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~日常~シリーズ

勝山さんが私に問いかけた。
「確かに山から降りてきた時なんか 誰一人もいませんでしたよね。女将さん以外は…そう言えば勝山さんのタクシーなんだか時間が経ったように寂れてたような気がしましたね」
やや早い口調で言った。
「おい 何をこそこそ話しているんだ!! もう少し急いでくれんかね」
足をはやめると、徐々にだが、声の主の顔が見えはじめた。
つづく…

~日常~シリーズ

一歩一歩、声の主の元へ歩いていく。逆光のせいで、近づいても輪郭すら見えない。
得体の知れない声の主がまた一言話だした。
「旅館もそうだが この村全体が遺産になってるのも知らなかったのか?この場所を【時間が止まった村】だという事もしらんのかね?うん…」
勝山さんと自分との間に少し沈黙をおくと、
「え!時間が止まった村!?ん~理解しがたいな~よくわからん。君はわかるかな?」

つづく…

~日常~シリーズ

「寝言はいい!はやく表にでなさい!お前らの言い分は後でたっぷり聞いてやる ほら はやく出なさい!!」
ライトの灯りが眩しすぎて声の主の姿はみえない。
2人は素直に聞き入れ、庭先に足を向かわせた。
「女将さんは戻ってこなかったですね」
歩きながら私は勝山に話しかけた。
「女将さんも心配だけど…今は目の前の得体の知れないナニモノかが心配だよ」
やや、困った顔をした勝山さんは自分の頭を掻いた。

つづく…