7時半からの外傷学セミナーに行こうと思ったのは
明らかに読みが甘かった...
セミナーの参加料は払ってあったのですが
義弟の奥さんのお父さんが急逝
セミナーは欠席することにし
3時間かけてニューヨーク州ロングアイランドへ
visitationへ行くことにしました
Visitation
日本ではお通夜に当たるのでしょうか
Viewingとかwakeとか書かれているのも見たことがあります
厳密にはちょっとした違いがあるようですが
"Wake"だった義父の時と全く違いはなかったです
お通「夜」ですが、私たちが行ったのは午後2時~5時のもの
この後に7時~9時の部もありました
故人やその家族の知り合いが斎場に弔問に訪れ
故人に直接話しかけ、触ることができる最後の機会です
(お葬式の当日は、ごたごたしていてそんな時間はありません)
私が行ったお通夜はすべてアイルランド系カトリックの家のもので
宗教が違えば形式も違うとは思いますが
キャスケット(棺桶)に収められた故人のご遺体は
顔と上半身が見えるようにしてあり
故人が愛用した小物が一緒に入れてありました
その前にひざまずいてお祈りをします
その前後に故人の家族に挨拶をし
他の弔問客とも色々近況を話し合い
3時間はあっという間に過ぎてしまいました
フレンドリーな義母と器が大きな義弟の奥さんの
おかげかと思いますが
(義母、知らない弔問客に「あなたはどなた?あら、そうですか
私はXX(義弟の奥さん)の夫の母です
こちら(私)はうちの義理の娘でね...」
いきなり初対面の人達に紹介されまくり
この話術、それはそれは見事なものです)
夫の家族と義弟の奥さんの家族は「家族ぐるみ」の関係です
奥さんの弟、妹はもちろんのこと、叔母さんまでも
私を見て「あら、お久しぶり」と世間話に
いいなあ大家族って、と思う瞬間
最後に明日お葬式が行われる教会から
神父さんがやって来て短いスピーチとお祈り
「悩んでいる時、ある人を見たら気分が揚がることってありますよね?
その逆もありき、ですが
あ、それが誰だかは言わなくても結構ですよ(笑)」
私たちは自分がどうありたいか選ぶことができる
そうであるなら、前者になりたいと思いませんか?
うん、思う思う

"May the road rise to meet you.
May the wind be always at your back.
May the sun shine warm upon your face.
May the rains fall soft upon your fields
and until we meet again,
May God hold you in the palm of His hand.
Amen."