ベン・カーソンとアーミッシュ | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

昨晩はじまった膀胱炎のため朝5時ごろまで寝付けず、

午前中はバスルーム工事の騒音の中、朝寝。


目を覚ますと、そこは雪国だった。

3月後半なのに、春チューリップ黄は何処へ?

それもまた、遠出をする日に限って。


遠出ったって、うちから1時間ちょっとの所ですが、

ランカスター・カウンティーへ。

ドクター・ベン・カーソンBen Carson ) の講演会です。


2013年のNational Prayer Breakfastにおけるスピーチで有名になった人ですが、

それまでの経歴もすごい(→生い立ちとインタビュー

ジョン・ホプキンス大学の元小児脳外科医。

世界で始めて頭がつながったシャム双生児を切り離すのに成功した人です。

脳外科医は最近リタイアし、、

次の大統領選に出るかもしれないと噂されています。


田舎の小さなクリスチャン・スクール主催の夕食会ですが、

政治オタクの主人に「行きたい?」と聞いたら「うん」というので、チケットを購入。

雪の中、会場となるレストランへ到着。

えええっ!!

一瞬、会場を間違えたかと思いました。



だって、参加者の3分の1はアーミッシュ

アーミッシュの患者を診たことはあるし、

観光地でアーミッシュの人達が集まっているのを見たことはあるけれど、

こんなにいっぱいいるのを見たのは初めて。

テーブルに通されると、夫の横にはアーミッシュ、私の横にもアーミッシュ

アメリカ、色々な人がおりますが、こんな「異文化」に囲まれたのは初めて。

私だけではなくて、夫も「ええーっ?!」と思ったらしい。


簡単に言ってしまうと、

アーミッシュ とは宗教の教えに沿った生活をするために、

移民当時の生活様式を維持している人達です。

とは言っても、結構幅があり、

電気を全く使用しない生活をする人がいれば、

携帯を持っているグループもあるとか。

ペンシルバニア州ランカスターの辺りは、アーミッシュの生活を見ることができるアトラクションがいくつかあり、

「バギー(buggy)」という馬車も、一般道でちょくちょく見かけます。


文化的違いのため、あまり「外の世界」と交流しない人たちなので、

見慣れない特徴的な髪型とか、服装とか、じっくり見たい。

でも、ジロジロ見るのは失礼だしあせる

向こうも仲間内で話をしているけれど、

どうも会場で一人だけらしいアジア人の私が気にはなるようで、

(世界どこに行っても、中華料理屋はあると思っていましたが)

チラ見の視線を時々感じます。


斜め向かいに座っていたゴードンさんが結構「外」に出るらしく、

アラスカに旅行に行ったとか、娘さんがニュージーランドに行ってたとか、

日本の農産業の状況を聞いてきたりとか。

英語なんですが、独特の訛りがある。

仲間内で話すときは、「ペンシルバニア・ダッチ(Pennsylvania Dutch」というドイツ語が混ざった様な言葉で話しています。

バイリンガルなんですね。

(アーミッシュのコミュニティーから抜け出した人達のドキュメンタリー"Shunned (追い出されて)"

独特の訛りと、ペンシルバニア・ダッチを聞くことができます。

英語と全然違うので、所々字幕付き。)


ベン・カーソン登場の以前に

今日は来た甲斐があったわ!という異文化体験。

ドクター・カーソンの講演については、次回に。