「ときには真珠のように」 | 福岡の中心より愛を叫ぶ!~DQMSLに愛を込めて~

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読者の皆さ〜ん・・・愛してま〜〜す!!

皆さん、こんばんは!(^-^)





今夜は、


ブラックジャック先生ではなく、


その恩師・本間丈太郎先生の、


有名な名言・・・・





「どんな医学だって 生命の不思議さにはかなわん
 

 人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて
 

 おこがましいとは思わんかね・・・・・」



                 (「ときには真珠のように」より)





【「ときには真珠のように」あらすじ】


ある日、B・Jのもとに

石で作った鞘に収められている一本のメスが届けられた。

包みにはJ・Hのイニシャル。

B・Jはそれが、

子供の頃の彼を救った恩人・本間丈太郎からのものだと気づき、

本間の元を尋ねて行く。

そしてB・Jは老衰で横たわる恩人の懺悔を聞き、

その死に立ち会うことになる。



『ブラックジャック』という作品をご存知ない方の為に説明しておくと、


ブラックジャックは子供の頃、


不発弾の爆発事故にあい瀕死の重体になるのですが、


そのブラックジャック少年を、


奇跡的な手術で救ったのが、


本間丈太郎先生なのです。


それがきっかけでブラックジャックは医師を目指す事になるのですが、


そんなブラックジャックにとっては、


本間丈太郎先生は命の恩人であり恩師とも言うべき存在。




その恩師・本間丈太郎先生の懺悔とは・・・・



瀕死のブラックジャック少年を手術した際、


大きなミスを犯したというものだった。


それは、


メスを体内に残したまま縫合してしまったという、


重大なミスだった。


しかし、


表沙汰になってしまう事を恐れた本間先生は、


結局再手術する事なくブラックジャックを退院させてしまう。


その後本間先生は、


メスが体内に突き刺さり大出血してしまう悪夢にうなされる日々が続き、


やっと7年後にメスを取り出す手術をする。


その時、体内から出てきたのは、


石の棒のようなもので、


なんと、その中にメスが!


恐らく、


7年という長い間に、


まるで真珠貝が体の中に入った砂のかけらを、


真珠質で包んでいくように、


体からカルシウムが少しずつメスを包み込み、


体内に突き刺さるのを守っていたのだろうと本間先生は言う。


そんな人体の神秘による奇跡と、


己の過ちに対する懺悔を話し終えたあと、


本間先生がいまわの際に口にしたのが上の言葉。




しかし、


この言葉を最後に、


本間先生は昏睡状態に陥ってしまう。


ブラックジャックがすぐに手術を試みるも、


老衰には勝てずそのまま息を引き取ってしまうのです・・・・





医学の限界と、


恩師との永遠の別れ・・・


人智の及ばない領域に絶望感を感じるシーンは、


ブラックジャック作品の中でも結構ありますが、


この話は特に切なくて印象深かったですね。









では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ





















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