同じ州内のフィラデルフィアとピッツバーグ
片道車で5時間ほど
フィラデルフィアからNY,DC行く方が近い
金曜日に気温が下がって
ピッツバーグ付近では雪がチラホラ
「ここら辺って、寒いんだね」
7年ぶりに会ったピッツバーグ生まれ・育ちの後輩
「いや、そんなことないですよ
フィラデルフィアと変わらないと思います」
午後4時半にピッツバーグを立ち
まだ雪に覆われた景色の高速を飛ばす
「トンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の世界とは逆に
トンネルを抜けると気温が3度くらい上がっていた
ピッツバーグ午後4時半に気温1℃
フィラデルフィア午後9時に気温5℃
気温もさることながら
ピッツバーグの人達がフレンドリーなのには驚いた
すれ違っただけで挨拶する人達
かなり遠くから歩いてくる私のために
ドアを開けて待っていてくれたり
そりゃ、フィラデルフィアに研修で来ても
ピッツバーグへ帰りたがるわけだ
(フィリーの人がいけずなわけでなく
自分は自分、他人は他人でそっけないのだと思う)
ピッツバーグのドクターたちも
ピシッとしたスーツを綺麗に着ていて
なんかとってもプロフェッショナルに見えて格好いいの
フィリー側の人達と着こなしが違う
ERで働いていると
ゴシップ記事の様な出来事に
日常的に遭遇するので
いずれ'jaded'になってくると言われてきた
すさんでるとか、疲れ切っているとか
辞書で引くとネガティブな意味が並ぶが
仲間内では
酸いも甘いも経験してタフさを身につけたみたいな
ちょっとポジティブな意味が含まれていないこともない
だらしのない格好は嫌いだし
今回の学会でヒールで歩き回っていたのは
私だけだったが
ちょっと崩れかかった完璧さに欠ける
フィラデルフィアが私には合っている気がする
Jadedと言われて、嫌な気はしない
高速を走っていて、聞き慣れた病院の名前が見えてくと
敵陣に人質に取られていたわけじゃないが
自分の陣地に帰ってきた様な気がして、ホッとした
