、娘が中1の時に家庭科で作ったという『簡単なレシピ』を渡されて、
「じゃあもう、分かったよ!」
と、夕飯を作ってくれることになりました。
娘の勧めで長男が取り組んだのは、鶏丼(牛丼の鶏肉バージョン)。
まずはお醤油を入れ過ぎて味が濃くなり、それを薄めようとお出汁を足して薄くなり、味を補おうとしてまたお醤油……と繰り返すうちに、おつゆがたっぷりの丼の具が出来上がっていました。
もうその時点で汁物を作る気力が無かった長男、結局はお鍋の上の方ギリギリまでお出汁を足して、メインディッシュとスープは兼用!ということにしてしまいました
ご飯を別の器によそって、具がたっぷりのスープ兼メインディッシュとサラダでの夕飯
台所仕事に苦手意識のある長男としては、かなりがんばりました
味もちゃんとおいしくて、薬の効果が見られるまで休息が取れた私は大助かり
みんなにおいしかったと褒められて、長男も満更でもなさそうでした
カレーだけではなく、徐々にレパートリーを増やせるようになると良いと思っていましたが、長男、苦手意識が先に立って、なかなかチャレンジできずにいました
やればできる!と自分で実感できたところで……少しは苦手意識が軽減するかなぁ