ERで見る疾患は、日常生活に密接
いつもコレで上手くいっている事が
ある日、突然上手くいかなくなって
ERへやって来る…なんていう話は多々
(世間一般で言う「普通」の日常生活を
送っていれば絶対にあるわけがない
全然日常生活じゃないだろう、みたいな
一般常識からかなりズレたケースもあるけれど)
毎日、アレ、コレ、ソレで
なんとなく通じてしまっていることが
カルテに書くとなると
「これは、正式には何て名前だっけ?」
とググることが良くあります
例えば「イヤリング」
スタッド型ならそのサブ・タイプ
そしてパーツの名前
「後ろの棒の部分」は「ポスト」で
ポストにもツルツル、ギザギザ・タイプがあり
留め金(バッキング)の部分にも数種類
ギザギザ・タイプのポストに
ツルツル・タイプに使うプラスチックの
バッキングを使っていて
ピアスが外せなくなってかれこれ数週間
そのうち、バッキングが耳たぶに
のめり込んできた患者
プラスチックがガチガチに硬くなって
ポストから抜けなくなっている
レザーマンの鋏についている
ワイア・カッターで切ろうにも
(お高いピアスらしく
患者は切らないでと懇願)
ハサミの歯を入れる隙間がない
ヘモスタットでバッキングを挟むと
硬くなっているのに押しつぶされるし
ポストの部分が曲がってしまって
ますます抜けなくなる
耳たぶの前に出ているバスケットの部分を
ヘモスタットで固定して
私の親指と人差し指の爪の先に
バッキングを挟んで引っ張って捻じって
結構な時間がかかっが
バッキングを抜いた
一つ目が終わった所で
私の親指の爪先が反り返って曲がり
二つ目が取れた時には
爪先のジェル・マニキュアが割れた
私は爪が弱いし薄いしで
2~3週間毎にジェルネイルをしている
普通のマニキュアでは数日ももたず
ジェルマニキュアなしでは
爪が伸びる前に割れて深爪状態に
前回ネイルサロンに行ったのは9日前
あと一週間くらい持つかなと思ったのに...
これって、労災?
この患者のプラスチックのバッキング
爪先でないと挟めなかった
ということは、ネイルの費用
仕事の経費として申告できるのかな







