医学部再受験 二流私大文系卒の挑戦記録と入学後の色々

医学部再受験 二流私大文系卒の挑戦記録と入学後の色々

成功までに4年…
勉強法などではなく自分自身が知りたかったあまり触れられない細々とした情報を載せています
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住んでいる地域によってしまう部分は大きいですが、私が調べた範囲で。

大手予備校に普通に通った場合の年間費用は
入学金が10万、通常授業の学費が50~60万、
これに夏期講習やら冬期講習があってそれが1講座あたり1万2000円前後、
これに交通費や食費といった諸費用がかかって、
合計すると年間100万位だろうと思います。

で、ここから色々削減していきます。

まず2月終わりくらいから大手の各予備校はスカラシップを出すための試験を行っており、授業料減額が見込めます。代ゼミ、河合、駿台であれば代ゼミが一番減額が大きく、最大は地方なら全額、首都圏なら30~40万程度まで見込めるようです。そして判断材料が代ゼミは試験結果のみのようです。
河合や駿台は年齢や出身高校も関係するようで、再受験にとっては厳しいかもしれません。
また交通費は大手だと学校法人なので学割が適用されます。なるべく安く通いましょう。
食費は弁当、マイボトル持参にして浮かす。
講習は必要最小限に留める、もしくは取らない。

これで半分以下にできるでしょう。

費用は大きな問題ですがそれで諦めるのはひと通り調べてからでも遅くありません。
面倒ですが色々調べてみましょう。これも受験の一環だと思います。
予備校について人によっていうことは様々ですが、再受験では現役時の学力、そして使い方が大きな鍵になります。

出身高校が有名進学校で出身大学は旧帝以上というのなら予備校に行く必要はあまりないでしょう。現役時に先生から考え方を学んでいるし、情報の集め方や参考書の選び方、勉強の仕方といった勉強の基礎は身についており自分で成績を上位まで伸ばせるから、予備校の授業の効率の悪さが嫌になると思います。ただ自習室を使えたり人と会えるといったメリットはあります。メンタルケアや習慣の継続といったところです。

また勉強もろくにしたことがない人の場合はどうでしょうか。
この状態で予備校に行っても授業についていけず、予習復習が疎かになり、しかも授業の取捨選択ができず、自分の勉強に手が回らない。全てが消化不良で中途半端に終わりそうです。

というわけで私は2年間の宅浪で、勉強をするという習慣を身につけることからはじめ、その後各教科の基礎を参考書から学び、ある程度の発展までをこなし、限界を感じてから予備校に行きました。これだと予備校の授業にもついていけるし、参考書のみでは学べない考え方を先生から学ぶことで独学の限界を超えられると思ったからで、これは正解だったと思っています。
無名高校・大学出身者が参考書のみで学習をしても成績の伸びには限界があり、合格可能性は低いままです。
先生を通じてしか学べないことがあり、それが合否を分けると思っています。

予備校は大いに、有効に活用しましょう。
今このブログを見ているということはきっと某知恵袋や某小町系のサイトもチェックしていることでしょう。そして見たページには、再受験なんて受からないからやめておけ、医学部に受かるのは天才だけ…などとかかれていたかもしれません。

まず言いたいのは、あんなコメントを真に受けるなということです。

例えば再受験で迷っているという相談に対して、そんなことでは絶対受からない、などと断言しているのはろくに受験に関わったことのない、実態を知らない人です。ネットで聞きかじったことや友達の友達から聞いたような価値の無い情報の寄せ集めを、あたかも自分で体験して得た貴重な情報のように見せかけて書いているに過ぎません。具体性に欠け、場合分けもできてないくだらないものです。
医学部に受かるのは天才だけ?馬鹿らしくて話にならない。医学部に入り改めて思いますが普通のやつが大半です。場所にもよるでしょうが地方ならどこもそう変わらないでしょう。そして「なんで自分が受かったのかよくわからない」といったセリフもよく聞きます。そんなもんだし、私もそうです。

ネットの情報はネットの情報に過ぎません。鵜呑みにするのは危険です。
もちろんこのブログもそう。
実際の医学部生にあってみたり連絡することをおすすめします。