ウルトラなのに競技場スタート。スタートの前はガラガラというほどでもないけど、閑散としていてド真ん前からスタート。なのでロスタイム3秒にっこり

今回の目標というか設定は11時間。なぜなら、帰りのシャトルバス(ゴール→盛岡駅)の出発が17時だからです。今年から運用を変えたそうで、帰りのバスは完全予約制の事前決裁。空きがあったら振替対応できるそうだけど、これってあんまりだと思うむかつき有料なのは構わないけど、何があるか分からないのがウルトラ。余裕をもたせて、17時の便を購入しました。

4時スタート。トラックを1周するのは距離あわせはてなマーク

コースは、北上総合運動公園→雫石総合運動公園のワンウェイ。キャンプ場やら池やらの横を通ってロードに出ます。

前方からスタートしたため、バンバン抜かれます。ゆっくり走ってるつもりだったけど、1km地点でラップ見たら5“45。その後もバンバン抜かれるけど、5”30切るのが続きます。みんな速いなー驚き

前半は上り基調と思ってたけど、なんだか下り基調。みやみさんが高速コースと言ってたし、いいペースで走っちゃってるし、サブ10狙っちゃおうかな、といやらしい気持ちがチラホラと。

18~20kmに激下り。着地衝撃を少なくするためには、ブレーキをかけない方がいいと聞くので、結構なスピードで下りました。残念ながらダメージは大きく、結構疲れちゃいましたネガティブ

22kmぐらいで、前を走っていた男性が派手に転びました。おでこや膝から血が出てるし、眼鏡も外れてる。駆け寄って、声をかけたり救護を呼んだりしてたら、いやらしい気持ちが飛んでいきました。男性は、気にしないで行ってください、と言われますが、ほってはおけません。幸いすぐに救護車が来てくれたので、後は託しました。無事にゴールできてるといいけど。

ってことで清らかな気持ちになりました昇天あのままサブ10狙って走ってたら、痛い目にあってたことでしょう。

去年の反省から、今回はしっかり栄養補給。10kmごとにジェルをとる予定なので、ポケットはパンパン。

エイドSTは前半は結構あいたりします。曇りがちでそんなに暑くなかったから大丈夫でしたが、日差しが強かったら小さいソフトフラスクぐらい持ってた方がいいと思います。

景色は、のどかな田園風景か山の中。都会の人からしたらいい景色なんだろうけど、阿蘇在住者からすれば見慣れた景色なので、写真一枚も無し笑

さて、ウルトラはエイドが楽しみです。みやみさんから悲しみのエイドと聞いていたし、参加案内見ても、かなりショボイ(すみません)飛騨高山が豪華だったから、なおさらそう思ってしまいます。非難してるわけではありません。栄養補給するには十分なものが揃ってました。バームクーヘン・ゆべし・くるみ饅頭など、メニューに載ってないのも少しはありましたが、目玉というかお楽しみがないんですよ泣

ただ、コーラだけはふんだんにありました。メニューに載ってた以外のエイドにもあり、飲み過ぎて痛い目にあいました。

30kmくらいから肩が痛くなり、痛み止め投入。激下りで足が疲れていたので、そっちにも効くかと期待しましたが、筋肉痛には効かないもんなんですね悲しい

いわて銀河ウルトラマラソンを検索すると、やたらと出てくるのが「なめとこ」

パンフレットにも、「なめとこ山を越えて出会える感動がある」「高低差400mの難関なめとこライン」とあるので、いったいどんな激上りが待ってるんだろうとビビってました。

が、みやみさんが「上りはエグい斜度がない。」と、言ったとおり、走れない上りはありませんでした。正直、肩透かしを食いました。

逆に、3か所ほどエグい激下りがあり、かなり疲れました。下りで足を止めるなんて、普通ありえないけどね。なので、楽なんだかキツいんだか、分からないコースでした。

この頃から、お腹の具合が悪くなる。出した後も走りだしたらすぐに、催す。。。の繰り返し。お腹を壊したわけではなく、ガスがたまってという感じ。おそらくコーラの飲みすぎ。それに気づいたのは80km過ぎ。時すでに遅し、でした。

10kmほど激下りをした後に、66.5kmのレストステーションに到着。荷物を受取り、公民館へ。ブルーシートが敷かれているので土足OKです。トイレで顔を洗い、更衣室へ。日焼け止めを塗りなおし、後半は下りが多いから、ズームフライから反発性のないペガサスに履き替えたのですが、これが大失敗。荷物を預けて走り出したら、反発ないのでまるで体感は薄底シューズガーン事前に試すべきでした。ズームフライに履きなおそうかと思ったけど、面倒くささが勝ってしまいました。

後半は、エイドでゆっくりしていいから歩かず走ろう!、と何度も自分に言い聞かせて走りました。

10kmぐらいゆるゆる登ってから、連続のトンネル。1つ目のトンネルは歩道を走らねばならず、左は壁だし真っ暗で足元見えないしで、かなり怖かった。2つ目のトンネルは長かったので、ポールが立ててあり歩道は回避できたし、所々照明もあった。

トンネルが終わった時点で、もしやこのお腹はコーラが原因?と思い、コーラを我慢したらおさまりました。以後、98kmまではコーラ封印。5年前の隠岐の島でもコーラ飲み過ぎて胃が痛くなり、ゴール後吐いたらコーラだけだったってことを思い出しました。学習能力ないなー。

そこからまたもや激下り。山の中なので景色もつまらないし、前後に人もほとんどおらず、辛い区間でした。あまりの長さに、下りなのにしばしば立ち止まりました。

激下りが終わったら、ゆるい下りというかフラットなので、ウルトラにしては楽かも。80km過ぎたら、「あと20km」と思え、気が楽になりました。

でも私は知っている、ラスト2km地点に上りがあることをふとん1ふとん2ふとん3

激坂の前で、地元のおいちゃんらしき方々が、コーラの小さい缶を蓋を開けて渡してくれたら、断ることなんてできません。冷え切ってて、美味しかったなーよだれ

坂を登ったら街中を駆け抜け、ゴール!

 

注:ゴール後のやらせ撮影

 

10時間49分57秒でした。

ゴール後、ボラの方がプラスチックの板をかけてくれました。入賞した時にかけてくれるようなやつだけど、このタイムで入賞はありえないし、そもそも全員にかけてる。ってこれメダル?ペラペラのプラスチックのがメダルはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

特にメダルに思い入れはないけど、これってあんまりじゃ?チープすぎるにもほどがある。

後ほど、表彰式を見ていた相方に聞いたら、優勝者には5万円の賞金が出たとのこと。そんなお金があるんなら、メダルに回して欲しいと思うのは私だけ?

 

サブ9狙いの相方でしたが、ゴール前1kmで足が攣ったそうで、9時間0分29秒という残念なタイムでした。

 

 

体育館で荷物を受取り、更衣室へ。

シャワーはガラガラなので、シャンプー等するのも問題なし(アメニティはありません。)

ゼッケンを持って、飲食ブースへ。ゼッケンが飲食チケットになっていて、ビール・フランクフルト・おにぎり・豚汁と引き換えられます。

芝生にテーブルと椅子が用意されているので、ゆっくり飲食。

ビールが沁みたー飛び出すハート

16時のバスに間に合いそうなので、そそくさと退散。バス乗り場で係員の人に聞いたら空きがあるとのことなので、バスに乗り込み会場を後にしました。

45分ほどで盛岡駅に到着。乗ってる間中、お尻が痛くて辛かった泣

ルートインにチェックインして、しばし休憩した後に、居酒屋へ(名前忘れた)

牛タンやら刺身やら頼んだけど、タンパク質は喉を通らず。食欲イマイチだったので、小一時間で退散。後から絶対お腹すくだろうから、コンビニでカップヌードルも購入。

大浴場にいったけど、熱すぎて入れなかった。前夜の北上のホテルも熱すぎた。岩手のお風呂は熱め?

てな感じのアフターでした。