フィラデルフィアの虫 | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

意識不明の状態で見つかり

ERに搬送されて来た患者

 

「虫が付いてますよ」

 

救急隊が去る間際に言い残した

 

はてなマークはてなマーク!!

 

気にならないかと言われると

確かに「虫」は気になるが

嚥下反射がないくらいに意識のない患者で

気管内挿管やら何やらしないといけないし

一応、ビニール製のガウンを着て

患者の足側に立って、研修医に

指示出しをしていたら

 

いた

 

 

米粒の二分の一位の大きさの茶色い虫

患者のジーンズの上を這っていた

 

一匹だけかと思ったら

もう少し小さい虫が、患者を包んだ

シーツの上を這っているのを発見

 

そして、また別の虫が登場

 

もしかして

もしかして、コレ、飛ばないよね?

 

小さすぎて羽があるのかないのか

よく分からない

 

飛ばなくても

患者の頭側で色々処置中なのに

目の前で「虫が這っている」というのは

なかなか気が散るもの

 

気が散るので、視界に入った3匹を

指先(グローブ着用)でプチッと押しつぶしたら

アレ、小さいのに結構血を吸うのですね

 

研修医が頭側でグライド・スコープを使って

気管内挿管をやっている間

 

足側に立って、ずっと考えていた

家に帰ったら

今着ている物、全部丸洗いしよう

 

フィラデルフィア

全米でベッドバグ蔓延率、一番らしい

 

「南京虫」という言葉は知っていたが

本物を見たのはフィラデルフィアに来てからBrown 8 Legged Insect on Black Surface

 

 

噛まれたら、もちろん痒いだろうけれど

見ているだけでも痒くなってくる

 

 

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