学生は不可解??
EMEの小野です
今の学生は、本当に不可解。
今日も、ベンチャービジネス演習の講座。
前回に引き続き、アルバイトレポートの発表でした。
教室の前で、マイクを使っての発表です(発表5分、質疑応答5分)。
最初の発表者は、すんなり決まって、発表は順調なスタート。
しかし、質問がなかなかでない。
まぁ 最初だから仕方がないか・・・ と思いながら、指名をして質疑応答。
順番を決めていたので、
次 いこう
と催促しても、なかなか前に出てこない。
準備不足でも良いから
と誘い出す。
ところが、発表を聴くとキチンと発表ができるのです。
あいかわらず、質問がでない。
今日は、活性化しない日だなぁ
と思っていると、
自分たちの良く知っている業界や店でバイトしている学生の発表をきっかけに、俄然、質問が活発にのです。
ヨシヨシ この調子と思っていると
突然 潮が引いたみたいに、元の状態へ。
そして、学生の関心の薄い(と思われる)業界でバイトしている学生の発表では、ワイワイ、ガヤガヤ私語があふれ出します。
(それでも、指名すると それなりの質問をするから 不思議・・・)
今日は、EMEでインターンシップに参加した、別の大学の学生が参加していたのですが、
彼の発表になると (本当は、違う大学の学生に対して、質問が出るのだろうか と危惧していたのですが)また、質問が活発になるのです。
極めつけは、今日の学生の感想は、あまり期待できないかな と思っていると、
今まで、縁のなかった業界の話が聴けてよかった。
次回からも、このような発表の機会があると思うので、発表の機会を大切にしていきたい。これからも楽しみである。
同じ業界でも、会社によって違いがあることがわかった。これから、小さなことでも見逃さず、違いを見つけていきたい。
別の大学の学生の発表は、真剣に聞いてしまった。他の大学の人の話を聴くのは刺激になる。
などなど
いろいろな刺激を求めているのだけれども、主体的になれない 学生の気質に あらためて気づいた次第です。
彼らを燃え上がらせ、燃え続けさせるのは、本当に難しい。
しかし、質問の端々で感じることは、燃え上がったときのパワーは、素晴らしいものがあります。
好奇心はあるのだから、新しいことを体験して、主体的に動くことの喜びを知る機会を作ることが求められる。
新入社員研修でも、ますます 重要なテーマとなるのでしょう。