神様の話 | GENKI・ステキ・日記 ~あなたにありがとう~

神様の話



キラキラ EMEの小野です キラキラ




もう一つ、神様の話



日本人は、つくづく神様に対して包容力のある民族だと思う。



お正月に、「(ビート)たけしの日本人の謎」というテレビ番組があった。


その中で、


「初詣は、神社にいくのか、お寺に行くのか、どっちが正しい」


という、問題提起があった。



あなたは、どちらだと思いますか。



神社の宮司さんの答え

「どちらでも、良いですよ。良い1年を願うことが大切なんです。」


お寺の住職さんの答え

「どちらでも、よいですよ。・・・」


と全く同じ答え。



要するに、

信じる心、祈る心が大切なのであって、初詣は神社でもお寺でも、どちらでもかまわない

ということ

(出演された宮司さんも住職さんも特別な人でないことを祈る)



もともと、日本人は、(一神教ではなく)八百万の神を信仰している

また、

仏教が伝来したときも

蘇我氏と物部氏が政治的な争いをした(そのように習いましたよね)が

結局、仏教も日本に浸透している。



また、江戸時代、キリスト教が弾圧されたが、

それは、政治体制とキリスト経の思想が、相容れなかったから。

仏教の信者とキリスト経の信者が争った、

あるいは、神道の信者とキリスト教の信者が争った、

というのは聴いたことがない(これも、そのように習ったと思うのだが)



本当に神様に寛大な民族だと思う。



イスラエルとパレスチナの紛争が続き、痛ましい限りであるが、

一神教のもつ二律背反的な考え方では、問題解決にならないと思う。

双方のトップに、

お互いの歴史を踏まえて、

多様性を認める 

日本人的な発想が必要なのではないか。