南部を求めて(1) | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

マートル・ビーチに3泊したのち
サウス・カロライナ州第二の都市
チャールストンまでドライブし
そこからフィラデルフィア行きの飛行機に乗り帰る予定

チャールストンは古い建造物が集まる街で
マートル・ビーチからは車で2時間ほど

前夜、疲れ果ててオンラインで
飛行機のチェック・インをするのを忘れ
朝起きてシャワーを浴びたあと
PCからアメリカン航空のサイトでチェック・インしようとすると

「この便はネットでチェック・インできません
空港で手続きを行ってください」

へぇ、今時こんな便もあるのね、と夫に見せると
夫は自分のスマホでチェックインしようと試み

「あれ?」

CLT発PHL行き...

「これ、チャールストンじゃなくてシャーロットだぞ!」

空港コードCLT

Charlotte/Douglas International Airport
ノース・カロライナ州のシャーロット国際空港
チャールストンの空港コードはCHS

今回の旅程はERを経営している元締め会社の
エージェントに頼んで組んでもらったのですが
なぜか、チャールストンとシャーロットを勘違いされたらしい


エージェントとは4日目に電話で話した時も
二日前に直接会った時も
チャールストンに行く話をしたのだけれど
だぁれも気が付かなかったという悲劇

航空会社に電話をすると
便の変更は可能だが
シャーロット行き便からの変更料200ドル
当日片道券なので800ドル強やらなんやで
合計一人につき1000ドル強のお値段

それならマートル・ビーチから飛ぶのはどうか?
来た時使った便の航空会社に連絡しようとする夫

ただ今朝7時半
シャーロットからの便は午後4時発
マートル・ビーチからシャーロットまで車で3時間半

「あるかないか分からない便を探し回るより
夫よ、このままシャーロットまで行ってしまおう」

夫はキョトンとした顔をして

「僕は本当に自分の妻と話をしているのか?」

「私があなたの妻じゃなかったら
あなたは一体誰をマートル・ビーチに連れてきたのか?」

普段私が一番嫌いなこと=「予定変更」
たてた予定をいきなり変えられるのは大嫌いで
直前でコロコロ予定を変える夫には
しょっちゅうイライラさせられます

「行き当たりばったりでもなんでも
とにかく何とかしてしまうのが救急医の十八番
これでも救急医の端くれだ」

「でも、せっかく君にチャールストンを見せたかったのに...」

「チャールストンが来年この世から消えてなくなるわけでなし
チャールストンより先に逝くのは私たちだから
そっちを心配する方が理に適っている」

それにですね
マートル・ビーチはとても人工的な町で
住んでいるのは他州の出身者が多く
マートル・ビーチ産の地元民はとても稀
アメリカ南部にある町といえど南部訛りで話す人もおらず
「サウス」に来た気が全然しない

せっかくサウス・カロライナに来たのだから
観光地のチャールストンよりも
ここはマートル・ビーチからシャーロットへ
田舎町を通り抜けてドライブし
「南部」を体験してからフィラデルフィアへ帰ろうではないか

ということで

マートル・ビーチのホテルを後にしました
(続く)



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