政次ロス

皆さん、こんばんは！

先日放送された、

大河ドラマ『おんな城主直虎』、

第33回「嫌われ政次の一生」、ご覧になりましたか？

以下、ネタバレありなので、

録画視聴派の方でまだご覧になっていない方はご注意下さい。

私はもう大泣きですよ・・・（泣）(´Д⊂

もう人生でも１，２を争うくらい泣きました・・・・゜・(ノД`)・゜・

あまりにも政次が切なすぎて・・・

まぁ、史実的に、

小野政次が処刑される事は分かってはいたのですが、

それにしても今回のラストシーンはあまりにも衝撃的でした。

”もみあげ野郎”近藤の謀があったとは言え、

自らが裏切り者として憎まれ役に徹する事で、

井伊家を守ろうとした政次。

そんな政次の”本懐”を遂げさせようと、

自ら槍で政次を貫く直虎。

二人の一世一代の”大演技”でしたよね

なんかもうね・・・

井伊家を守る為とは言え、ここまで出来るのか？・・・と。

生き残る事が大命題の戦国の世とは言え、

ここまでやらなければならなかったのか？・・・と。

「地獄へ落ちろ！小野但馬！」　

・・・と叫びながら槍を突き刺す直虎と、

そんな直虎の”覚悟”を見て、

「よく言った！それでいい・・・」

・・・と言わんばかりの満足気な表情を浮かべつつ、

血を吐きながら、あくまでも直虎に憎まれ口を叩き、

最後まで”忌み嫌われ役”を貫いて逝った政次が印象的です。

このシーンだけ見た人は、

単なる残酷な処刑シーンとしか映らないかもしれませんが、

『おんな城主直虎』を最初から見続けて、

おとわ（直虎）と鶴（政次）の関係性を知っている我々ファンからしたら、

もう壮大なラブシーンですよ、コレ。

下手なベッドシーンやキスシーンなんかより、

よっぽど二人の深い愛を感じます。

しかし、

これも戦国の世の一つの愛の形とは言え、

憎まれ役に徹する事が小野政次の本懐だったとは言え、

この政次のラストは、

やはり個人的には不憫に思えてなりません

ずっと、おとわ（直虎）の事を想い、

直虎を守る為に、

一人矢面に立って井伊家の盾となってきた政次が、

未来永劫、”逆賊”の汚名を着せられるなんて・・・(´Д⊂

森下さんの脚本、エグ過ぎませんか？(笑)

そして、

政次の辞世の句も切なかった。

”白黒を　つけむと君をひとり待つ

　天つたふ日ぞ　楽しからずや”

ずっと”嫌われ役”を演じてきた政次に取って、

想いを寄せる直虎と碁を打つひと時の時間というのは、

何よりもかけがえのない時間だったのかもしれません。

二人が夜な夜な碁を打つシーンは多かったですが、

個人的には好きなシーンでした。

そんな報われない小野政次を好演された、

高橋一生さん、

今回で最後のご出演でした。

高橋一生さんは、

大河ドラマで言えば『軍師官兵衛』にも出演されていましたし、

良い俳優さんだなぁ～とは思っていたのですが、

今年のブレイク感はスゴいですよね！

ちょっとした目の動き、瞬きとか、

むしろ声に出さない細かい演技が素晴らしかったです。

主演の柴咲コウさんを除けば、

間違いなく今年の大河ドラマMVP筆頭候補でしょう。

去年の今頃は、

『真田丸』における、

秀次ロスや秀吉ロスに悩まされる日々でしたが(笑)、

今年は”政次ロス”に陥りそうな私です(笑)

高橋一生さん、

半年間の熱演、本当にお疲れ様でした！m(_ _)m

では、また～！(´∀｀*)ﾉｼ　ﾊﾞｲﾊﾞｲ

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