夜更かしの利点 | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ここ数日、夜更かしが酷くなっている

 

週末は、口頭試問試験模擬コースの

インストラクターをするはずだったのが

COVIDパンデミックでソーシャル・ディスタンス推奨

ホテルで集うこのコースもキャンセルに

 

おかげで、ますます夜更かしに拍車がかかる

 

まあ、もともと夜型なので

翌日早起きする理由がなければ

いつまでも起きていて、あれもこれも

やっちゃってから寝ようとシツコク仕事をする

 

効率が上がるかと言われれば

YESと言い切れないのだが

メールがポンポン送りやすくなるのは確か

 

今年でアメリカ移住23年目になるが、今も

英語で手紙を書いたり、メールを書いたりは苦手

文法、間違っちゃいないだろうか?

気になってなかなかササッと送れないのね

(文法チェックのシステムを使っていても

そのシステムが絶対間違えていることもあるし)

そして、私は偉そうにしてはいるが

内面では小心者だから

 

でも、ヘンな時間に仕事をしていると

多分、頭のフィルターが少し緩んでいて

少しぐらい、文法が間違っていても

「ま、いいか」と若干寛容になる傾向が

 

あと、何かしらごねる人っているでしょ?

ごねられることが分かっていて

ごねられる様なメールを送るのは気が引ける

日中、まともに考えていると

気が重くて重くて、送れないメールも

「え~い、送っちゃえ!

あとは野となれ、山となれだ!」

クリック、”SENT"

 

(ブログでも夜中を過ぎて書いたものは

後に自分で読んで分かる)

 

またまたソーシャル・ディスタンスのため

フィラデルフィア市内のER研修プログラムが

集まってするはずのカンファレンスが

一カ月前にキャンセル決定

そんな簡単にあきらめるなよ、と言いたいが

私は主催者ではないし

 

カンファレンスをキャンセルするのは簡単だが

そんなやすやすとキャンセルはしたくない

コロナでなんでもかんでも変わっちゃったから

逆にこんな時だからこそ

いつもやっていることを、いつも通りに

遂行するこが大切だとおもう

 

でも、一カ月前に5時間のカンファレンスを

埋めるだけのスピーカーを見つけるなんて...

 

で、思いついた

妙なことを思いつく夜中だからこそのアイデア

 

実際にスピーカーに来てもらうのではなくて

ウェッブ・カンファレンスだから

どこからスピーカーに来てもらっても良いのだ

 

なら、本当に遠くから来てもらおう

 

手当たり次第にツテをたどり

世界あちこちにいるドクターにコンタクト

「あなたの国の「救急医療」について

話をしていただけませんか?」

 

アメリカは大国ではあるけれど

この国の救急医療システムが全てではない

世界はもっと大きくて、違うことがあるのだと

研修医たちに見せてあげたい

 

一週間前には無理だよな、これ、と

思っていたことが段々と形になってきた

 

全く知らない「友人の友人に

紹介してもらった人」にいきなり

メールを送って、ずうずうしくお願いし

わらしべ長者状態でコネクションが広がる

 

フィルターが緩んでないとできない

夜更かしも悪い物じゃない

 

 

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