釣具量販店の閉店ニュースが大手のメディアでも報じられる様になりました。
そのせいか先日の地方出張時にも
「その話題はお客様からもご心配のお声がありましたよ」と
担当者さんとの会話にもなっておりました。
事実釣具市場はレジャー白書での数字同様に落ち込んでおります。
よく言う”コロナの反動”は特に大きく。
コロナ終焉を迎えた今もコロナ以前に回復しているかといえば全然なところもあります。
コロナ禍と言われた時期の中でも大型閉店はありましたので今更でもないのですが
ごく小さな記事でも経済誌のニュースが一般のニュースに拾われると大手メディアでも
報じられると言う流れになっております。
実は過去にも我が業界は変動を繰り返しておりましてその都度には
プロショップさんの勢いが増した時もあったり。地方の量販の他地区への進出だとか
まあ色々あるわけでして。
それがスケールメリット以上に新規出店が続いてしまった反動だと思っております。
元々そんな市場ではなかったんですよ。
そうなるとスケールメリットギリギリの店舗数で運営するのが得策で
それの移行期ではないかとも思っております。
釣具メーカーの廃業、閉業も実は多くなくある中で
加えて趣味の延長でメーカー起業する方も多くなっているようで
業界仲間とよく話すのは
「何もこのタイミングで無くても良かったんじゃね?今大変なのわかってんのかねぇ、、、」
なんて会話もあったりして。
まあ趣味ですからね。
でも「今じゃないですよ!」と言いたいけど
実は展示会でここ10年くらいずっと言ってますけどね。
まずは現状の釣具業界がどこまで市場を維持できるかの瀬戸際に来てます。