『なんでみんなあんなに承認欲求強いの?!そんなに承認して欲しい?』

メンターで関わってる会社の役員佐藤さんが言ってきました。

社員の承認欲求の強さに呆れているご様子。


私は内心

【佐藤さんこそ承認欲求強いけどな!】と思いました。

が!

それを言うと

佐藤さんこそ承認して欲しくて今話しかけてきてるので、

逆撫でするわな。落ち込むわなー。心閉ざすわなー。と瞬時に思い、

「私も佐藤さんも承認して欲しいって思ってますよ。人間みんな承認して欲しいですよ。」

と返しました。


そうすると

佐藤さんは

「いやいや違う!自分はそんな承認いらない!」

「みんなに与えないといけないのかなぁー」

とボヤいていました。


ああ、無知って恥ずかしい

無自覚って恐ろしいと私の中で沸き起こりました。

あぁー言ってやりたい!

【そんなあんたが承認欲求誰よりも強いんじゃ、ぼけー!

承認しないとすぐ拗ねるやないかーい!】

心の中で叫びました。



私も佐藤さんのように

自分が知ってる自分と

他人から見える自分のギャップがあるんだろうなーと俯瞰して見た時

佐藤さんみたいになりたくない!と震え上がりました。


自分を知らないって怖くて怖くてたまらない。


まだ私は自分のこと知らない

無自覚で無知で惨めで情けないやつだと自分のこと思ってるんだろうなーと改めて感じた1日でした。



そしてまた

私は正直に思っていることを率直に佐藤さんに伝えませんでした。

他者から率直に正直に関わってもらえないのは

この上なく惨めで絶望を強くします。

言っても分からないだろうなと受け取ってもらえないだろうなと思って私は佐藤さんに伝えませんでしたが

諦められてる、信じられてないってことは

この上なく不幸だなと思うわけです。


佐藤さんは惨めで情けない不幸な人

であると感じるのは

私は私のことを惨めで情けなくて不幸な存在って思ってることの証明のようなものだと気づくわけです。


またしばらく

自分がどう感じているのかあるがままただ観察する日々を暫く続けようと思っている夏の終わりです🥰

國弘望のブログ