大好きなスーパーコーチ、のんちゃんからバトンを渡されたのに、まるで更新出来なかった、あおっきこと青木翔平です。
いや、申し訳ない。
怠けていたわけでなく、週末までまるで執筆時間が取れずでした。

私ごとはともかく、
今日はEMCOカードコーチングとはなんぞや?
という方と、将来学び実践していこうという方に向けて、EMCOカードの基本的な理論を振り返ろうと思います。

EMCOカードコーチングの特徴として、他のコーチングやカウンセリングより感情にフォーカスして行うことが多いのですが、

そもそも何故感情を扱うと良いのでしょうか?

それは一言で言うと、


「人の悩みや課題、そして目的の本質に迫りやすい」


ということです。

もう少し細かく書いていくと
人は日々体験し、その時々様々なことを感じて(感情)考える(思考)ものですが
感情は人にとってより原始的で自分の価値観や信念と結びついているものなんです。

これは詳しく話すと長くなっちゃんですが、
人の膨大な経験は脳ではなく身体に記憶されているんです(より厳密に言えば今の認知科学では身体と脳・心は別とは考えず一体と考えます)。

その身体に記憶された経験は脳のいわゆる爬虫類脳(生命維持を司る反射脳です)に繋がっている扁桃体という感情を司る部位に貯蔵されています。

何かの出来事に対して


「ムカつく」
「嬉しい」
「癒される」
「何かわからないけど嫌な感じがする」


などの感情はその人のこれまでの膨大な経験が教えてくれている、
生きる上で大事な価値観であり本質なんです。

だからこそ、感情はその人の本質を掴む重要なキーワードなんですね。

しかし、感情って文字通り、感じる情動なわけで、そんなものなかなか気づけないし言葉にできないものなわけです。

そこで、我らがきょうちゃんこと橋中今日子が開発したEMCOカードを使って、その時、その瞬間、に感じた感情に言葉を与え、言語化するわけです。

やってみるとわかりますが、感情は言語化して初めて気づけます。
気づける=取り扱うことが出来る様になります。

「あぁ、私はこの時本当は寂しかったんだ。だからあの人の言葉に怒りが沸いてきたんだ」


「面倒臭いから課題が進められないかと思っていたけど、実は皆んなからの評価が怖かったんだ。そう言えば過去にこんな体験したよな」


と客観視することができると、どうすれば良いか解決策も見えてくるんですね。

言語化とは自分の内部(心)にあったものを、外部(言葉)に出す作業でもあるんです。

これを普通のセッションではなかなかできない感情の言語化をEMCOカードコーチングではいとも簡単にできちゃうから強力なんです。
その人の心の中、本質に迫れるわけです。


、、、が、しかし、


、、、だから、こそ、


強力であるが故にEMCOカードコーチングは危険でもあるわけです。
人の内部(心)がいとも簡単に外部に表面化しちゃうから、非常に取り扱い注意なんです。

だって誰でも自分の心を覗き見されたくないですよね?(ある意味裸を見られるより恥ずかしい)

それに(これは表現が難しいところですが)、
自分がその感情・心に向き合う準備も整ってない時に、その感情・心が目の前に出てきたら戸惑うし、否定したくなりますよね?

それをEMCOカードコーチングではやるわけです。

とっても有意義な一方で、とっても危険でもあるわけです。

これをきょうちゃんは


「EMCOカードセッションは脳外科手術と同じ」


と表現しています。

だから認定コーチの養成講座ではトレーナーのきょうちゃんから、その扱い方、関わり方を徹底的に指導されます。

セッション中でも良くないと判断されたら容赦なく止められます。

それぐらい感情とは繊細なものなんですね。

なんだか怖がらせるような表現になっていないか不安ですが、物事を表面的な解決ではなく、本質的、根本的な解決を望む方にはオススメします。

EMCOカード認定コーチであれば、きっと安全に素敵にあなたの望む方向に一緒に進んでくれることでしょう。

EMCOカードセッションは対処療法ではなく根治療法です(と、最後に看護師らしいことを言ってみる)。


最後までお読みいただきありがとうございました。