コロナバブルの反動。 | エンブリヲフライシステムのブログ

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2019年の大阪フィッシングショーの頃

すでに会場ではマスクが必須でしたね。

そして聞こえてきたのは「中国の工場が閉鎖していていつ再開するかわからない』という

声。

コロナで生産が止まり中国に依存している業界はしばらく商品が入ってこなくて

かなり品不足が目立っていました。

コロナ禍での害主知規制が続き少し緩和し始めたのが郊外でのレジャーでした。

アウトドアブーム(釣りも含む)が始まりました。

ファミリーフィッシングを中心にそういったクラスの釣具は売れました。

その反面

有名釣り場は今まで釣りに興味のなかった人たちで溢れ漁港などはゴミなどのトラブルで

徐々に立ち入り禁止を掲げて行ったのです。

 

そして、徐々に緩和された他のレジャーへと行き始めると

気がついた時には市場に中国からの釣具が溢れ在庫過多になっていました。

 

商売にはタイミングというのがありますね。

運とも置き換えられるかもしれません。

コロナ前に設立されたジグメーカーをショーで見た時の派手な演出。

聞いたことがないメーカー名

花魁のようなコスの煌びやかな女性をはびらせた演出で派手派手だったのを

思い出します。

地元の量販店に少しづつ入り始めて関東も少し並ぶようになったかなと感じたのが昨年〜今年でした。

 

そして今月の官報に出ていた破産の情報

見事にコロナの影響を受けてしまったらしいです。

既存のメーカーは厳しいながらもなんとかやっていたのに

やはり他業種からの参入というのがタイミングが悪いというか

経験の蓄積がなかったのかなとそれと中国生産の影響を受けてしまっていたらしいですね。

他社は翌年には工場も立ち直ってきていたのに。

何が違うんでしょう?

本当のことは分かりませんが。

 

情熱のある方が経営されていた感じはしますが釣りの情熱と経営は

別なんだなとも思いました。

 

以前のブログで

問屋さんの展示会で他業種からの新規参入のお話を書いた事があります。

大抵2〜3年でいなくなってしまうので

釣具業界は相当簡単に儲けられるのかと思われてるのかなあ?と

思っていましたが。

 

そうでもなくて

釣りと製品に対していくら情熱があっても

コロナというものが世の中を狂わせてしまったのかなとも思います。