皆さん、こんばんは!(^-^)
今夜はブラックジャック作品の中から、
個人的に好きなストーリーの、
泣かせるラストから一言・・・・
「おいで洋子」
(「ネコと庄造と」より庄造の言葉)
これまた、
このセリフだけでは何のことだがサッパリでしょうが(笑)、
個人的には、
このストーリー、
ラストシーンと、
そのラストの一コマが非常に印象深く、
ネコ好き?な私にとっては、
とっても大好きで泣ける話なのです・・・(´Д⊂
【「ネコと庄造と」あらすじ】
崖の斜面に建てた家が崖崩れとともに倒壊。
その際、奥さんと子供たちを失った庄造はショックで正気を失い、
野良猫たちを妻や子供だと信じて暮らしていた。
B・Jは庄造の頭がおかしくなったのは家が倒壊した際に頭を打ち、
脳内に血腫ができたせいだと考え、
それを手術で取り除いてやるのだが……。
ある日、
ブラックジャック先生の家に、
急患を診て欲しいという電話が入る。
ブラックジャック先生が駆け付けた先は、
庄造という男の家だったのだが、
急患というのはなんと子ネコだった。
しかし、
庄造は真剣な表情で、
その子ネコを「うちのせがれで14歳です」と説明する。
ブラックジャック先生は呆れ果てるが、庄造は真剣そのもの。
だってネコじゃないかと言うブラックジャック先生を、
侮辱だと怒り散らして追い返す庄造。
近くの町医者に事情を聞くと、
庄造は、
大雪の日に崖崩れが起きて家と家族を失い、
頭を打って精神的にもおかしくなってしまったとの事。
家族を失ったことも理解していない彼は、
ある日、
家の軒下に住み着いた野良猫一家を、
自分の家族だと思い込み、
母猫の事を「洋子」と呼び、
まるで人間の家族のように接して一緒に暮らしているという。
しかし、
庄造の頭は、
崖崩れによる事故の影響で脳血腫に冒されており、
このまでは命に関わるという。
土地会社からの補償を手術代にする条件で、
ブラックジャック先生は庄造を手術する。
手術が成功し正気を取り戻した庄造は、
崖崩れで家族を失ったことを初めて理解するが、
正気に戻ったおかげで逆に、
野良猫一家へ注いでいた愛情は忘れてしまう。
もちろんネコはそんな事を知らずに、
庄造が元気になった事を喜びすり寄っていくが、
もはやただの野良猫にしか見えない庄造は、
「こんなうす汚いネコなんか知らない!」
・・・と冷たく追い払ってしまう。
そして庄造は退院後、
悲しい思い出のあるこの土地を離れることを決意。
旅立ちの日、
野良猫一家も庄造についていこうとするが、
庄造はついてくるなと何度も追い払う。
しかし、
最後の最後、
バスに乗ろうとする時、
いよいよ、
バスに乗せられないネコを見捨てていくかどうかの決断を迫られ、
庄造は迷った挙句、
バスに乗るのを諦め、
歩いて行くことを決める。
そして、
母猫・洋子に向かって語りかけた、
ラストの庄造の一言が上の言葉。
この最後の1ページだけで泣けます・・・(笑)
このラストの一コマ、
夕日に浮かぶ山道を、
ネコたちと一緒に旅立っていくシーン、
とっても素敵だとは思いませんか?(笑)
長くなった影と後ろ姿が哀愁を漂わせつつも、
庄造に寄り添うネコたちが幸せそうに尻尾を立てている様子が、
とっても胸を打たれます。
まるで映画のラストシーンを思わせる一コマで、
個人的には、
ブラックジャック全作品のラストシーンの中でも、
ベスト1に推したいくらい、
たまらなく好きなラストです。
現実にはありえないような、
人間とネコの奇妙な愛情関係ですが、
その奥深くにある、
”家族愛” 、 ”動物愛”
ネコが好きな自分はこういう話は大好きです♪(^-^)
何より、
手塚治虫先生が描くネコや動物が、
とっても可愛らしいんですよね~♪(笑)
是非皆さんにも、
一度読んでいただきたい感動の名作なのでありました!(^-^)
では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ
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