a scary night | 世界のどこかで

世界のどこかで

    住めば発見

 

 

ナイル川クルーズ船が立ち寄ったルクソールで。さて町を見学しようと船を降り立った所に、満面の笑顔で近寄ってきた観光馬車を操るおじさん。どこに行っても自分の足で歩いて、必要とあらばローカルバス、列車で移動するのが基本なのですが、この彼の押しの強さに負け、最短コース30分の市内馬車巡りに承諾。最初は町の歴史などを話してくれていたのですが、特定のお土産やさんで止まろうとする彼に、止まらなくていいから先へ、という会話を数回重ねると、彼の顔から笑顔は消え。。。文句をぶつぶつ言い始め、町の説明がなくなり勝手気ままに人影少ない通りを走り出し。。。不気味な彼の様子に、とにかく船着き場まで戻るように懇願。最終的に見慣れた場所で降ろしてくれはしましたが、30分以上走ったからと3倍ぐらいの料金を請求され、話が違うと交渉したものの払わなければ降ろしてやらないと今度は脅し。怖いルクソールの夜でした。