
週末恒例、
私の思い入れの深いプロレスラーと、
そのテーマ曲を勝手気ままに語るこのコーナー、
『我が想い出のプロレスラーとそのテーマ曲』
今日は第14回目です。
今回は、
全日本系のレスラーよりチョイス。
全日本プロレスを語る上で、
この方も絶対に忘れてはいけません。
かつては”怪物”と恐れられ、
個人的には日本人最強レスラーだったと、
信じてやまない、
不世出の天才レスラー、
”完全無欠のエース”
ジャンボ鶴田 のテーマ、
「J」
■ジャンボ鶴田のテーマ「J」
橋本選手や三沢選手のテーマと同じく、
この曲も涙なくしては聴けません・・・

この曲が会場にかかった瞬間に鳴り響く、
「ツ・ル・タ・オー!」
・・・の大コール。
今でも耳に焼き付いています。
この曲を聴くと、
密かに心の中で今でもコールを送ってしまう私です。
ジャンボ鶴田選手に関しては、
若くてまだ”善戦マン”で終わっていた頃はあまりよく知らず、
自分が子供の頃に、
全日本プロレスを見始めた時には、
既にトップ戦線で闘っていたので、
”強い鶴田”しかイメージがありません。
もちろん、
晩年に、
三沢・川田・小橋達を相手に、
若手の大きな壁になっていた頃も想い出深いですが、
個人的には、
80年代前半の全日本マット、
ハンセン、ブロディ、フレアー、マーテルら、
強豪外国人レスラーを相手にしていた頃や、
80年代後半、
天龍、長州ら同世代の日本人レスラーと、
しのぎを削っていた頃が非常に印象に残っています。
そんな、
名勝負の多い鶴田選手の試合の中で、
個人的に何故か想い出深いのが、
1984年蔵前国技館大会で、
ニック・ボックウィンクルから、
AWA世界ヘビー級王座を奪取した試合。
日本人初めてのAWA王者誕生という事で、
テレビ中継の実況からも興奮の程がうかがえたのですが、
いかんせん当時小学生の私には、
それがプロレス界にとってどんな偉業なのか?
・・・という点は正直理解出来ていませんでした。
でも何となく、
日本人がオリンピックで金メダルを取った時と似たような感動を覚え、
素直に興奮した事は今でも覚えています。
エプロンからトップロープ越しに仕掛けられたブレーンバスターを、
ニックの背後に着地し、
見事なブリッジで決めたバックドロップホールド!

あのシーンは何度も見ましたが、
非常に絵になるシーンでしたね!

また、
ジャンボ鶴田さんの言葉で印象深いのは、
「バックドロップは相手によって落とす角度を変えている」
・・・というもの。
この発言に対してどういう感想を持ったかは人それぞれかもしれませんが、
個人的には、
相手レスラーの受け身技術のレベルを見極め、
それによって技の出し方も変えているなんて、
やはり鶴田選手は普通のレスラーより、
もっと上のレベルにいる選手なんだな・・・

と、ものすごく衝撃を覚えました。
プロレスの奥深さを、
子供心に教えられた一言でもありましたよ。
鶴田さんが亡くなったのが2000年5月。
今年はもしかして13回忌の年なんですかね?
本当に時が経つのは早いものです。

鶴田さんが亡くなったのは49歳でしたから、
もしまだ生きていたら、
去年還暦を迎えていた事にもなるんですよね~。
鶴田さんが生きていたら、
プロレス界はどうなっていたかな?
時々そう思わずにはいられないです。
あの日のショックと悲しみを忘れることなく、
鶴田さんには天国から、
今のプロレス界を見守っていて欲しいと切に思います。
では、また来週!

おやすみなさい・・・

■ジャンボ鶴田のテーマ「J」はこのCDに収録されています。
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