夫のイライラが止められず、八つ当たりのような形で子供たち(と、私にも)当たってしまうこと、なんとか本人としても対策を取って欲しいと話し合いをしました。
精神科の診察の時に、ドクターに相談してみると言っていた夫。
どういう風に話をするのかと思っていましたが、
「イライラしてしまうことがあって……そんな時にイライラを解消するコツとか、なにかあったら教えてもらえますか?」
うーん……ちょっと思っていた感じとは違いましたが、まあ、自分から話を切り出してくれただけでも、ずいぶんな進歩です
娘や次男の診察の時に、ドクターには夫の普段の様子を話してあり、かなり苛立ちが強くて周りに影響があるということも伝えてあります。
ドクターとしては、もし本人が自分の行動に自覚があり、行動パターンを変えていきたいという意思があるのであれば、認知行動療法などに取り組むことも必要かもしれないとのこと。
今回の診察では、どういった時に苛立ちを感じるのか、どの程度の頻度で起こるのかといったことについての問診があり、その結果、夫もムード障害なのではないかとの仮説が立てられました。
発現の仕方や程度は長男とは違いますが、やはり気分をコントロールするのに障害があって、その気分に行動が振り回されてしまっている形です。
うつ病と診断が出た人の中にも、実はうつではなくて躁の部分が目立たない双極性障害だったというケースがあるらしく、診断はかなり難しいんだとか。
夫も私も、双極性障害は疑ったこともなくて、ビックリ
でも、ドクターの説明を聞いてみると、長男の不調の出方と似ているところもあり、可能性としてはアリなのかなと思いました。
今は夫のうつ病はかなり改善していますが、これが双極性障害だったということになると治療方法も変わってきます。
ひとまずは、イライラしたときに服薬する頓服薬を処方され、この薬の効果を感じられるかどうかを試してみるように言われました。
不安や緊張を和らげたり、イライラやカッとなる症状を抑えてくれるお薬で、長男も頓服として服用している薬です。
自分が苛立った状態でいることに、その時は自分では気づきにくいので、それを周りから指摘されて素直に受け入れられるかどうかがまず第一の課題かな。
次回の診察まで、じっくり様子見です。