モンスターペアレントと子供のために尽力する親の境目 | 明日は新しい日

明日は新しい日

自分も周りも明るい毎日でいるために✨

放課後デイサービスの支援員さんに、

 

「学校に要望を出すと『モンペ』って言われちゃいそうで、言えないんですって親御さんが多いんですが、そうなっても良いと思うんですよ」

 

と言われました。

 

 

モンスターペアレントと言われようが、子供の支援を求めて要望を出すのは必要かつ当然のこと、という考えに基づいてのことみたいです。

 

 

 

 

私も基本的なところでは、学校に要望を出すのはOKだと思っています。

 

ただポイントは、要望を出すのOKだというところ。

 

その要望を叶えてもらえるかどうかは、要望を出す側からは決められません。

 

 

出した要望を必ず叶えてもらわなくては!と力が入り過ぎてしまった辺りから、理不尽な要求を出してくる人に認定されてしまう気がします。

 

 

 

 

以前、通級指導教室に通っていた時、他の在籍校から来ている保護者との会話の中で、おっとあせると思ったことがありました。

 

その方の学校に、すごく勉強熱心なお母さんで、発達障害者支援法についてもきっちり調べて、学校にいろいろと支援をお願いしている方がいたんだそうです。

 

ですがそのうちに、細かい要求が積み重なって学校側が対応しきれなくなり、いつのまにか先生にそれとなく避けられるようになっていたとかガーン

 

 

せっかく子供のためになればと思ったのに……それって本末転倒ですよねタラー

 

 

 

 

先生もやっぱり感情のある人間なので、

 

「ややこしいなぁ、面倒だなぁ汗

 

と思う相手よりも、

 

「あちらも頑張っているから、できるなら手を貸してあげたい」

 

と思える相手への支援の方に目が行くのではないかと思うんです。


 

 

 

 

 

そもそも、支援の手を差し伸べるのが面倒でやりたくないと思う先生は問題外ですので、本当になんにもしてくれない先生に対してはまた別。

 

そこをがんばって要求を突きつけ続けても、無駄な労力を消費するばっかりだと思うんです。

 

それくらいなら、他にエネルギーを向けた方がよっぽど良いかなって。

 

 

 

 

反対に、モンスターペアレントだと思われるのが怖くて、何も主張をしないままでは、必要な支援を得るのは難しいです。

 

どんな風に困っていて、どんなサポートが必要なのかを、こちらからは何も発信しない。

 

それなのに、先生にその辺りを汲み取ってもらいたいというのは、あまりにも要求が大きいんじゃないかな。

 

 

 
 
 
 
自分の希望はハッキリお伝えしつつ、無理をゴリ押ししない。
 
お互いに敬意を持ちつつお願いをしていれば、それほど難しいバランスの取り方ではないですよね。