テキサス州エル・パソは、メキシコとの国境にある市
なので、ローカルの人たちはスペイン語で話している
(ローカル市民の70%がスペイン語を話すらしい)
患者もスペイン語オンリー、または英語が片言
地元のナースたちはスペイン語で普段の会話をしていて
スペイン語の分からない私のため通訳もしてくれる
病院の中で困ることはなかった
こんなのだから、私のスペイン語も上達せず
(言い訳)
病院の職員のなかには、メキシコから通勤する人もいた
もう数か月、この病院で働いた夫がmy buddyと呼ぶ
ブレックファスト・ブリトーを作ってくれる人
「僕の妻も移民だから、君に訊きたがっているのだけど
毎日、国境のイミグレーションを通って来るの?」
夫に彼のことを聞いた際
「それって面倒くさそうだよね」とは言ったが
夫よ、私を言い訳に自分が訊きたかったことを
ずけずけと訊いていないか?![]()
「そうですよ、ドクター
息子の教育のことを考えたら
早い所、アメリカ側に引っ越したいのですけれど」
彼の「アメリカ人の妻」の消息が分からず
離婚がしたくてもできないらしい
新しい彼女と、息子(実子か彼女の連れ子かは不明)の
ビザが取れないので、今もメキシコ居住
色々な事情があるものです
ドラッグ・ストアに売っていた風船
スペイン語で書かれたメッセージ
立ち寄ったローカルのお店は
Restroom(トイレ)と心肺蘇生術のポスター以外
全てスペイン語表示
左上のグリーンのサルサはマイルド
右下の赤いサルサは激辛
美味しかったけれど、何を食べているのか分からなかった![]()
(夫が注文)
アメリカで「日本食」を食べると
「これ、日本食と違うやん」というまがい物
言い方を変えればアメリカ人向けジャパニーズ・キュージーン
そういうお店は沢山あるけれど
(というか、そういったお店の方が多い)
私が今まで食べていたメキシコ料理も
アメリカ大衆向けにアレンジされている物だったと思う
サルサとチーズをサワークリームを
ドサッとかけていれば、ある程度
何でも美味しくなるもんね
典型的なメキシコ料理ではないけれど
お手軽なシーフード料理のここが
今回、一番のお気に入り
小さな町で(と言っても、アメリカで22番目に大きいらしい)
美味しい物が食べられると思っていなかった





