長男と娘がまたもや揉めていました。
今回は、あきらかに長男がひどくて、娘がお替りをよそおうとして立ち上がったのを押しのけ、自分が先に鍋のところまで駆けつけ、残りのカレーを全て食べてしまったんです
ひどい!と言う娘に対して、先に来たもの勝ちとうそぶいてニヤニヤ笑っている長男
まだお腹空いてたのに!と怒っている娘に、それなら白米だけむしゃむしゃ食べりゃ良いじゃんと返しましたが、そもそも娘は白いご飯がちょっと苦手
キーっとなって怒っている娘に、仕方ないなと夫がおせんべいを食べても良いよと言ったのですが、それなら自分も、と長男もおせんべいに手を伸ばします。
それが気に入らない娘は、さらに怒り出し、長男は長男でご飯もおせんべいも同じ米でできているのに、白米を食べないのは差別だとか、よく分からない主張を繰り出し…まぁ収拾のつかないことになっていました
夫も私も介入して事態の収束を図ろうとしましたが、長男がかなりしつこくて、埒があきません
自分だったら白米だけで食べるの、娘はわがままだと言い募る長男に対して、私がもう、業を煮やしてしまって、
「そんなに『白米だけで大丈夫』だっていうなら、次の日のお弁当は白米だけにします!」
と宣言しました。
まさかそう返ってくるとは思っていなかった長男は、とたんに大慌て
いや、それはちょっと…とかむにゃむにゃ言っていたのですが、威勢よく娘を責めてしまった手前、すんなりと撤回もできず。
ずいぶんきまり悪そうにしていましたが、寝る前になって、私に対しては
「えー、ちょっと余計なことを言い過ぎました…明日のお弁当はちゃんと作ってもらえるんでしょうか…」
と言いに来ました
「そこはママではなくて、妹に謝るんじゃないですか?」
と言ったのですが、そこまではできないまま寝に行ってしまったので、軽いお仕置きを計画することに
そぼろ弁当を用意したのですが、普通にご飯の上に具を乗せるのではなくて、お弁当箱の底全体に薄くご飯を敷いて、その上に具を散らし、更に上から薄くご飯をかぶせるように詰めたんです。
なので、お弁当箱の蓋を開けた時のパッと見た目は、ひたすら白いご飯だけ。
お弁当の包みには、
『今日のお弁当、おいしく食べれると良いね。妹弟に優しくすることを考えながら、しっかり味わってください』
とのミニ手紙を添えました。
お昼になってお弁当箱を開けた長男、真っ白なお弁当を見て、
「しまった! 本気だったんだ!!」
と、自分の発言を激しく後悔したそうです
でも、自分の蒔いた種なので仕方がない…と、トホホとなりながら一口目を口に運んだところで、中に具が入っていることに気づき、盛大に胸を撫でおろしたとのこと。
勢いに乗って、あんまり適当なことを言ってると良くないね!と言っていたので、上手い感じにお灸をすえられたのではないでしょうか