こんにちは、あおっきです。
毎度つい物議を醸すようなことを書いてしまいそうで、何を書いたら良いのか悩みましたが、
今回はまた少し耳障りの悪いことを書きそうです。
今回書くことは自戒の意味も込めて書きます
コーチングやカウンセリング業界にいると、たまにどえらいコーチ、カウンセラーに会うことがあります。
やたらアドバイスしてきたり、明らかに態度が上からだったり、事あるごとに言葉や素振りを指摘してきたり(これを橋中今日子さんは「いきなり目の前に鏡をドンッと出されるようなもの」と表現しています)
これはコーチングやカウンセリングだとか対人支援をしているとよく陥りがちな罠でもあるんです。
ひと言で言えば、知らぬ間に
自分が正しく、相手は間違ってる
自分は知ってる、相手は何も知らない
みたいに自分を超人化しちゃう現象が起こることがあります。
なんというか、これはプロコーチとか生業にしてる人に結構多いなぁと個人的に感じるんですけど、
なまじ心理学や脳科学、コミュニケーションスキルを学ぶと、さも自分がすごい力を持った者になった気になるんです。
そして自分は目の前の相手より優れた知見を持っていて導いてやらねば、、みたいに勘違いしちゃって、
求められてもいないのにアドバイスしたり、教育的指導をしたり、、。
思い上がりも甚だしいところですが、恥ずかしながら私自身そんな罠に陥ったことがあります(穴があったら入りたい、、、)。
誤解を恐れず言えば、、
コーチやカウンセラーにできることなんてたかが知れてます。
それは他の分野、例えば〇〇コンサルタントや〇〇アドバイザーやら、〇〇占い師とかスピリチュアル系やらでも同じです。
自分にあるのは極々限られた知識、技術であって、世の中は他の膨大な知と力で溢れかえってます。
目の前の人は自分にはない自分以上の経験と知見を持っているかも知れないのに、何故上に立った気になったり、アドバイスできるなどと思えるのでしょうか。
少なくとも対人支援に関わる人であれば
自分は世の中のことをほとんど知らないということを知る(これを無知の知と言います)
自分にできることは限られているし大したことはできないと知る(だからできることだけに全集中をする)
ことが必要だと個人的には思っています。