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That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

私は車に興味がないので

日本車で赤ければ良いと思っています

(例外は、2015年版のCRV

光の当たり方によって青にも緑にも見える

マウンテン・ブルーという色でした)

 

車に凝る人は、結構いるようで

これは、そんな人のお話

ある日のシフトにやって来た同僚

 

ERのアンビュランス・ベイと呼ばれる

救急車の出入り口の近くには

ドクター専用の駐車スポットがある病院

でも、ERのドクター以外にも駐車する人はいて

その日、スポットは全て満杯

 

そんな時、私ならちょっと離れた所にある

別のビルの駐車場に停めますが

彼は空いていたパトカー用のスポットに駐車

多分、病院が警察に敬意を示して

好意で設置しているスポットなので

違法ではないのかもしれませんが…

 

夜更けに終わったERのシフト

同僚が駐車場へ出てくると

 

車がない!

 

聞いた所によると

結構なお値段のいわゆる高級車

 

盗難か?と警察に連絡をすると同時に

迎えにきてくれ、と家族に電話をすると

 

「お父さんの車、どこにあるか追跡できる

サービスに入ってなかった?」と娘さん

 

事故に遭った時とか、911コールしてくれたりする

サービスに入っているそうで

あ、そうだったっけ?と同僚

そのサービス会社へも連絡した

そのサービスを使い車の位置を特定

パトカー誘導で、その住所へと向かうと

さびれた郊外のある一軒の家の前に、同僚の車が!

 

そして、警官がその家のドアをノックし

家の住人であろう男性

ドアを開けた途端

 

「知らなかったんだ!」

 

警官の顔を見た途端「知らなかった」って

どんなけ怪しいんだ、と思うけれど

 

同僚による説明は

 

同僚、なぜかスペア・キー(スマート・キー)を

車においたまま駐車場から病院内へ

なので、車のドアはロックされていなかった

下矢印

その後、この住人男性は病院へ

彼自身の車に乗り、知り合いのお見舞いに到着

バレット・パーキングに車をドロップオフ

下矢印

お見舞いから戻ってきて

バレット・パーキングのスタッフが持って来た

車に乗って家へ帰った

下矢印

バレット・パーキングのスタッフが渡したのは

この男性の車ではなく、同僚の車

スマート・キーが車内に置いてあったので

ドアは開くし、エンジンはスタートするし

 

...って、自分の車じゃないって

乗って直ぐに分かりませんか?

 

私も昔、真夜中の病院の駐車場で

自分の車と思って乗り込んだら

たまたま私の車の真横に停まっていた

ロックされていない私の車と全く同じ型

同じ色の車だったことがありました

 

でも、車に乗り込んですぐ

あれ?何か違うぞコレ、って

気が付いたけれどなあキョロキョロ

 

こんななんだか辻褄が合わない話を

ハッハッハと笑って(そしてキーを

高級車に置きっぱなしにする)同僚

 

人が良いのか、単純(過ぎ)なのか

 

 

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