アニーの正体 | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

今年最後のシミュレーション・トレーニング

(アメリカの研修は7月1日に始まり

6月30日が終了日です)

 

何回も作り直し、改良した

Perimortem C-sectionモデル

今日は最終日なので

頭もおまけで付けてみました

初期は1ガロン用のジップロックを使って
子宮を作っていたのが
今や2、5ガロン(9.5リットル)入りにアップグレード
メスを入れると、机と床は水浸し
毎回、大量のタオル持参です
 

頭は、娘がローティーンの頃

ベビーシッター養成コースで使った

CPR練習用の「アニーちゃん」

 

Rescue Anne とかResusci Annieと呼ばれる

この、顔と平べったい胸部だけのお人形

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顔は柔らかいビニールの様な素材で

人工呼吸ができるようになっていて

胸部にはプラスチックの板があり

胸部圧迫で心臓マッサージをすると

この板がカチカチ鳴るようになっています

 

このアニーの顔のモデルになったのは

1880年代フランス、

セーヌ川で溺死したと言われる、若い女性

(ステイ年齢16歳の

デス・マスクがモデルなのだそうです

 

川から引き揚げられた死体には傷がなく

自殺ではないかと言われています

 

検死をした病理医はあまりにも美しい

その女性の顔に魅入られ

デスマスクを作ったのだとか

女性の身元は、現在も不明

 

この人形は、マウス・ツー・マウスの

練習に使われるので

「世界で一番キスされた顔」とも

呼ばれるのだとか...

 

 

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