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That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

私が初めてアイルランドへ来た時は

夫はもちろん、子供たちと義母も一緒

 

スク―ビー・ドゥ―に出てくるみたいな

バンに乗り、アイルランドのあちこちを

2週間近くかけて観光

 

その間、夫と私だけで出かけたのが

Dublin Literary Pub Crawl

読書家の夫が見つけてきたツアー

 

アイルランド人作家にまつわるパブを回り

そこで飲む(自費、飲まないでもOK)ツアー

今回は成人となり、飲酒OKの娘も

ドイツから休暇を取ってやって来て参加

 

:真面目に文学を愛する方は

以下を読むとイラっとくるかもしれません

 

集合場所はパブThe Duke

 

 

デイヴィ・バーンズの斜め向かい

 

ガイドさん二人がサミュエル・ベケットの

『ゴトーを待ちながら』の一場面を演じます

 

 

 

 

延々とゴトーを待つ二人

結局ゴトーは出てこないこの話

 

 

 

(ゴトーを後藤さんに変換してしまう...)

この話の劇は、観てみたいものの一つ

 

 

サミュエル・ベケットに関して一番好きなのは

この本に書かれている言葉

 "Ever tried. 

Ever failed. 

No matter. 

Try again.

 Fail again. 

Fail better."

これだけで、ベケット、書いてくれて

有難うと言いたい

 

The Dukeは色々な作家のお気に入りだったらしく

ジェイムズ・ジョイスもたむろしたらしい

ガーンここにもジョイス教入会案内か!)

 

The Dukeを出て向かったのは

トリニティー・カレッジ

 

 

 

ここに在籍した著名人は沢山おりますが

オスカー・ワイルドもその一人

 

当時、有名作家を招いてスピーチを

してもらうのがアメリカで流行ったそうで

お金稼ぎのためワイルドはアメリカへ

その際行ったコロラド州滞在中に書いた

手紙が朗読されました

 

「オスカー・ワイルド」をググると

あなた、王子様?マジシャン?みたいな恰好の

ワイルドの写真がウジャウジャ

 

 

(私の中でワイルドは、アイルランド人作家

変人ナンバーワンです)

こんな人が昔のコロラド州鉱山の町に

インテリぶって現れた時の

町の人の反応をご想像ください

PTOをわきまえない男ワイルド

今で言う空気を読めない人だったのか

(あえて読まなかったのか)

 

講演会のあと、ディナーへお連れしますと

ワイルドは地下鉱山へ連れていかれ

当時、エレベーターなんてなく

運搬用のバケツに乗せられ地下30mへ

そこで、ハイ、一皿目どうぞと出されたのは

2皿目も、3皿目もウィスキー

 

次々にボトルが開けられ

すべて空っぽになった時

ワイルドは完全にシラフだったらしい

 

オスカー・ワイルド、酒豪だった笑い泣き

 

(続く)

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