お中元
EMEの小野です
先日 交流会でお会いした経営者の方が、
「私は、お中元・お歳暮は一切受け取らない。」
だから、
「私も、お中元・お歳暮は一切贈らない。」
断言していらっしゃいました。
「本当に それでいいのだろうか」
私は、内心 少し寂しい気持ちで聞いていました。
私には、感謝を伝えたいけれども なかなか会えない人がいます。
また、いつも会っている人でも 感謝を形で伝えたい人もいます。
そのような方に対して、感謝を示す習慣が「お中元・お歳暮」だと思うのです。
私にとって どのような品物で感謝を伝えようか その人・その会社の方々を思い浮かべながらの品定めも、楽しい時間です。
贈り物というと すぐに賄賂や下心と言ったマイナスのイメージが付きまとうのでしょうか。
けれども 本来の贈り物というのは、感謝の気持ちを伝えるものであったはず。
私も 賄賂性のあるものや下心の篭った贈り物(受け取ったことはないと思うが)は、断固拒否したい。
しかし、価格の多寡ではなく、普通に送られてくるお中元・お歳暮については、
半年・一年頑張った会社や自分自身への勲章
というくらいの気持ちがあっていいのではないだろうか。
私は、お中元・お歳暮にこだわらず、
感謝の気持ちを素直に形に表す文化
こそ大切だと思う。
先の経営者のように、いろいろな立場や考え方があると思うが
感謝を形に表せない、感謝を素直に受け取れない、姿勢には 非常に寂しいものがある。
やっぱり 素直に
ありがとう
と言える自分でありたいし、形にできる自分でありたい。